気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

プラウダ高校 T34/76 作ります!! その5

2016年02月14日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8では、砲塔を車体にセットし、警笛のパーツD24を取り付けます。燃料タンクは劇中車にはついていませんので、組み立てガイドに従っての工程はこれで終了となります。
 ガルパン仕様では、車体の各所に手摺がつきますので、オプションパーツを使用して取り付けます。その後、車体の隙間などを塞ぐ追加工作を行ないます。


 ワンシーンにて劇中車の姿を見てみましょう。御覧のように、警笛はキットの指示とは反対に前向きにセットされ、位置もやや上寄りです。手摺は、エンジンデッキの左右のパネルの上に一対が、車体左右側面の上部に二本が一列につきます。


 警笛のパーツD24を取り付けました。


 エンジンデッキの左右パネル上の一対の手摺は、パーツA18を使用して再現しました。


 車体左右側面の上部の手摺は、パーツE13を使用しますが、キットのパーツは上図の上のように長い一本の手摺の形となっています。劇中車のは中央で等分割されて二本となり、それが一列に並びます。形状および取り付け位置もやや異なりますので、改造が必要です。
 そこで、上図下のように、中央でカットします。


 さらに手摺の形状を劇中車のそれに合わせるべく、各所でカットして作り直します。プラ棒や真鍮線などで自作する手もありますが、今回はキットパーツE13を活用することにしました。寸法を測ってカットし、逆に付け替えてゆくと、劇中車の手摺の形になります。


 ひとまず、一対の手摺が仕上がりました。


 同じ要領で、もう一本も改造し、二対の手摺を完成させました。


 車体側面上部に取り付けました。これで劇中車と同じ手摺の形状になりました。


 全体的に見ますと、こんな感じです。


 砲塔をセットし、組み立て作業が全て終わりました。


 薄くサーフェイサーを吹き付けて、各所のヤスリ跡や穴埋め跡の痕跡が残るかどうかチェックしましたが、とくに問題はありませんでした。白くなると、冬季塗装の状態に等しいので、プラウダ高校チームの車輌の雰囲気が出てきました。


 最後に、車体のフェンダー内側の大きな隙間を塞ぐ工作を施します。モーターライズキットの常で、フェンダー内側には御覧のような吹き抜けがあります。かつては着脱自在にして乾電池を入れ替えられるようになっていた名残です。


 後部の起動輪の根元にも、大きな隙間が残っています。これが一番目立ちますので、塞いでおく必要があります。


 プラ板をカットして全ての隙間を塞ぎました。まあ、こんなところでしょうか。これで塗装前の全ての作業が終わりました。 (続く)

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ガルパンの戦車喫茶

2016年02月13日 | ガールズ&パンツァー

 テレビシリーズの第5話に登場した、戦車喫茶ルクレールでののシーンです。他校の生徒もかなり来店しているようで、なかなか繁盛しているようです。熊本の黒森峰女学園の西住まほ隊長および逸見エリカ副隊長も来ていましたしね・・・。

 この戦車喫茶は、その煉瓦造りの内装などに既視感がありますので、モデルとなった施設が実在するのかもしれません。パッと思い浮かぶのは、福島県喜多方市の近代化産業遺産の煉瓦蔵群ですが、劇中のように内部にまでアーチ状の意匠が造られてはいません。喫茶店の施設であれば、群馬県桐生市の「蔵」を思い出しますが、内装は全く違います。
 基本的に煉瓦は外装材であって、建物の内装にはあまり使いませんから、戦車喫茶ルクレールのように内部も全て煉瓦造りというのは、珍しいのではないかと思います。でも、ずっと以前に、どこかで見かけた気がするのです。

 劇中の戦車喫茶ルクレールは、第4話に登場した全国大会抽選場の近くにあるようです。全国大会抽選場の建物のほうは、「さいたまスーパーアリーナ」がモデルであることが知られていますので、その付近に戦車喫茶ルクレールのモデルも存在するのでしょうか。
 そういえば、埼玉県にも近代化産業遺産の煉瓦建築がかなり残っていますね・・・。

 ところで、大洗のマリンタワーにあるガルパン戦車喫茶は、内装色のメインがブルー系統ですので、雰囲気からして劇中の戦車喫茶ルクレールの煉瓦レッドカラーのそれとは全く別物です。メニューには戦車ケーキすらもありませんね・・・。
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プラウダ高校 T34/76 作ります!! その4

2016年02月12日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では、砲塔の上面を組み立てます。劇中車の天板は前期型ですので、パーツD8を選択します。ここではガルパン仕様への工作ポイントが二つあります。


 劇中のワンシーンを見てみましょう。御覧のように、砲塔上の左右ハッチの間に別板が張られ、端を3個のリベットで留めてあります。また、吊り上げ用フックは前に2個、後ろに2個がつきますが、後ろの2個はキットの取り付け位置よりも前寄りについています。


 天板パーツD8の内側に取り付けるパーツは三つありますが、上図の下に見える2個のD36は、兵士を乗せるための台です。ガルパンフィギュアを乗せるにはちょっと浅い位置につくので、これは接着しないでおきました。


 天板パーツD8の左右ハッチの間の別板をプラペーパーで再現し、劇中車に合わせて両端に3個ずつのリベットをつけました。仕上がりが雑になりましたが、塗装すれば余り目立たなくなります。


