気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ゆるキャン△の聖地を行く11 その3  富士山モニュメント

2020年09月15日 | ゆるキャン△

 バス停のすぐ横にある時計台のような建物が、河口湖自然生活館です。博物館施設の一種かなと思いましたが、ちょっと中をのぞいてみると、ガイダンス施設のようでした。

 

 河口湖自然生活館のある一帯は大石公園と呼ばれます。上図の案内図のように多目的広場と自然公園から成る広い公園です。河口湖の北岸の大石地区に位置し、南岸にある八木崎公園とともにラベンダーの公園として知られています。
 また、毎年6月に開催される河口湖ハーフフェスティバルのメイン会場でもありますが、今年2020年はコロナ対策により中止となったそうです。

 

 そして、この案内図を含む景色が、アニメ「へやキャン△」第3話「激走!河口湖ラリー」に登場します。アングル的にはもう少し引くべきでしたが、すぐ横にバイクを並べたグループがたむろして雑談していたため、その手前で撮るしかありませんでした。

 

 このシーンです。劇中は冬の場面ですから、奥の山並みの色が茶色っぽくなっています。

 

 河口湖自然生活館のすぐ東側には、上図の「富士山の集いモニュメント」があります。はるか奥に淡い墨絵のように霞んでいる富士山を模したモニュメントのようだ、と思いました。初めて見るにもかかわらず、既視感がありました。

 

 このシーンです。アニメ「へやキャン△」第3話「激走!河口湖ラリー」に登場します。実際にはこんな大きく富士山が背景に写ることは有り得ないのですが、これもアニメにおける効果的演出の一環でしょう。

 

 実際には、富士山との位置関係や見え方はこんな感じです。望遠レンズで引き寄せれば、前掲のアニメシーンのような景色が撮れるのかもしれませんが・・・。

 

 しかし、この薄墨のような富士の姿も趣があって良いです。とにかく個人的には富士山が見えればもう満足です。各務原なでしこと同じ富士山スキーですので・・・。

 

 改めて「富士山の集いモニュメント」の案内文を読んでみました。それによると、このモニュメントに貼りつけられた多くの石は、国内に点在する252ヶ所の「◯◯富士」と名がついた山の石だそうです。252個の石を集めて、一つの富士山を造っているわけです。だから「富士山の集いモニュメント」なのか、と納得しました。

 後日調べてみたら、地元の京都府だけでも「◯◯富士」と名がついた山が13ヶ所あるそうです。全然知らなかった・・・。昔から知っていたのは故郷奈良県の「都祁富士」こと都介野岳、近くの滋賀県の「近江富士」こと三上山ぐらいでした・・・。


 とりあえず、記念の自撮り。富士山の見える地域に来ると嬉しくなってしまうので、どうしても顔が緩んで笑ってしまいます。口の両端に力を込めてなんとか表情を作り、笑いを堪えつつ撮りました。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その6

2020年09月14日 | ガルパン模型制作記

 タワー部分の一段目の組み立ての続きです。タワーとキャブの間にある収納ボックス状の部分を作ります。劇中車の図を参考にして、プラ板をカットしたものを左右側面に貼り付けました。これらの壁板は、組み上げたタワーの支柱などを基準にしてサイズを決めますので、合わせながら調整してゆきました。

 

 続いて天板などを貼りつけました。これで収納ボックス状の部分が仕上がりました。キャブとの間の谷間部分には予備車輪がセットされていますので、後でその留め具を追加する予定です。

 

 全体としてはこんな感じです。劇中車の同部分の寸法の約1.2倍から1.4倍の数値で作りましたので、ゆったりとした輪郭になっています。あえて大き目に作ることで、見た目にも分かりやすくなっています。

 

 次に、右側面の2本のガスボンベ状の装備品を作りました。以前にGタンクのパーツを利用して作っておいたガスボンベ状のパーツを上図のように並べてセットしました。

 

 続けて2本のボンベを固定する掛具とみられるパイプ状のフレームを丸棒1ミリおよびジャンクパーツで作りました。劇中車のそれはあまり目立ちませんが、よく見れば形状も捉えられます。ボンベの頂部のキャップもそれらしく作りました。

