
去る10月17日、模型サークルの知人アンドー氏に誘われて、大阪日本橋の堺筋オタロード界隈へ出かけました。ガルパン戦車プラモデルのショッピングのチャンスでもあるので、モケジョのチームにも連絡したところ、近藤エリさんと佐藤ミカさんの二人が参加してきました。お二人とも、劇場版を観てガルパンに興味を持ち、ガルパン戦車プラモデルゼミナールに毎回参加しています。
今回は、アンドー氏がガルパンのキャラポップストア見学とガルパン一番くじのチャレンジをやりたいと言い出したことが発端となりましたが、一番くじの方は事前に問い合わせたところ、殆どの店舗で完売しているとの事でした。なんや売り切れか、つまらんな、と呟くアンドー氏でした。
私のほうも、今回のガルパン一番くじへのチャレンジは興味が湧かず、見送っています。回を経るごとに賞品の質がだんだんと落ちてきているようで、今回はタオルとクリアファイルばかりになりました。そんな安直な品揃えに陥るのであれば、キャラポップストアのガルパンくじの方がまだマシだな、と思いました。

まずはアニメイト日本橋店に行きました。それぞれに自由に見て回って購入もしましたが、私自身は見学のみで終わりました。ガルパンのグッズは劇場版のクリアファイルとステンレスマグ、タペストリー類ぐらいしか見当たらなかったからです。
ついでに上階のらしんばんにも寄りました。エリさんミカさんのモケジョコンビは、ねんどろいどぷちやカラコレやにいてんごなどの中古品をあさっていてガルパンキャラクターの品を複数ゲットしていました。これを戦車と一緒に飾るんですよ、と笑顔で話してきたエリさんでした。ミカさんは他アニメのキャラクターも三つほど買っていて、改造してガルパンのモブキャラにします、と張り切っていました。
要するに、私が今までねんどろいどぷちやカラコレやにいてんごなどのガルパンキャラクターを戦車に添えて寸劇を楽しんでいるのを真似してみたいそうです。

続いて今回のメインとなるナムコ日本橋店に行きました。ガルパンのキャラポップストアが11月19日まで稼働中なので、一度は見ておこう、とアンドー氏が言いました。氏とは二年前にもナムコ梅田店でのガルパンキャラポップストアに行っています。その時の記事はこちら。一人で行った時の記事はこちら。

ガルパンのキャラポップストアは一階にあり、店先すぐのスペースを占めていました。

営業期間は2016年10月8日から11月19日までです。西日本では唯一のキャラポップストアです。公式サイトはこちら。

キャラポップストアの全容はこんな感じです。

キャラクターパネルは、各チーム隊長たちが並んでいました。継続高校チームのミカだけが居ませんでしたので、ミカさんが「なーんで仲間外れなのおー」と不満げに両頬を膨らませていました。すかさずアンドー氏が「パネルになることに意味があるのかなー」と応じましたが、完全に無視されていました。

モケジョコンビに「どの隊長が理想像に近いですか?」と試みに質問してみたところ、エリさんが「おケイさん。頼れるお姉さまって感じだし、フランクなのも高ポイントですよ」と答えてくれました。ミカさんも大きく頷いていて、「部活で部長やってもらうんなら、やっぱりケイですね」と言いました。
ケイがガルパンの女性ファンに結構人気がある、という噂はどうやら本当のようです。

ショップのフロア全体から見ると、パネルは全て脇の通路空間に固まっているので、販売コーナーからは殆ど見えませんでした。

今回、大部分の商品は充分な在庫がありました。めいめいに好きなのを購入しましたが、一番ガチのガルパンファンである私が、一番購入数も金額も少なかったのはほとんど笑い話でした。

上図の中央寄りにあるガルパンランドリーバッグは四人とも購入していました。人気商品の一つなので、初登場した頃はすぐに売り切れてしまっていた品です。
上図の右には、大洗のガルパンギャラリーでも販売している商品がありました。こんなの売ってんやー、大洗にもいっぺん行ってみよか、と話し合っていたモケジョコンビでした。