 吊り上げ用フックのD19は、後方の2個のみ、位置を前にずらして劇中車に合わせました。元の取り付け穴はプラ材で埋めました。左右の丸ハッチには、劇中車では円形の縁取りが施されていますが、それを再現するのは難しいので止めておきました。


 ステップ7では、砲塔を組み立てます。砲身や天板などを取り付けますが、ここでもガルパン仕様への工作が二つ追加されます。一つは、砲塔左右側面下端にある段差とエッジを除去すること、もう一つは、今回のキットではオプションパーツになっている砲塔側背面の手摺を追加することです。
 また、覗き窓のパーツD28は、劇中車にはありませんので不要となります。砲塔パーツD10の側面には、D28の取り付け位置が薄くモールドされていますので、削り取ります。


 まず、各部品を揃えました。これらを組み合わせれば、砲塔が出来上がります。


 劇中のワンシーンにて、ガルパン仕様への二つの工作ポイントを確認しましょう。御覧のように砲塔左右側面下端にある段差とエッジが無く、また砲塔の側背面に手摺がついています。


 組み立てに先立ち、砲塔パーツD10の左右側面下端にある段差とエッジを削り取りました。


 削り取った後の状態です。あわせて、D28の取り付け位置モールドも削ってパテで均しました。


 それから砲塔を組み立てました。左右の丸ハッチはピットマルチ使用にて開閉自在とする予定なので、接着はしませんでした。


 最後に、オプションパーツとなっている手摺を取り付けました。左右の後側面にはD26、背面にはD27のパーツを使いました。


 こうして砲塔もガルパン仕様に仕上がり、ステップ7が完了しました。 (続く)
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figma あんこうチームセット

2016年02月11日 | ガールズ&パンツァー

 2月7日のワンダーフェスティバル2016冬にて先行販売され、グッドスマイルカンパニーのオンラインショップでも期間限定で予約を受け付けている、「figma あんこうチームセット」です。出るだろうと思っていたのですが、やっぱり五人揃ってのパッケージになりました。

 これに、「figma Vehicles IV号戦車 車外装備品セット(茶)」が同梱されるそうなので、戦車の「figma Vehicles IV号戦車」とのセット買いを勧めているようなものです。なお、今回の「figma あんこうチームセット」は今後の一般向け販売が無いそうなので、まだ持っていない方は、今回の機会に予約しておくべきです。
 グッドスマイルカンパニー公式サイトの案内記事はこちら。オンラインショップはこちら

 当方はこの五体は一体ずつ順番に購入して揃えましたが、こうして一括のパッケージになりますと、壮観ですね。価格的にも少し安くなっているようなので、お買い得でしょう。
 模型サークルの知人は、在庫整理の一環だろう、と話していましたが、そうかもしれません。単体でのパッケージ品は、五人ともあちこちの専門店で普通に見かけますので・・・。

 なので、他のキャラクターのfigmaが出る可能性はいよいよ低くなりました。主役のあんこうチームでさえ、市場在庫がかなりあるようで、要は売れていないという見方も出来るわけですから・・・。
 ただ、今後は大洗女子学園制服のバージョンが出ますから、figmaシリーズにおけるガルパンキャラクターは、あんこうチームのみ、という基本方針が定められているのかもしれません。

 そういえば、以前に観に行った倉吉博物館でのグッドスマイルカンパニー特別展の時に、ねんどろいどのガルパンキャラクターはあんこうチーム限定、ねんどろいどぷちで対戦校隊長たちを追加、というような話を聞いたことがあります。
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プラウダ高校 T34/76 作ります!! その3

2016年02月10日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4の続きです。車体各所の修正の大部分が終わったので、組み立てガイドの指示に従い、パーツを切り出して並べました。


 背面パネルA7を取り付けました。この範囲にもガルパン仕様への工作ポイントが幾つかあります。


 公式設定資料図を御覧下さい。予備燃料パイプの再現、後部円形ハッチ上のハンドルの追加、下端中央のヒンジ部の除去およびリベットへの変更、などがあります。またオレンジ色の円内のリベットは、キットパーツA7では再現されていないので追加します。


 キットパーツA7における修正ポイントは、このようになります。


 修正作業を施し、残りのパーツを全て組み付けました。


 さらに車体各所での追加工作を続けます。劇中車のシーンをみると、前述したようにワイヤーフックの固定具の左右にL字形の金具がつきます。車体前端の左右には、二穴式の履帯張度調整用金具があります。フラッグ車以外は、アンテナは未装備で基部のみがあります。


 車体前端の左右に、二穴式の履帯張度調整用金具をプラ材で自作して取り付けました。


 ワイヤーフックの固定具の左右にL字形の金具をプラ板でそれらしく追加しました。


 アンテナ基部は、パーツA17の該当部分をカットして取り付けました。後でピンバイスで穴をあけておきました。


 さらに、左側面前端にある前照灯の位置が、キットの取り付け位置よりも前にあります。右側フェンダーの後ろにつく道具箱A8に、省略されているヒンジを追加します。


 前照灯のパーツA23およびA24を、劇中車と同じ位置に取り付けました。キットにある取り付け穴は、後で埋めました。コードのモールドは、後の塗装時に一部を消して目立たなくしました。


 右側フェンダーの後ろにつく道具箱A8です。省略されている二つのヒンジをプラ板で追加しました。


 以上で、車体パーツにおけるガルパン仕様への全ての修正および追加工作を終え、ステップ4の工程を完了しました。この段階までくれば、後は細かい修正が幾つかあるだけになりますので、作業が楽になります。