 

 別角度からみた組み付け状況です。この2本のガスボンベ状の装備品は、右側面にのみ付いていて左側面にはありません。

 

 次に、上図赤枠内の雑具入れとみられる箱を作ります。実在の車輌にも同じものがあり、しかも右側面にしか無かったようなので、2本のガスボンベ状の装備品に関連するものなのかもしれません。

 

 この箱も、長辺を約1.4倍に延ばしたサイズで設計し、プラ板で組んで作りました。

 

 組み上がりました。

 

 車体の右側のフェンダー上にセットしました。劇中車のものより大きく作りましたので、存在感も増して目立っています。この「目立たせる」という流れが、今回の制作のテーマの一つでした。

 

 以上で、タワー部分の一段目の組み立てとその周りの構造物および装備品の組み付けが完了しました。劇中車より大きめに作っていますが、それで寸詰まりの問題だけは解決出来ていますので、見た感じでは劇中車の雰囲気とあまり変わらなくなっているように感じました。改めて、N氏が「あえてオーバースケール気味に作ってみるほうが良いかもな」とアドバイスしてくれたことの意味を噛みしめました。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その2  河口湖駅へ

2020年09月13日 | ゆるキャン△

 三島駅南口バスターミナルを7時30分に出発しました。終点の河口湖駅まで約1時間半の高速バスの旅です。伊豆から富士五湖エリアまでの間には鉄道が無いので、公共交通はバスのみですが、富士山麓の観光拠点への高速バスも幾つか運行しています。三島の他に御殿場、富士宮も高速バスの発着があるそうです。

 

 三島から程なく新東名に入って御殿場まで北上、いったん国道138号線に降りて北西に転じ、東富士五湖道路に入って河口湖まで行く、というのが今回利用した高速バスのルートです。東富士五湖道路からは富士山麓の東裾をぐるりと回る形になりますので、上図のように富士山がよく見えます。この日はちょっと霞がかかっていて、富士山の姿が薄い墨絵のように見えました。

 

 途中の停車地のひとつ、富士急ハイランドバスステーションに着きました。しかし乗降客はなく、ハイランドの遊園地も閑散としていました。連休中の日曜日でこれでしたから、コロナ禍における外出自粛の浸透度は相当なものだと実感出来ました。レジャー施設はどこも商売あがったりでしょう。

 

 富士山の北裾から見ましたら、頂きに白い帽子をかぶりつつありました。

 

 車内にチャイムが流れて終点の河口湖駅への着到を知らせてきました。予定より10分ほど早く着きました。途中で渋滞に会わなかったのと、停車地での乗降が無いために停車無しで進行していたからでしょうか。

 この10分が、河口湖エリアでの聖地巡礼行動にとっては大変なプラスとなりました。予定では9時着でしたから、河口湖駅にて路線バスに乗り換える際に20分ほど待つ必要がありましたが、10分早まったことで、路線バスの待ち時間が1分に短縮されたからです。

 

 なので、河口湖駅前にとどまっていたのはたったの1分しかありませんでした。降りた後で回送されてゆく高速バスを大急ぎで撮影しつつ見送り、・・・・。

 

 河口湖駅の駅舎も急いで撮りました。2018年5月の「ゆるキャン△」聖地巡礼に続いて二度目でしたが、感慨にふけっている暇もなく、既にバス停に待機していた路線バスに乗り込みました。30秒後に扉が閉まって発車しました。

 

 河口湖駅から利用した路線バスは、富士五湖周遊バスと総称される3つの路線のうち、レッドラインと呼ばれる河口湖周遊バスでした。起点の河口湖駅から河口湖の東岸を回って北岸の河口湖自然生活館まで行き、途中で18ヶ所のバス停に停まります。
 この日の河口湖エリアでの聖地巡礼は、今年2020年1月に放送されたショートアニメ「へやキャン」の登場スポット3ヶ所を回る予定でした。そのうちの2ヶ所がこのレッドラインのルート上にあり、バス停からすぐに行けます。

