私のガルパンプラモデル製作におけるプラウダ高校チーム車輌の12作目は、上図のKV-2にしました。この車輌を作れば、テレビシリーズ以来のプラウダ高校チームの主要4種の戦車が全て揃います。最初のT-34/76を作ったのが2016年1月のことでしたから、4年近くが経過しています。ようやくというか、やっとというか、遅々たる歩みでありました。
今回の制作の契機は、サークル唯一のガルパン仲間であるT氏との長電話にて「KV-2は作るの難しいのかね?」と訊かれて答えられなかった事でした。まだ作ってないから簡単か難しいかは分からん、と応じたところ、「何や、まだ作ってなかったんかい」と呆れられました。確かに、まだ作ってないのは何でだろう、と自分自身に呆れたことでした。
一応、事前の製作ポイントやガルパン仕様などはノートにまとめてありました。改造はそれなりに多いけれど小改造ばかりで、そんなに手間取るようには思えなかったこともあり、いつでも作れる、と考えていました。それで他の難しそうな車輌のほうを先に作る、という流れが重なっていたため、気が付いたら3年余りも経ってしまっていたわけでした。
周知のようにKV-2に関しては、テレビ版とOVA「スノー・ウォー!」版の2種類の仕様が存在します。今までの主要戦車は全てテレビ版仕様で製作しているため、今回のKV-2も同様に作ることに決めました。
ですが、劇中車のシーンは、上図のように右側面の姿が殆どで、正面と背面の一部のシーンも僅かにありますが、左側面の姿はテレビシリーズではついに無く、劇場版にてようやく数シーンが出てきます。
なので、左側面に関しては公式設定資料の画像を参考にすることにしました。正面と背面も然りです。
プラッツ発の公式キットです。ずっと積んだままでしたが、ようやく箱を開けました。
中身はタミヤの古い製品です。普通にストレートに組めば楽な筈ですが、ガルパン仕様への改造が幾つかありますので、たぶん今回も多少は手間取るだろうな、と予測しました。
組み立てガイドの表紙と裏表紙です。公式キットではおなじみの才谷屋龍一さんのイラストです。
ステップ1です。三種類の車輪を作りますが、まずはフロントホイルとドライブスプロケットを先に作ります。ロードホイルにはガルパン仕様への改造を加えますので、後回しにします。
左がフロントホイルつまり誘導輪、右がドライブスプロケットつまり起動輪のパーツです。タミヤキットではおなじみのポリキャップも付きます。
組み上がりました。 (続く)