 ステップ5では、主砲を組み立てます。ここでの修正箇所は一つだけです。


 パーツを全て切り出しました。


 劇中のワンシーンを見ますと、主砲の防盾のパーツD13にある三つの穴のうち、上図の位置の穴が無いことが分かります。これに従ってパーツの穴を一つ埋めました。


 主砲の組み立てが終わりました。主砲防盾のパーツD13の穴の一つは、パテで埋めています。 (続く)

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知波単学園チーム戦車のキット

2016年02月09日 | ガルパン模型制作記
 ガールズ&パンツァー劇場版にて大活躍した、知波単学園チームの戦車部隊は、三種類の車輌から編成されています。九七式中戦車「チハ」57ミリ砲搭載・新車台、九七式中戦車「新砲塔チハ」前期車台、九五式軽戦車「ハ号」です。
 これらのキットは、全てファインモールドの製品です。去年の11月15日より公式キット化されて販売されています。いずれも劇中車そのままの外見です。聞くところによれば、劇場版の車輌の3Dデータは、ファインモールドが自社製品の開発過程で作成したものを提供し、それをほぼ踏襲しているそうです。したがって、キットと劇中車は基本的には同一の形状であるわけです。なので、組み立てるだけでガルパンの雰囲気に浸れます。順に見てゆきましょう。


 上図は、隊長西絹代が搭乗する、九七式中戦車「チハ」57ミリ砲搭載・新車台です。ファインモールドの公式サイトでの紹介記事はこちら
 ベースキットも同じ九七式中戦車「チハ」57ミリ砲搭載・新車台です。紹介記事はこちら。これを公式キット化する際に、履帯がベルト式から連結式に変更され、マフラーガードも新金型で追加されています。デカールには、この車輌に乗って活躍したキャラクターとして、西絹代の他に細見、寺本、池田の三人がついています。

 なお、イカロス出版「AFVプラモカタログ2016」の付録の西絹代フィギュアは、このキットに合わせて造形化してあるそうですので、砲塔ハッチにおさめてその勇姿を楽しむのも良いでしょう。


 続いて、玉田らが搭乗する、九七式中戦車「新砲塔チハ」前期車台です。ファインモールドの公式サイトでの紹介記事はこちら
 ベースキットも同じ九七式中戦車「新砲塔チハ」前期車台です。紹介記事はこちら。これを公式キット化する際に、履帯がベルト式から連結式に変更され、マフラーガードも新金型で追加されています。
 デカールには、この車輌に乗って活躍したキャラクターとして、玉田の他に浜田と名倉の二人がついています。一人は戦車帽を被ってる図と被ってない図の二種類がありますが、これが劇場版パンフレットでは名倉になっています。ところが、モデルグラフィックス2016年1月号の特集記事に収録されているキャラクター設定図では浜田になっています。どちらが正しいんでしょうね・・・。


 さてこちらは、福田が搭乗する、九五式軽戦車「ハ号」です。ファインモールドの公式サイトでの紹介記事はこちら
 ファインモールドの製品には、これと同じ九五式軽戦車「ハ号」もあります。紹介記事はこちら
 ですが、公式キットは新設計品であり、新金型にて製品化されて販売されたということです。

 これらの三種の公式キットは、組み立て易く、パーツの精度も良いので苦労せずにガルパン登場車輌を再現出来ます。車体カラーは三色迷彩なので、塗装段階で苦労する方もいらっしゃるかもしれませんが、そこは「と・つ・げ・き」精神で、「すき焼き作戦」と銘打って「吶喊!」と叫びながら乗り切りましょう。

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プラウダ高校 T34/76 作ります!! その2

2016年02月08日 | ガルパン模型制作記

 ステップ3では、操縦手ハッチおよび車体上部裏側の部品を組み付けます。車体上部裏側の部品のほうは、モーターライズキット時代のポリキャップですが、上下の車体パーツをこれによってピッタリと合わせられるので、意外に便利です。こういうパーツは、他のキットにも欲しい気がします。


 関連する全てのパーツです。左側の前部牽引ホールドA14は、劇中車にはついていませんので不要ですが、車体の取り付け穴を塞ぐために、あえて取り付けることにしました。


 操縦手ハッチにつく二つのバイザーのうち、劇中車では右側が開いた状態になっていますので、その通りに再現しました。


 車体上部裏側にポリキャップB3をはめ込み、前部牽引ホールドA14も取り付けました。


 ステップ4に移ります。ガルパン仕様への工作が集中する、今回の製作のヤマ場です。劇中車はタミヤキットによく似ていると言われますが、厳密には、車外装備品を一切付けない状態に似ている、というべきです。キットでは車外装備品や予備燃料タンクなどのパーツが含まれますが、それらはガルパン仕様では不要となります。
 あと、劇中車にはT34/85の特徴も混ざっていますので、それも追加する必要があります。それで、上図のガイド指示の組み立てに入る前に、上部車体パーツの各所に修正や追加を行ないます。


 修正前の、上部車体パーツです。このまま作ると、当然ながら実際のソ連軍のT34/76の外見に仕上がってゆきます。


 公式設定資料図に、修正および追加工作のポイントを示しました。左右のフェンダーの前部のリブが無い、前部の継ぎ目部分のボルトが4個のみ、ステーの数が少ない、取り付け用金具や予備燃料タンクの取り付けが無い、等が挙げられます。