 バスには2回乗りますので、事前にフリーチケットを買おうかと思いましたが、料金を試算するとフリーチケットのほうが高いのでやめておきました。一般観光客のように、あれもこれも見に行く、河口湖だけでなく山中湖や西湖にも行く、というプランでないと、バスのフリーチケットはお得になりません。

 レッドラインこと河口湖周遊バスの案内情報はこちら。レッドラインを含む富士五湖周遊バスのガイドマップはこちら

 

 終点の河口湖自然生活館のバス停の横の広い駐車場にてバスを降りました。時刻は9時30分でしたので、河口湖駅から39分かかったことになります。料金は490円でした。バスはしばらく駐機していましたので、外見を撮影しました。

 河口湖自然生活館のあるエリアは、「へやキャン△」第3話に登場します。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その5

2020年09月12日 | ガルパン模型制作記

 トラック部分の改造がほぼ終わりましたので、カーゴタワーの製作に進みました。全てプラ材にて部品をこしらえて自作しますので、今回の制作のメインと言えます。
 カーゴタワーは御覧の通り三段構成になっており、まずは収納ボックスらしき部分も含めた一段目から作り始めました。

 

 カーゴタワーの製作に際して用意したプラ材は上図の4種です。タミヤの角棒の2ミリと1ミリ、L形棒の3ミリ、丸棒の1ミリです。劇中車のカーゴタワーを今回はやや大き目のサイズで再現して見栄えがするように作りたいと思いますので、材料も複数揃えてメリハリをつけてみようと試みました。

 私の基本イメージでは、三段のタワー部分と最上段のカーゴ部分とに分けておき、前者の四方支柱をL形棒、後者を角棒1ミリで構築してゆく形です。古建築における逓減のように、上にいくほど材が細くなってゆく状態にまとめる方針です。

 

 一段目は上図のようにトラス2面から構成します。四方支柱をL形棒で作り、斜材はL形棒を切り開きにした平板で作りました。上弦材は角棒2ミリを用いました。下弦材はトラックの荷台のほうに組み付けてありますから、ここでは不要となります。上図では内側を上にしています。

 このタワー一段目の寸法は縦6センチ、横4.5センチ、幅3.3センチです。これは劇中車の同部分の寸法の1.2倍の数値をベースにして、見栄えがするように横寸法のみを1.4倍にした数値です。あらかじめパソコン上で立体設計図を作り、カーゴタワーの見栄えが良い数値、つまりそれらしく見えるサイズを色々検討した結果です。

 劇中車のカーゴタワーは平面が長方形ですが、ネット上での先行作例を概観しますと、多くが正方形に近くなっています。ベースとしたトラックがGAZ-AAのようにシャーシーが短いため、荷台部分が短くなってカーゴタワー部分などがそれに合わせて縮められているからです。これがN氏のいう「寸詰まりの問題」ですが、原因はそれだけではない、というのが私自身の基本的理解です。

 つまり、原因はベーストラックのサイズの小ささだけではない、と思います。カーゴタワー部分を作る時に逓減を考慮せず、ほぼ1種類のプラ材で組み立てている、というのも大きいのではないかと思います。先行作例の多くが、上下全て同じプラ材を使用しており、最上段のカーゴ部分も同じに作るので、外見的には頭デッカチの傾向になるか、カーゴ部分の重い感じが出てきます。建築には逓減がつきものですが、カーゴタワーも一種の建築だろうと思いますので、ここでは逓減も意識してみるべきであろう、と感じます。

 また、三段のタワーの内部空間をなるべく広く取ることも重要だと思います。二段目と三段目は上下にスライドして高さを調節しますから、それぞれの寸法をうまくあわせるには、内部空間が広いほうがやり易いです。殆どの先行作例ではタワーの四方支柱を角棒で作っていますが、それだと内部空間が狭くなります。そこで私の製作ではL形棒を選択してみました。
 以上の方法を重ねることで、初めて総合的に「寸詰まりの問題」から脱却出来るのではないか、と愚考した次第です。

 

 ひっくり返して外側を上にしました。これにプラ板を縦8ミリ、横5ミリにカットした方形板を5枚、上図のように貼りつけました。建築用語でガゼットプレートと呼ばれる部材です。

