未曾有:未曾有(みぞう)とは、「これまで一度たりとも起きなかったような、極めて稀な事態(珍事)」を意味する言葉。「いまだかつて有らず(未だ曾て有らず)」と読み下しできる漢語表現。もっぱら「未曾有の(+名詞)」という言い方で用いられる。どちらかといえば、災禍や不祥事といったネガティブ寄りの出来事を形容する語として用いられやすい。 以上、https://www.weblio.jp/ より
このところ漢字、地名、苗字の読みや、形(シルエット)から都道府県名を当てるようなクイズ?がiPhoneの画面によく現れる。現れるから見るのか、見るから更に現れるのか。そのアルゴリズムがどうなっているのか知る由もありませんが、私のことをよく知っているシステムであることは間違いないようです。
さて、今日は「未曾有、何と読む?」がやってきました。未曾有の災害、などと使われる「みぞう」ですが、こんな簡単かつ常識的なもの、クイズにもならんだろうと思いながら、思い出した。どこの国のとはあえて云わないが一国の首相ともあろうお方が未曾有を「みぞゆう」と読んだことを。いや、むしろ未曾を「みそ」と云い間違えなかったことを褒めるべきか。
当時かなり話題になったので、他にも順風満帆を「じゅんぷうまんぽ」、思惑を「しわく」、踏襲を「ふしゅう」、破綻を「はじょう」、有無を「ゆうむ」などと誤読し話題になったことを思い出しました。
追記:調べたらもっとたくさんありました。https://netafull.net/neta2009/028946.html
有名中学合格できませんね。
人のことはさておき、お前はちゃんと読めるのか、間違いはないのかとおっしゃりたい方もおられることと思いますが、郷秋<Gauche>はサンデー毎日のしがない無職者ですので、私のblogやFBで誤字・脱字があろうが、言い違い・勘違い、思い込みによる事実と異なる記述があろうが何ら問題になることはない訳ですが、上の間違いをされたのはG7メンバーでもある有力国家の首相です。しかも、恐らくは官僚が書いた原稿を見ながらの国会答弁で読み間違っている訳ですね。
最近では某国の大統領が、近頃事故で亡くなった議員の名前を呼んで「どこにいる?いないのか?」と云ったとか、同国の副大統領が韓国のことを北朝鮮と云い違えたとかがニュースになりましたが、これは原稿無しで話をしている時の間違い(勘違い)であって、原稿に書かれている漢字、しかも中学校レベルの漢字の読み違えとは次元の違う話です。
件の首相はわずか一年でその座を去りましたが(読み違えで恥をかく事もなく安心)、いまだに政権の要職に座し、元首相の国葬も氏の意思により強行されたとする見方もあるなど、いまだ裏で糸を操っているように見えもします。市井の民には想像のしようもない、まさに魑魅魍魎の世界ですね。
と云う訳で今日の一枚は、落ちているのを見つけるとつい拾いたくなる、クヌギの団栗。「だんぐり」ではなく「どんぐり」です。国会答弁の際に間違えませんように。原稿を書くお役人様はフリガナをお忘れなく(^^)
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは10月1日に撮影した写真を5点掲載しております。稲刈り時を迎えた森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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