 さらに劇中のワンシーンにおいては、上図のような諸特徴が見てとれます。操縦手ハッチの右側(上図では左側とあるが誤り)のバイザーが開かれ、前部の牽引ホールドが無い、といった二点は前述しましたが、これに前部フェンダーの内側にボルトが4個並び、その下端が水平にカットされること、操縦手ハッチの下に跳弾板があること、ワイヤーフックの基台が台状でないこと、車体前面上端に補強用のリブがつくこと、等の特徴が加わります。
 これらのうち、車体前面上端の補強用リブは、T34/85の特徴の一つです。


 以上の諸情報をふまえて、車体パーツに色々と修正や追加を行ないます。上図は作業前の車体パーツです。


 右側面においては、上図のような修正や追加を施します。あと、黄円で示した五つの突起がありますが、これらも不要ですので削り取りました。
 また、エンジンフード中央のハッチにハンドルがモールドされていますが、劇中車には無いので、これも削り取りました。


 続いて、左側面の、作業前の状態です。


 上図に示したように、三つの修正ポイントがあります。このうち、前照灯コードに関してはモールドの位置もずれるのですが、劇中車における前照灯との繋がり方がいまいちよく分からないので、上端の盛り上がりのみをカットするにとどめました。


 車体前面においても、幾つかの修正箇所があります。上図は、作業前の状態です。


 上図に示した修正箇所のうち、前掲の劇中車ワンシーンにて列挙していないものを挙げますと、黄円に示したように、金具の両端にL字形金具を追加する、があります。この部分の工作は後送りにしました。
 また、フェンダー内側に溝状の溶接痕がモールドされていますが、劇中車にはありませんので、パテで埋めて消します。


 作業中の状態です。あちこち削り取るのですが、古いキットの常でプラスチックが硬めなので、ヤスリ傷が無数に残ってしまいます。流し込み接着剤を薄く塗り伸ばして、ワックス掛けのような感じでヤスリ傷を溶かして目立たなくしました。


 斜めから見るとこんな感じでした。


 最後に、フェンダー内側にリベット4個を並べて追加し、前述した車体前面部の修正およびや追加の全てを終えました。ですが、まだこれで全てが終わったわけではありません。


 作業後の車体パーツの右側面観です。細かいヤスリ傷があちこちに残っています。


 続いて左側面観です。車体パーツ上には手摺等の取り付け位置もモールドされていますが、大部分が劇中車の状態とは異なりますので、大半は削り取りました。
 車体各所の手摺に関しては、キットにパーツは含まれるものの、組み立てガイドにおいてはオプション扱いとなっています。ですが、劇中車においては手摺も全て取り付けられているので、その接着位置を事前にチェックし、その箇所の不要なモールドを削り取っておく作業も欠かせませんでした。 (続く)
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figma Vehicles IV号戦車H型(D型改)

2016年02月07日 | ガールズ&パンツァー

 かねてより情報が流れていた、figma Vehicles IV号戦車H型(D型改)きょう2月7日のワンダーフェスティバル2016冬販売商品として登場、グッドスマイルカンパーのオンラインショップでも2016年2月7日(日)16:00~2016年2月15日までの期間に限って予約を受け付けています。
 グッドスマイルカンパー公式サイトの案内情報はこちら。オンラインショップはこちら

 今回の品は、前回のfigma Vehicles IV号戦車D型 本戦仕様に続く1/12スケールの第二弾です。聞くところによれば、前回の製品の金型を流用して今回の品を構成したそうですので、基本的な仕様や構造は同じであると分かります。外見上の変化は、主砲の変更とシュルツェンの追加ぐらいでしょうか。

 なお、前回の品の金型を流用したのであれば、前回の品に関しては再生産は有り得ないことになります。つまりは限定品と位置づけられているわけですが、今回の品も同等の扱いになることが予想されます。
 ただ、大きくて高価なため、前回の品は瞬殺完売とはいかなかったようで、現時点でも京都や大阪の量販店や模型専門店に相当の在庫があるようです。先週に京都のヨドバシでも大阪のジョーシンやボークスでも見かけました。アマゾンでも取り扱っています。こちら

 なので、今回の品も似たような経緯をたどることでしょうが、劇場版ヒットによる人気上昇、知名度の向上、ファン層の拡大、という諸要素を考慮すると、今回は瞬殺完売の可能性も否定出来ません。なぜならば、今回の製品は、劇場版の戦車の主役であるIV号戦車H型(D型改)だからです。
 とりあえず、当方は予約しておくことにしましょう・・・。
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プラウダ高校 T34/76 作ります!! その1

2016年02月06日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパン戦車キット制作は、これまでずっと大洗女子学園と黒森峰女学園の所属車輌に絞ってきましたが、劇場版公開を機に、2016年度より対象を拡げることにしました。とりあえず、2015年年末の時期にキットが入手し易かったプラウダ高校チームの車輌を作ろうと考え、新年度の第一作をT34/76に決めました。
 ソ連の戦車は今回が初めてでした。何もかもゼロからの取り組みだ、と銘じて年末に資料調査を始め、京都や大阪の模型専門店へキットの実物見学を兼ねて買い出しに行きました。T34/76のキットは海外製品の方が沢山あるのに驚かされましたが、価格も手頃なタミヤの上図の製品に落ち着きました。ミリタリーミニチュアシリーズの59番で、初版が1970年代という古いキットです。
 が、キットの精度は良好で現在の水準でも充分に通用します。さすがはタミヤだと感心させられます。大抵の模型店でよく見かけますので、再販も重ねて市場在庫が潤沢にあるようです。