 

 2面とも仕上がりました。上弦材が左右にはみ出していますが、これは劇中車の同材がその形になっているのに合わせました。前部は収納ボックス部分の頂部となります。後部の張り出しは後で支材を追加して長くする予定です。ここでは上弦材の寸法は5.5センチとしました。

 

 続いてガゼットプレートに6個のボルトを再現しました。今回の製作ではガゼットプレートを全部で30枚作りましたので、ボルトは180個必要でした。手持ちのモデルカステンやウェーブのボルトセットでは足らず、ジャンクパーツのボルトも沢山切り取って転用しました。ボルトはさらにカーゴ部分で20個必要でしたから、全部で200個のボルトを用意しました。地味に大変な作業でした。

 

 一段目の側板をプラ板で作りました。右が前面板で寸法は縦6センチ、横3.3センチです。左は背面板で縦3.5センチ、横3.3センチです。劇中車の画像を見るとタワー一段目だけが横の支材が無く、この側板をもって支材に換えているものと思われます。

 

 出来上がったトラス2面を、トラック荷台に据え付けた下弦材の上に建てました。

 

 これに前後の側板を貼りつけました。

 

 前方の斜材を角棒2ミリで作って上図のようにセットしました。これが前部の収納ボックス状部分の支柱となります。後で上端をカットしてタワー一段目の上弦材の位置にあわせました。

 これで、タワー一段目の主要構造部分が組み上がりました。御覧のように、後部の長い荷台部分を使って大き目にゆったりと作った感じです。劇中車の長方形の平面の感覚もこれで大体出せたのではないかと思います。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く11 その1  三島駅からの高速バス

2020年09月11日 | ゆるキャン△

 2020年8月9日、「ゆるキャン△」聖地巡礼旅行の二日目の朝です。宿の「東横イン富士山三島駅」の部屋から南のJR三島駅を見ました。駅の北口のロータリーが見えますが、周辺にはコンビニが一軒あるだけで、飲食街もバスターミナルも反対側の南口にあります。
 今回は素泊まりでしたので、朝食も駅を通って南口へ出て、そこの吉野家でいただく予定でした。

 

 宿の「東横イン富士山三島駅」です。東横インは全国各地への出張や旅行でよく利用しましたので、会員になっています。他にスーパーホテル、ルートイン、サンルート等のビジネスホテルチェーンの会員にもなっていますので、大抵はどこへ行ってもいずれかのホテルを利用しています。
 会員には宿泊割引もありますが、それ以上に飲食割引、レンタサイクル無料、レンタカー割引、観光施設入場料割引チケットなどのサービスがあり、そちらのほうが魅力が大きくて費用も節約出来ます。

 実は、この宿を利用した理由がもう一つありました。この宿の独自サービスに、夏季限定にて宿泊客向けの送迎バスを河口湖まで運行している、というのがあります。
 つまりは宿から河口湖までタダで行けるわけであり、これはいい、と感動して予約したのですが、問い合わせてみると、コロナ禍の対策により運行便数が減らされて午後からの便しか無い、ということでした。朝から移動したいので、宿の送迎バスの利用は諦めて、三島駅発の高速バスを利用することにしました。

 

 宿を7時に出て、三島駅へ行く途中に一度振り返って撮った景色です。宿が駅の北口の目の前にあることが分かります。

 

 三島駅の北口です。既に触れたように駅内に南北の連絡通路がありませんので、南口へ移動するには駅への入場料150円を払って構内通路を利用するか、外の市道を大きく迂回して約15分ほど歩くしかありません。15分も歩かされるのならば、150円を払ったほうがマシだ、と駅内通路を1分足らずで通る方が多いそうですが、私も同じでした。

 

 こちらが三島駅の南口です。すぐ南に三島大社への参道入口があるため、建物も神社社殿のような屋根の造りになっています。そんなところに金かける余裕があるのなら、連絡通路ぐらい作ってくれても良かったのでは・・・?

