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ステップ4の続きです。車体各所の修正の大部分が終わったので、組み立てガイドの指示に従い、パーツを切り出して並べました。
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背面パネルA7を取り付けました。この範囲にもガルパン仕様への工作ポイントが幾つかあります。
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公式設定資料図を御覧下さい。予備燃料パイプの再現、後部円形ハッチ上のハンドルの追加、下端中央のヒンジ部の除去およびリベットへの変更、などがあります。またオレンジ色の円内のリベットは、キットパーツA7では再現されていないので追加します。
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キットパーツA7における修正ポイントは、このようになります。
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修正作業を施し、残りのパーツを全て組み付けました。
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さらに車体各所での追加工作を続けます。劇中車のシーンをみると、前述したようにワイヤーフックの固定具の左右にL字形の金具がつきます。車体前端の左右には、二穴式の履帯張度調整用金具があります。フラッグ車以外は、アンテナは未装備で基部のみがあります。
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車体前端の左右に、二穴式の履帯張度調整用金具をプラ材で自作して取り付けました。
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ワイヤーフックの固定具の左右にL字形の金具をプラ板でそれらしく追加しました。
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アンテナ基部は、パーツA17の該当部分をカットして取り付けました。後でピンバイスで穴をあけておきました。
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さらに、左側面前端にある前照灯の位置が、キットの取り付け位置よりも前にあります。右側フェンダーの後ろにつく道具箱A8に、省略されているヒンジを追加します。
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前照灯のパーツA23およびA24を、劇中車と同じ位置に取り付けました。キットにある取り付け穴は、後で埋めました。コードのモールドは、後の塗装時に一部を消して目立たなくしました。
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右側フェンダーの後ろにつく道具箱A8です。省略されている二つのヒンジをプラ板で追加しました。
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以上で、車体パーツにおけるガルパン仕様への全ての修正および追加工作を終え、ステップ4の工程を完了しました。この段階までくれば、後は細かい修正が幾つかあるだけになりますので、作業が楽になります。
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ステップ5では、主砲を組み立てます。ここでの修正箇所は一つだけです。
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パーツを全て切り出しました。
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劇中のワンシーンを見ますと、主砲の防盾のパーツD13にある三つの穴のうち、上図の位置の穴が無いことが分かります。これに従ってパーツの穴を一つ埋めました。
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主砲の組み立てが終わりました。主砲防盾のパーツD13の穴の一つは、パテで埋めています。 (続く)