 周知のように、ガルパンのT34/76は1943年型です。タミヤからは1943年型は二種類のキットがリリースされています。プラウダ高校チームのT-34/76の外見上の特徴として、砲塔が六角形であること、砲塔上にキューポラが無いこと、の二点が挙げられますが、これに対応するのがタミヤにおいては上図の59番の製品です。もう一種類は149番ですが、これもガルパン仕様への工作に必要となりますので、一緒に購入しておきました。

 なお、ガルパンのT34/76は、現時点でまだ公式キットが出ていません。模型誌などにおいて、一番の適応キットはドラゴンのCH6424であると紹介されていますので、公式キットが出るとなれば、ドラゴン製品がベースとなる可能性が高いです。
 ですが、最近の公式キットのうちのタミヤOEM供給分については、ミリタリーミニチュアシリーズの古い時期のキットが多いため、今回の59番の製品がベースになる可能性も否定出来ません。果たして、どちらになるでしょうか。

 現時点で、プラウダ高校チームの車輌に関しては、テレビシリーズ版の冬季塗装、劇場版のロシアングリーン塗装の二形態が知られます。車体細部形状や仕様も異なっているとの情報がありますが、劇場版仕様の詳細は、まだ公式設定資料集が刊行されていないので不明です。
 そこで、今回からのプラウダ高校チームの車輌群については、テレビシリーズ版の冬季塗装仕様にて再現することにしました。


 パッケージの中身です。初期のキットはパーツ数も少ないわりに精度が良いので、そのまま組んでも良いものが出来上がります。価格も手頃で買いやすく、二、三個買っておくと部品が色々と転用出来たりしますので、ランナー単位で請求するよりも安上がりです。ガルパン仕様に仕上げる場合は、他キットからの部品転用が必須となりますので、必要な製品を幾つかまとめて買うのが良いでしょう。

 組み立てガイドのステップは全部で八つです。普通に組み立てれば数時間で完成させられますが、ガルパン仕様への追加工作が車体パーツを中心に色々と加わりますので、今回のキットも一日では出来上がりませんでした。


 ステップ1です。車輪類を組み立てますが、ガルパン仕様に仕上げる場合はロードホイルAは6個作ります。ロードホイルBは不要です。


 公式設定資料図を御覧下さい。片面5個のロードホイルつまり転輪のうち、前後の1個ずつがゴム付きディスク型になっています。段付きの前期型です。これは同じタミヤのミリタリーミニチュアシリーズの149番のキットに入っていますので、今回はそれを転用しました。


 組み立てが終わった車輪類です。下の4個が149番のキットから転用した前期型ゴム付きディスク型転輪です。同じタミヤのパーツで、ポリキャップによる取り付け方法も同じです。


 この前期型ゴム付きディスク型転輪のパーツは、実物を忠実に模してゴム部分に穴や溝がモールドされています。劇中のガルパン仕様では、穴や溝が雪によって目立たなくなっている感じなので、パテを塗って凹凸感を薄めておきました、最終的には黒く塗りますから、あまり目立たなくなると思います。


 ステップ1の工程が終わりました。


 ステップ2では、車輪類などを取り付けます。元々はモーターライズのキットであったため、誘導輪の軸は金属棒をセット、ネジでパーツを固定するという方式です。ガイドでは接着しないとの指示がありますが、構わず接着して固定しました。
 上下車体を着脱可にするため、各所に穴やモールドがありますが、問題は後部の起動輪の根元に大きな隙間が存在することでした。ガイドの図でもその隙間が描かれていますが、これは後でプラ板で適当に埋めるほかありません。


 誘導輪の軸を金属棒をセットし、ネジでパーツを固定しました。元はここにモーターを組み込んでいたのでしょう。下部車体内部には乾電池の取り付け位置もモールドされています。


 背面の起動輪変速機カバーも、この段階で取り付けます。このパーツA22は、ガルパン仕様への修正が必要です。


 パーツA22の修正前の状態です。変速機カバー部分にはエッジがつき、パネル中央にはヒンジ下部の薄い盛り上がりが再現されています。


 公式設定資料図を御覧下さい。変速機カバー部分にエッジが無く、丸みを帯びているのが分かります。パネル中央にヒンジもありませんので、ヒンジ下部の薄い盛り上がりも不要となります。


 とりあえず、変速機カバー部分のエッジをサンドペーパーでヤスって落とし、丸く仕上げました。


 それから車体に接着し、ワイヤーフックのA13も取り付けました。このA13は、実車では向きが逆なので、タミヤの取り付け指示が誤りであることが分かります。しかし、ガルパン仕様もこの誤りを踏襲してしまっているので、ここではガイドの取り付け指示に従うことになります。
 ヒンジ下部の薄い盛り上がりもカットする必要がありますが、上部パネルを組み付けた段階で上のヒンジ部分と合わせて削り取ることにしました。


