カチカチ山こと天上山の山頂には、「たぬき茶屋」と名付けられたフードショップ兼売店があります。看板を白いタヌキが上から支えています。
この看板も「へやキャン△」第5話にそのまま出ています。看板を白いタヌキが上から支えているのも同じですが、「たぬき茶屋」が「たぬき喫茶」に変えてあります。やっぱり、そのまま出すのはタブーなんでしょうか・・・。
「たぬき茶屋」の店先の囲いのあるベンチも、既視感バッチリでした。
劇中で野クルの3人が座っていたベンチです。奥の「たぬき喫茶」の外観も、実際の「たぬき茶屋」と同じでした。観光客が大勢居たため、あまり撮影が出来なかったのが残念でした。
「たぬき茶屋」の隣の売店の屋上が富士山展望所になっており、上図のような景色が楽しめました。富士山展望所への階段は北と西の二ヶ所にありますが、劇中で各務原なでしこ達が登っていったのは北側の階段です。
実際にはこのように展望所の南東隅から富士山が見えるのですが・・・。
劇中ではちょっとアングルが南に寄っているうえ、富士山が大きく描かれています。展望所の囲いの塀も高くなっています。これもアニメの演出の一つでしょう。
いいですなあ・・・、富士山。個人的には、どこからどのように見えても最高です・・・。
西を見ると、右寄りに河口湖が望まれました。先に見上げた「たぬき茶屋」の看板の裏側も見えます。看板を支える白いタヌキの後姿が面白いです。
観光パンフレット類などによりますと、この高さで富士山を裾野まで眺められるスポットはここだけだそうです。だから観光客に人気があるようで、コロナ禍の自粛モードの下でもここだけが行列になって賑わっていたわけです。
ですが、これでも通常繁忙期の1/4ぐらいの人出しかなかったらしいです。普通ならロープウェーも一時間以上待ちが当たり前、であったそうです。考えようによっては、良いタイミングで来られたことになるな、と思いました。
上図のタヌキとウサギの右側に、ハート形のオブジェのようなものがありましたが、若いカップルが必ず撮影していましたので、恋人たちのスポットにもなっているのかな、と思いました。 (続く)