最終章第3話の公開前の、外れるかもしれない予想を引き続き楽しんでゆきましょう。
今回は、ネット上においても大洗においてもよく話題にのぼっている、島田愛里寿の転校先について予想というか、妄想を拡げてみたいと思います。本当に転校するのか?と訝る意見もあるようですが、既に劇場版の円盤のOVA「愛里寿・ウォー!」で大洗女子学園への転校を模索して取り止めています。その理由が「みほさんともう一度戦いたい」でありますから、転校そのものを止めた訳ではないことが明らかです。
さらに、最終章第2話でもこの件は再度描写されており、島田愛里寿が西住みほに訊ねられ、まだ転校先が未定であることを明かしています。
したがって、この島田愛里寿の転校というのは、単なる冗談話とか希望的観測とかではなく、島田家にとっての重要課題であることが伺えます。愛里寿だけの問題ではなく、母の島田流家元島田千代も関与している件である、と捉えてよいでしょう。
なにしろ、島田千代は、劇場版の段階でも対大洗支援連合との試合を、西住流との対決試合とみなして娘に相手を叩き潰せと命令しています。それで敗北したにもかかわらず、試合後に「次からはわだかまりのない試合をさせて頂きたいですわね」と西住しほに伝えています。
なので、愛里寿が西住みほとの再戦を希望するのは、本人の意向もあるでしょうが、母千代の意向もかなり反映されているのではないかと推察します。どうもガルパンの世界観においては、戦車道の二大流派の対決というストーリーも一つの流れとして意識されているように思われます。
どのみち、もう一度試合をしたいのならば、愛里寿が高校生になって大洗女子学園以外の高校の戦車道チームに属しないと実現出来ないわけですから、やはり転校の件というのは、第3話以降にも何らかの展開が描かれるだろう、と予想出来ます。
ただ、個人的には、それが無限軌道杯の試合期間中になされるのかどうか、と疑問に思っています。優勝チームが確定して試合が終了した後に、劇場版のエキシビジョンマッチのような形式で西住流と島田流との対戦が行われるというのもアリではないかな、と思っています。
いっぽう、サークルのガルパン仲間のT氏は、無限軌道杯の試合期間中に愛里寿が継続高校に転校して第3試合で大洗とあいまみえるのではないか、という予想をかなり以前から主張しています。確かに無限軌道杯の試合期間中であれば、大洗との対戦があと1、2回は実現するので、この予想も魅力的です。ただ、T氏の予想の根底には、継続高校のミカは苗字が島田でつまりは愛里寿の姉である、といういわゆる姉妹説が横たわっているようです。
この姉妹説、やたらと各方面で聞くのですが、要するにけっこう期待しているファンが多いんでしょうね・・・。もし、第3話以降に本当の設定になったら、どういうことになってゆくんでしょうか・・・。