 車体パーツには、モータライズキット時代のはめ込み用穴も残っています。側面中央に一つずつありますので、プラ材を詰めて埋めました。その後に転輪類を取り付けました。


 以上でステップ2までの工程、およびガルパン仕様への工作を終えました。 (続く)
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ガールズ&パンツァー フレーム切手セット「劇場版公開記念大作戦です!」 が届きました

2016年02月05日 | ガールズ&パンツァー

 去年の11月19日に予約申し込み手続きを行なった、「ガールズ&パンツァー フレーム切手セット「劇場版公開記念大作戦です!」」が昨日2月4日に届きました。
 パッケージを開封すると、御覧のようなブックレットが入っていました。表紙には、大洗女子学園校章が金色に渋く輝いていました。いいデザインですね。


 ブックレットの裏表紙には、ボコのシルエットがありました。いかにも劇場版記念の品、という感じですね。


 開くとこんな感じです。最初のページには第63回全国高校生大会のトーナメント表があり、次のページにフレーム切手シートがおさめられてあります。挟んであるのは全24枚のポストカードセットで、4枚を一枚に配置して六枚がパックされています。絵柄は、昨年2015年度のガルパンカレンダーのそれと同じものが含まれています。


 メインのフレーム切手セットです。実際に切り取って使用出来る、本物の切手ですが、もったいなくて使えません。もともと記念品として購入しましたので、どこかに飾っておくことにします。

 切手は全部で10枚がセットされていますが、御覧のように上段の5枚は、上の記念イラストの各所を切り取って使用、あんこうチームの面々4枚と島田愛里寿の1枚とに分かれます。下段の5枚は、双方の搭乗車輌とボコ熊を並べて中央に大洗女子学園校章を置いています。


 三ページ目には、劇場版の簡単な紹介記事がありますが、配置されている画像の中には、これまでのアニメ雑誌の特集記事等では出ていなかった新たなカットが幾つか含まれていて楽しいです。
 最後のページには二種類の特製クリアプリント・ポストカードがおさめられています。申し込み時の価格は5000円でしたが、これだけのセットであれば、お買い得だったのではないかと思います。

 この切手セットの予約受付期間は、2016年2月29日までですので、今ならまだ間に合います。郵便局での申し込みはこちらおよびこちらへどうぞ。

 ガルパン切手シリーズも今回のセットで三弾目になりましたから、月日の経つのは早いものです。他のアニメのフレーム切手シートも沢山ありますが、現時点では今回の品が売上ランキングで一位になっているようです。劇場版の興行収入が10億円を超えるほどにヒットしていれば、関連グッズはみんな売り上げも上がってゆきますね。

 ですが、噂によれば、第四弾も出るかもしれないとの事です。日本郵政さん、ガルパンの公式協賛企業のいずれに劣らずノリノリで頑張ってくれますね・・・。
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く21 その10 「ギャラリーと街なかです!!」

2016年02月04日 | 大洗巡礼記

 この日は午後3時に大洗を出る予定でしたので、残り時間はあと2時間もありませんでした。鳥孝に立ち寄って稲石さんに挨拶し、タグチに行って模型サークルの知人に頼まれていた土産を購入しました。


 それからまいわい市場に行って幾つか土産を買い、ガルパンギャラリーものぞいてゆきました。ギャラリーの入口横のウインドー内には、上図の1/6スケールⅣ号戦車の模型が展示されていました。大きなものですね。


 ギャラリー内の展示は、今回も色々と入れ替わっていました。イベントなどで声優さんたちが着用したパンツァージャケットは、いつの間にか大洗の八チーム全てが揃っていました。それよりもカッコよかったのが、隣のアンツィオチームの制服でした。もともと軍服ですから・・・。


 劇場版の設定資料や見本シーンなどの展示もありました。いかにも劇場版上映期間中である、といった雰囲気でした。見学者も十数人いて賑わっていましたが、大半が二十代ぐらい、なかには学生らしき方も居ました。劇場版のヒットによって、ガルパン巡礼の年齢層が完全に入れ替わったような感じがありました。ですが、彼らの何割がリピーターになるかは、まだまだ予測がつかないようです。


 大洗民宿組合の加盟施設で宿泊特典として配布されるミニハンカチです。もとはあんこうチームとカメさんチームの二種類だけだったのが、いつの間にか六種類に増えていました。後で調べてみましたら、宿によって配布されるハンカチの図柄が異なる、ということです。
 以前は、あんこうチームとカメさんチームの二種類のいずれかを選べたのですが、今後は宿泊施設ごとに異なるので、欲しいハンカチのある所に泊まらないと貰えないわけです。全てをコレクションしようと思ったら、全部で六ヶ所に宿泊しないといけないので、かなりハードルが高いです。


 何かと話題になった、夏の海水浴期間のガルパンポスターもありました。私はどういうわけか、これの2014年度版、2015年度版の両方を偶然にも頂きましたが、壁に貼るスペースが無いので、本棚に一時期貼り付けたにとどまりました。こちらは2015年度版ですが、声優さんたちのサインが入っています。


 ギャラリーを出て、帰路につきました。リゾートアウトレット沿いのバイパス沿いに松林が続いています。かつての海岸線の防潮林の一部である、と聞いたことがあります。現在はサイクリングロードが敷かれて園地の一種としても機能しています。