 

 南口にある伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの案内板です。紹介されているジオスポットの大半へ、昨年9月と今回の「ゆるキャン△」聖地巡礼で行けましたから、なかなかの成果です。「ゆるキャン△」聖地巡礼が風光明媚な自然の景勝揃いであるのは、私にとっては有り難く素晴らしいことです。

 

 南口のすぐ南にある吉野家で朝定食をいただいたのち、上図のバスターミナル2番乗り場に行きました。ここから河口湖行きの高速バスが出ます。時計をみると7時25分でした。

 

 今回利用するのは、上図時刻表の左から2番目の「河口湖駅」行きの7時30分発の便です。同じ乗り場から富士宮口五合目までの登山バス便も出ているのですが、今夏はコロナ対策にて富士登山道が閉鎖されたため、全便運休となっていました。

 

 今回利用する高速バスの案内です。御覧のように一日8便があるうちの始発便です。7時30分に三島駅南口を出て、終点の河口湖駅には9時に着きます。運営元の富士急行バスの公式サイトでの案内はこちら

 私が利用した時期は、富士急行バスの各路線にてコロナ対策のために減便や運休が相次いでいましたが、河口湖への路線でも2便ほどの運休があったようです。しかし、始発便は通常通りの運行でした。チケットは既にネットで予約してコンビニで支払い発券を行なっていました。2300円でした。

 

 7時27分にバス乗り場にやってきた、河口湖駅行きの始発便です。バスの旅が好きな私にとっては、ワクワクする瞬間でした。当然、記念の撮影を欠かすことは出来ませんでした。

 

 乗客は私の他に2人だけでした。高速バスには何度か乗りましたが、こんなにガラガラだったのは初めてでした。普段ならばこの時期は富士山エリアの観光のピーク期にあたりますから、高速バスも満員で予約も取れない場合が多いのだそうです。
 ですが今年は、コロナ対策の外出自粛が浸透してずっと続いていましたから、緊急事態解除からしばらく経っても、県境をまたぐ移動が解禁になっていても、依然として観光客の数は増えないままだった、という状況がよく実感出来ました。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その4

2020年09月10日 | ガルパン模型制作記

 Zis-6トラックの荷台部分はほぼ全て改造となりました。後輪も2軸4輪であったのを1軸2輪に改めてサスペンションの半分をカットしました。
 それに伴って後輪の泥除けカバーも追加することにしましたが、前日にモケジョさんが「こういうパーツって、ガルパン戦車のほうで使えたりしません?」と言って教えてくれた、ウェーブの「Gタンク」なるキャラクターモデル用のパーツセットが使えそうに思えたので、試みに使用しました。

 

 この「Gタンク」の「ショートM」のパーツは、キャラクターモデルのプロペラントタンクやミサイルなどの再現用として使われるものです。上図の二つのパーツを組み合わせて円筒形のタンクを作りますが、パーツの内径がちょうどZis-6の車輪がおさまるサイズです。これを使ってカット改造すれば、後輪の泥除けカバーが作れます。

 

 「Gタンク」の「ショートM」のパーツをカット改造して作った、後輪の泥除けカバーです。これを含めた後部の基部はジャンクパーツのカット板やプラ板を切り貼りして作りました。
 それから、タミヤのブラ材3ミリH形棒をシャーシーの長さに合わせてカットしたものを荷台の両側に上図のように貼りつけました。このH形棒が、カーゴタワー部分の一段目の基台かつ基礎材となります。建築用語でいう下弦材に相当します。

 

 全体としてはこのような状態になりました。Zis-6はキャブも大型ですが、後ろの荷台部分も長いため、スペースに余裕があります。カーゴタワーもやや大き目のサイズでゆったりと作る事が可能になります。

 

 全体のバランスを見るために車輪を仮組みしました。違和感も無く、劇中車に近いフレーム性を持たせることが出来たように感じました。

 

 荷台スペースの前部が一段下がりますが、このスペースにカーゴタワーの前部ボックス部分が付きます。タワーの支柱と一体化したフレームに壁板を回して、左側面に扉を付ける形にします。中にはおそらくカーゴタワーの伸縮機構がおさめられているものと推定しますが、確証がありません。単なる収納ボックスかもしれません。
 この前部ボックス部分はプラ板の切り貼りにて構成します。