アンドー氏は、上図の下にみえるクッション類を三つほど買っていました。それ何に使うんですか、とエリさんに聞かれ、「イヨマンテの夜に供えるのじゃ」と意味不明の返事をしていました。

それから近くのレストランで昼食をとり、午後からはガルパン戦車プラモデルのショッピングをやりました。今回のエリア内でガルパン戦車プラモデルの公式および適応キットを買うならば、ボークス日本橋店とジョーシンキッズランド日本橋店の二ヶ所が定番となります。
まず、ガルパンコーナーも充実しているボークス日本橋店に行きました。四階のAFVコーナーへ直行し、ガルパンコーナーに並べられた公式および適応キットを見ながら、モケジョコンビと質疑応答を繰り返しました。ツールや塗料も色々欲しい、という二人の要望に応えて、アンドー氏がAFV向けのツールの選び方、塗料の組み合わせ方のコツ、などを丁寧に伝授していました。
ガルパン戦車プラモデルは、ガルパン仕様に作る場合は色々と改造や修正が必要なので、それに見合ったツールが幾つか必須となります。私の経験からいうと、ニッパーの他、電動ヤスリ、彫刻刀、ピンバイス、ラインチゼルなどが結構使用機会が多く、ヤスリ類はペーパー、スポンジ、タイラー、など各種織り交ぜて使います。パテもラッカー、ポリエステルの2種があれば大体まかなえます。
それらを説明しつつ、該当する商品を色々と見てゆくと、モケジョコンビはそれらの半分ぐらいを購入していました。
プラモデルキットの方は、ガルパンコーナーにある陳列品だけでなく、他の棚のもくまなく見て、適応キットが意外に多いことを知りました。海外メーカーの製品が色々あるので、これまでタミヤキットしか作っていないモケジョコンビは興味津々で見ていました。値段もピンからキリまでありますが、安い品はたいてい古いキットか組みづらいキットであるようです。
結局、やっぱりタミヤの製品がいいかな、という話になりましたので、移動することにしました。

最後に入った、ジョーシンキッズランド日本橋店です。タミヤコーナーがあるので、タミヤの製品はだいたい揃っていて、以前は品切れだったアイテムも揃っていました。ガルパンコーナーも小さいながら設けられていましたが、モケジョコンビはそれぞれにタミヤの適応キットを二つずつ買っていました。公式キットにも同じ戦車がありますが、価格はタミヤの方が安いから、ということでした。
さらに塗料類も、だいたいこちらで多くを購入していたようです。ミカさんが「サンダースのカラーのスプレー欲しい」というので、私が使ったタミヤのエアーモデルスプレー等を教えたりしました。エリさんは塗装用の回転台を探していましたが、それを聞いたアンドー氏が、「ずっと使わないのが手元に一個あるんで、今度譲るよ」と行ったので喜んでいました。
さらにアンドー氏は、通販向け在庫と店頭販売向け在庫が別々であることを説明し、通販で売り切れてても店舗に行けば買える場合がある、と教えていました。ミカさんが「こっちで色々見てますと、通販じゃ品切れとか扱ってないとかの品が結構ありますね」と納得したように応じていました。そしてドラゴンのM4A1オペレーションコブラのキットを買おうかなとしばらく悩んでいました。
「もしかして、シャーマンを色々作る気なの?」
「ええ、チームで再現するんなら4輌ぐらいは作りたいな、と。他のチームよりサンダースが簡単そうですし。転輪とか作るの、アメリカ戦車が一番楽やなって思うんです」
それを聞いて、なるほど、それは確かにそうだ、と納得しました。
その後、大阪駅北のヨドバシにも立ち寄って色々見物し、早い夕食を楽しんで盛り上がったのは、いつもの成り行きでありました。モケジョのガルパン戦車への視点、というのが、いつ聞いても面白くて参考になるからです。