「物語 ウクライナの歴史」を読み終えて、ただいまは「物語 フィンランドの歴史」を読んでいるところです(いずれも中公新書)。
ウクライナは今、注目の国ですから読む理由もご理解いただけるかと思うのですが、ではなぜ次にフィンランドかと云いますと、ウクライナ、フィンランドそして日本には共通していることがあるからです。
答えはズバリ、いずれもロシアの隣国であり、固有の領土を侵略された歴史があることです。ウクライナは今まさにロシアによる不当な侵略を受けている最中ですし、フィンランドもまたロシアによる侵略、統治を経験しております。そして日本も1945年に、一方的に「日ソ中立条約=日ソ不可侵条約」を破棄したソ連に南樺太と千島列島を侵略され、現在も南千島の四島が不法に占拠されたままであることはご存知の通りです。
日本とウクライナは8,193km(ゼレンスキー大統領による)、日本とフィンランドは7,548km(Wikipediaによる)を隔て、遠い国であるようにも思われがちですが、ロシアという国と東西で国境を接し、それぞれに領土問題を抱えているという共通点があるのです。
私にとってのウクライナは、2月のロシアによる侵略が始まるまではほとんど意識をしたことない国でしたが、フィンランドはかつての職場で二人もフィンランド人の同僚がおりましたし、木の家に住んでいる、家に入る時に靴を脱ぐ、魚を食べる、時間に正確など日本人と似ているところもあり(行ったことはないのですが)、実は勝手に親近感を持っている国ですので、興味深く「物語 フィンランドの歴史」を読んでいるところです。
そう云えば、かつての同僚の一人が「お母さんの体調が思わしくないので国に帰って世話をしたい」と云って退職・帰国したことを思いだしました。個人主義的思考が強い国民性だと云われながらも、家族との関係となると日本人以上に日本人っぽいところがあるのだと驚いた記憶があります。
そんなこんなで読んでいる「物語 フィンランドの歴史」ですが、読み終わったところで何がしかの漫文を書くことができれば良いなぁと思っているところです。書けるかどうかわかりませんが・・・
横浜の住宅地の中に残された小さな里山の四季移ろいを毎週撮影しているblog「恩田の森Now」に、ただいまは6月11日に撮影した写真を7点掲載しております。梅雨の間、曇り空の下の森の様子をご覧いただけたら嬉しいです。
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