 

 上図のように、荷台右側面のキャブ後方にはプラ板での側板を貼りませんでした。この範囲に2つのガスボンベ状の物が並ぶからです。

 

 劇中車の2本のガスボンベ状の物です。これが何であるかは、劇中でも公式設定資料でも触れられていませんが、N氏は「カーゴタワーを伸縮させるための圧縮空気を収めてあるボンベじゃないかな」と推定していました。
 または、エンジンに送る燃料のタンクかもしれません。よく見ると2本のガスボンベ状の物はパイプ状のフレームというか支持架に固定されているような感じです。取り外しが出来るのではないかと思われます。

 いずれにせよ、この2本のガスボンベ状の物も作らないといけません。

 

 ここでもウェーブの「Gタンク」のパーツが使えることが分かりました。今度は「ロングM」のセットです。モケジョさんからのアドバイスに感謝です。ガンプラやキャラクターモデル用のパーツには、改造すると色々に利用出来るものがかなりありますので、今回のように改造が多い車輌の再現製作には重宝します。

 

 とりあえず、ストレートに組み立てます。

 

 組み上がるとこんな感じです。太さや形状は、劇中車の2本のガスボンベ状の物とほぼ一致しますので、あとは長さをカット調節すれば良いです。ウェーブの「Gタンク」シリーズのパーツ、なかなか使えますね・・・。

 

 劇中車の2本のガスボンベ状の物に高さを合わせてカットし、留め具とみられる2本の帯はプラ板を回して作りました。これを2本作りました。  (続く)

 

コメント (2)
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ゆるキャン△の聖地を行く10 その14  三島の宿へ

2020年09月09日 | ゆるキャン△

 広井酒店を辞した後は伊豆高原駅に向かう予定でしたが、一時間余りの時間的余裕があったので、疲れを癒すために駅の近くの温泉「伊豆高原の湯」に立ち寄って湯煙のなかでマッタリしました。「伊豆高原の湯」の公式サイトはこちら
 温泉で休んでサッパリしてから、伊豆高原駅に移動しました。

 

 駅前で見かけた大きな石は、江戸城富士見櫓の築城石でした。江戸城の拡張工事に際して東伊豆町の稲取地区から切り出された石で、重さは11トンもあります。当時はこうした巨石を、人力で伊豆の山から港まで運び、港から船に載せて江戸まで運んだそうです。運搬技術や交通の発達した現代でさえ、江戸城を作るとなれば大変な土木工事になるでしょうが、それを江戸期にやっているのですから大したものです。

 

 さて、これからこの日の宿に向かいました。翌日は河口湖エリアに行きますので、移動にも宿泊にも便利な場所を色々探して、河口湖への移動手段が確保出来るような所を検討した結果、三島に落ち着きました。三島へは伊豆高原から熱海経由で一時間余りで行けますので、宿を三島駅前のビジネスホテルに予約しました。
 それで、まずは熱海まで行くべく、16時26分発の列車に乗ることにしました。上図の普通熱海行きでした。

 

 この列車がそうでしたが、伊豆高原駅での発車前に車輌を連結して増やしていました。

 

 反対側から来た列車が近づいてきました。

 

 ゆっくりと一旦停まり、それからゆっくりと動いて連結器を繋ぎました。

 

 車内はガラガラでした。コロナ禍のもとで乗客が大幅に減っている時期でしたから、これは仕方が無いですね・・・。

 

 伊豆高原駅から三島駅までの切符です。1260円ですが、伊豆急行線の670円を含みますので、伊東駅からのJR線の分は590円でした。

 

 17時35分に三島駅に着きました。

 

 この日の宿は素泊まりプランで予約していたため、三島駅で降りた後に近くの「一番亭」にて夕食をとることにしました。この時に三島駅の南口から出たのですが、宿は反対側の北口にありますので、念のために改札口で連絡通路の場所を問い合せました。すると駅員さんは申し訳なさそうに「実は連絡通路というのは無いんですよ・・・、北口へ行かれるのでしたら駅構内を通るしかありませんので、入場料150円が必要になりますが・・・」と答えてきました。えっ、と驚きました。

