カーゴタワーの最上段のカーゴ部分を作ります。材がタワー部分より細く、複雑な形状をしていますので、よく観察して設計図をひき、左右のトラスから組み立ててゆきました。本体は角棒1ミリ、丸棒1ミリで構成し、底部のみを角棒2ミリで作りました。
底部を組み上げました。長辺7.4センチ、短辺2.6センチとし、角棒2ミリで枠を作り、プラ板をカットして上に貼りました。
底部の裏面です。このように角棒1ミリで5本の支材を付けました。劇中車の状態に合わせました。
トラス部分に使う角棒1ミリをカットして準備しました。トラス部分の下弦材は角棒2ミリで作り、長さを7.0センチとしました。その上にトラスを組みます。
トラス部分の枠が仕上がりました。上弦材の長さは7.4センチ、支柱は3センチです。
左右のトラス部分の枠、底部を並べました。
一気に組み付けました。接着剤が乾くまでに、各所にスコヤ定規を当てて形を整え、歪みが生じないようにしました。ここで歪みが出ますと、斜材もきちんと組めなくなります。
角棒1ミリで斜材を入れて交差状に組みました。枠内の寸法は縦3センチ、横3.3センチです。上図左側の隅の支柱は丸棒1ミリで作りました。おそらくこの左側の枠が可動してカーゴへの出入りが出来るのだろう、と推定しました。
かくして、約2時間でカーゴ部分が仕上がりました。三段のタワー部分とあわせて今回の制作のメインでありました。丁寧にカットした材を一つ一つ慎重に組み付けて、間違いが無いか何度もチェックしました。ここまでくれば、後は楽になります。 (続く)