 大貫地区を走り抜ける途中で、一度振り返ってマリンタワーの景色を撮りました。


 かつての水浜電車大貫停車場跡です。いずれ新道が敷かれて、大洗駅からリゾートアウトレットエリアまでの直通幹線路が実現することになります。


 髭釜商店街にて、洋品店ヨシモトの店先に稲富ひびきの新旧のパネルを見ました。両方揃っているのは今回初めて見ました。


 新しいほうのパネルです。これもまた可愛らしいデザインでまとめられ、年齢が下がっているような感じです。


 髭釜商店街から若見屋交差点で左折し、磯浜新道へ進みました。


 大洗駅では、駐機線にガルパンラッピング車輌が停車していました。1号車と3号車が繋がっているという、これまた初めて見る編成でした。昨日の往路では2号車と3号車の連結編成に乗りましたから、今回は2輌編成のガルパン列車に縁があったようです。


 個人的には、1号車のデザインが気に入っています。戦車の図柄を並べている、唯一の車輌だからです。キャラクターのみのデザインですと、他のアニメのラッピング車輌と雰囲気があまり変わらないのです。戦車を表すことで、ガルパン独自の雰囲気なりカラーなりが際立ってきます。


 水戸駅に着き、常磐線の特急に乗り換えるまでの間、水戸の友人に電話して経緯を手短に報告しておきました。途中で奥さんに代わったので、大洗の「和久」を知ってるかと訊ねました。
「いいえ、初めて聞く名前です。最近に出来たんですか?」
「去年の夏にね」
「ふーん、大洗には先月も行きましたけどね、旬菜とアウトレットにね。その店はどちらにあるんですか」
「役場の近く、文化センター駐車場の向かいです」
「ああ、バイパスから入って道が曲がってるところですね」
「そうです」
「今度行ってみますよ・・・。あっ、それから星野さん、鉾田の烟田城はもう行かれましたか?」
「いや、まだ機会がありませんで・・・」
「じゃあ、次に来られる時に、歴史散歩とかしません?案内しますので」
「それは有難いことです。是非」

 かくして、次の大洗行きのテーマが一つ決まりました。2月中旬に休暇をいただけることになったので、それを利用して大洗と鉾田を回るのも楽しそうです。とりあえず、下調べと資料集めをやることにしよう、と考えつつ、常磐線の特急に乗り込みました。

 以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く21」のレポートを終わります。
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ガールズ&パンツァー コンプリートブック 増補版・劇場版編

2016年02月03日 | ガールズ&パンツァー

 2013年9月に刊行された「ガールズ&パンツァー コンプリートブック」の増補版が、劇場版編としてこの1月30日に登場しました。
 劇場版の主なあらすじ、新キャラクター、新登場の車輌などの基本データがまとめられています。おまけの記事を合わせて16ページにとどまるためか、小冊子の形で出ています。


 これは、メガミマガジンの2016年3月号の付録となっています。前号で予告があったため、発売日の翌日に購入しました。人気のあるアニメ雑誌のひとつですので、どこでも普通に買えますが、いったん売り切れると入手が難しくなるようです。
 アマゾンでの案内記事はこちら


 本体の綴じ込みオリジナルピンナップポスターの一枚も、ガールズ&パンツァー劇場版のそれです。大学選抜チームの島田愛里寿隊長と三人の副隊長メグミ、アズミ、ルミです。島田流の後継者を囲む門下生たち、という構図ですが、なにか新鮮な感じです。

 というのは、西住流の方ではこのような門下生たちの存在が希薄であるからです。アニメシリーズには蝶野亜美を除いてそれらしき人々が一切登場せず、コミック版のリトルアーミーにて小学生時代の西住みほを支える門下生たちの姿が僅かに描かれたにとどまりました。
 仮にも日本戦車道最大の流派なのであれば、多くの門下生が居ても良さそうですが、対戦校のメンバーや大学選抜チームのメンバーにもそれらしい人物が見当たりませんでした・・・。

 ところで、大学選抜チームの三人の副隊長メグミ、アズミ、ルミですが、現時点で公表されているいずれの公式資料においてもメグミから始まる並べ方になっています。これは島田流における序列であるのか、大学での学年または年齢順なのかは分かりませんが、メグミが一番上であるような印象があります。
 実際のところは、どうなんでしょうね・・・。
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く21 その9 「華さん定食と漬け魚です!!」

2016年02月02日 | 大洗巡礼記

 東町商店街から曲松を経て永町商店街に移動し、大進にて昼食をとることにしました。店先に園みどり子がいて風紀を取り締まっています。


 本日のメニュー一覧です。本日の日替わり定食、というのが一般客向けのおすすめですが、ガルパン巡礼向きには一番上の「華さんとんかつ定食」がおすすめでしょう。期間限定らしいので、今回はこれをいただくことにしました。


 予想よりもボリュームがあって驚きました。普通のトンカツ定食の三倍ぐらいです。


 トンカツは二枚ですが、普通の大きさのトンカツが二枚なので、まだいけそうです。トンカツ専門店などで同じようなのを注文すると、トンカツ自体が大きいので、ボリュームはもっとあるでしょう。


 大盛りの御飯です。劇中で五十鈴華が食べていた、梅干しを乗っけた山盛り御飯、を再現しているそうです。軽く三杯分ぐらいはありました。
 今回は朝食を少な目に済ませたうえ、朝からあちこち走り回っていたため、昼には完全な空腹状態でした。でも胃に負担をかけないように、ゆっくり食べました。テレビでは北海道で発生した地震のニュースをやっていました。


