大室山の火口周縁散策路を三分の一ほど歩いた地点から、北側を見ました。歩いてきた道が細く稜線上にのびていました。上図左端の赤い屋根は浅間神社です。原作コミック第9巻119ページ1コマ目の景色です。
この日は天気も良く、周辺の眺望は素晴らしかったのですが、遠くに望まれるはずの富士山は雲霧に隠れて見えませんでした。
コースの半分ほどを歩いて、大室山火口周縁の南側の最高所に着きました。すなわち山頂で、三等三角点が設置されています。どこの山にもありますので、中世戦国期の城跡巡りをしていた時期にもよく見ました。
この真上から見下ろすアングルで、原作コミック第9巻119ページ4コマ目に出てきます。このあと各務原なでしこ達が揃って口を三角点の形に作って大垣千明を笑わせていますね。
山頂から西辺にかけては下り坂になります。山頂までは長く緩やかな登り道でしたが、下りの道は短い距離で一気に降ります。原作コミック第9巻120ページ4コマ目のアングルです。
だいたいコースの四分の三ぐらいを歩いたあたりの景色です。リフト乗降所の展望所や売店、そして浅間神社が見えました。
振り返って山頂を見ました。坂道がかなり急であることが分かります。だから時計回りに回るのが楽であるわけです。
ここにも石仏の列がありました。
なるほど、五智如来地蔵尊ですか・・・。
だんだんと終点が近づいてきました。強い日差しの下でしたが、ずっと強い風に吹かれていたのでむしろ涼しいぐらいでした。
リフト乗降場隣の富士山展望所に着きました。これで火口周縁散策路を一周したわけです。
遠くまで綺麗に晴れていれば、この標識の奥に富士山が望まれる筈でした。原作コミック第9巻121ページ1コマ目にて全員が記念撮影したのもここでした。
私自身は、大室山南辺の山頂をバックに、原作コミック第9巻と共に記念の自撮りで済ませました。ただ、どうしても撮影の際に笑ってしまうので、表情をつくろうのが大変でした。
大室山、実に楽しいところでした。四季折々の景色の変化も素晴らしいことでしょう。また季節を変えて再訪したいです。
ゆるキャン△の聖地巡礼は、どこでも風光明媚の名所が多く、普通に観光で行っても楽しめますし、テンションも大いに上がります。ガルパンの大洗では全く味わえない景色と雰囲気が沢山味わえるのが、ゆるキャン△聖地巡礼の魅力の一つだと思います。 (続く)