 店内のあちこちに飾られている、手書きイラストのメニュー案内です。店主の娘さんが趣味で描いておられるもので、以前からネット上などで評判になっています。このイラストを見たくてやってくる巡礼も少なくないそうです。ガルパンイラストといえば、大抵はファンの方の作品を指しますが、このように地元の方が描いておられるものは珍しいです。しかも継続して多くの絵柄を描いていますから、ちょっとしたシリーズ物になっていて、出来も素晴らしいので、人気があるようです。
 店内で働いているお馴染みの娘さんに聞いたところ、「描いたのは妹です」と教えてくれました。


「どれもこれも見事な出来ですねえ、保存しておくとイラストギャラリーが出来上がるんじゃないですか?」
「そうなんですよねえ、よく言われるんですよ、でもメニュー変えると描き換えちゃうんで」
「すると、以前のイラストはもう無いわけですか?」
「そうです。お客さんの中には昔のを見たがる方もいらっしゃいまして。でももう消しちゃってるから。最近は、それは惜しかったなあ、って感じになってきてますんで、なるべく保存するようにしてますけど」
「その場合は、そのまま保存して飾るとかするんですか?」
「それがちょっと難しいんですよね。メニューですんで、お値段とか書いてますんで、いまお出ししていないものはそのまま飾っちゃうと、ちょっとね・・・」
 それで、以前のイラストが保存してあったとしても、そのまま店内に掲示するわけにはいかないのだそうです。ギャラリーとして成立させるのであれば、客がそれを見て間違って注文したりしないようにするとかの工夫が必要であるわけです。


 昼食後は、回るべき場所も無くなったので、今回のコースは完了でした。役場の横を通って和久に向かいました。


 和久に着きました。今回のお土産はここで全て買うことに決めていました。


 カラスカレイの西京漬けです。頼めば、食事処のメニューの「焼魚定食」にていただくことも可能です。


 銀鮭の半身です。箱代、税込でこのお値段は大変にお得です。スーパーで買うと、もっと高額ですので。宅配便発送も取り扱っていますので、クール便で出せば、荷物になりません。


 明太子やイカ、イクラなどの漬け物の小鉢です。食事処を利用された一般のお客さんも、かなり購入されていましたので、人気があるようです。


 サケやキングサーモンの西京焼きです。私は鮭が大好物で、ほぼ毎日食べていますので、こういうのは絶対に買います。見ているだけでも幸せになれます。


 カウンターケース内の、魚頭のカブト煮です。食事処のメニューにて提供されているものと同じです。

 女将の海野さんに、昨日の店主さんとのメニュー案のことをそれとなく訊ねてみたところ、「イカの砲弾焼きは、本当にやるみたいですよ」と教えてくれました。
「とりあえず、メニューになりましたら、メールでご連絡してさしあげますので」
「どうもありがとうございます。すると、タコ焼きの方も?」
「そちらは前にやってたことがありますんでアレなんですけど、イカのは初めてですんで、張り切ってますよ」
「いいですねえ、ノリノリですねえ」
「ノリノリっていうより、いつもああですからねえ、軽すぎるんですよ・・・」
 控えめながらも、カツンと一撃を繰り出した海野さんでした。 (続く)
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キューポッシュ ガールズ&パンツァー 西住みほ

2016年02月01日 | ガールズ&パンツァー

 コトブキヤさんの人気フィギュアシリーズ「キューボッシュ」の25番として、ガールズ&パンツァーの西住みほが1月31日に発売されました。予約分は二日ほど早く届くとのことで、手元に届いたのは1月29日でした。
 コトブキヤさんの公式サイトにおける案内情報はこちら。アマゾンでの情報はこちら


 パッケージの裏面です。製品の仕様が分かりやすく図示されています。


 取り出して、立たせてみました。ねんどろいどをフィグマ化したような感じの出来です。サイズが小さいため、頭デッカチで重心が上にあってもなお安定感が保たれます。足裏にマグネットが組み込まれているようですが、普通に立たせることも楽に出来ます。


 フィグマと同じように各所の関節が可動しますので、多彩な動きやポーズが出来ます。フィグマよりもデフォルメされているため、アニメチックな雰囲気がより濃くなっています。


 表情は三種類あります。これは「困り笑顔」ですが、眉毛がほとんど頭髪に隠れているため、普通の「笑顔」に見えます。劇中でも「困り笑顔」のシーンが少なくないキャラクターですので、単なる「笑顔」とともにこれを再現したコトブキヤさんは、分かってらっしゃいますね・・・。


 こちらは「キリリ顔」です。戦車に乗っている時の表情ですね。ヘッドホンも、実物と同じようにストレートに頭にかけられます。総じてパーツの組み替えがスムーズにゆくので、フィグマよりも楽に遊べるという気がします。


 ところでこのポーズは、劇場版にてOY防衛線に相手チームを誘導してきた西住みほが、役場前に陣取る仲間たちに小さく合図した時のそれを再現してみた積りです。
 こんな感じで、追撃してくる相手チームに悟られないように、胸前で小さく手で合図していたと記憶していますが、合っているでしょうか・・・。
 ヘッドホンはつけてなかったぞ、という突っ込みは、この際ナシにしましょう・・・。

 なお、第二弾として秋山優花里が登場し、この2月のワンダーフェスティバル2016冬会場にて先行販売される予定です。その案内情報はこちら

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