 なんと、今まではどこの駅にもあった連絡通路が三島駅には存在しないのだそうです。駅の南北を通り抜けるには、いったん改札口を入らないといけないので、入場料が必要になるのでした。
 んなアホな・・・、と呆れましたが、三島駅の場合は飲食街が全て南口側にありますので、夕食をとるのであれば南口を出ないといけません。それから宿へ行く時は150円を払って駅内を通って北口へ出ないといけませんので、駅と言う名前の関所で通行料を取られているようなものでした。

 この状況を地元民は不便に感じないのだろうか、それとも連絡通路設置の要望があるけど予算難で出来ないのか、と思いました。私の場合、翌朝に駅前から河口湖行きの高速バスに乗る予定でしたが、そのバス乗り場は南口にありますから、翌朝も駅の入場料150円を払うことになるのでした。参ったな、と頭をかくしかありませんでした。

 

 「一番亭」での夕食はラーメンとギョーザをいただきました。汗かいて疲れた後には、こういうのが食べたくなってしまうからです。

 

 この日の宿、東横イン富士山三島駅です。聖地巡礼に限らず、これまでの旅行や社用出張などでは常にビジネスホテルを利用していますので、国内のたいていのビジネスホテルチェーンの会員になっています。それで早割予約を利用すればリーズナブルですが、今回はGoToトラベルキャンペーンの適用も受けてさらにお得となりました。
 東横イン富士山三島駅の公式サイトはこちら

 今回の聖地巡礼では、一日目を伊豆伊東エリア、二日目を河口湖エリアにあてたため、一日目の宿は河口湖への高速バスが発着している場所、というのが第一条件でした。そして第二条件は、私が会員になっているビジネスホテルチェーンの宿がある、という点でした。これらを満たす唯一の選択肢が、この宿だったのでした。

 とりあえず、「ゆるキャン△」聖地巡礼の伊豆伊東エリアはこれにてなんとかクリア出来ました。レポートもここで一たん区切りをつけておきます。  (伊豆伊東編 完結)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その3

2020年09月08日 | ガルパン模型制作記

 車輪を組み立てます。右が前輪用、左が後輪用でタイヤもダブルです。今回のアークモデルズのキットは、ホイールとタイヤが別パーツになっています。塗装の際にタイヤを外せるようにしようかと考えて、タイヤは仮組みとしました。

 

 組み立ての途中です。右が前輪用、左が後輪用です。

 

 組み上がりました。右が前輪用、左が後輪用です。これに劇中車仕様への追加工作を行ないます。上図の右下隅に見えるブラ棒を使います。

 

 御覧のように劇中車の車輪のホイールには四本のリブが十字状についています。これに形を合わせます。

 

 ブラ棒をカットして十字形に差し込みました。形状は大まかですが、雰囲気は出せたと思います。

 

 トラック部分の大体の形が出来上がってきました。使えるパーツはなるべく生かし、カーゴタワー部分のベースになる後部には上図のように平板を貼りました。その上に基礎のフレーム材を取り付ける予定です。

 

 前面部分の組み上がり状況です。Zis-6のそれですが、劇中車はN氏の考察によればリパブリック社の1920年型トラックのそれですから、ラジエーターグリルの面積が異なります。あとは大体合っていますので、後でラジエーターグリルの面積を変更します。

 

 御覧のように劇中車の前部のラジエターグリルは横長の長方形です。GAZ-AAAのキットを使用した場合でも、ここの形状は異なりますので改造が必要です。
 また、ライトの間に通される支持枠も直線です。ここは今回のキットも同じです。GAZ-AAAでは上にカーブした形状なのでそれも手直しが必要になるでしょう。

 

 車輪を仮組みして全体の輪郭、バランスなどをチェックしました。もとは6輪であるのを4輪に改造しましたから、外見的におかしくなっているかもしれないと心配しましたが、杞憂に終わりました。Nさんが意図したように車輌の中央線がキャブの背後にきているのが確認出来ましたので、安堵しました。

 この時点で、キットのトラック部分の組み立てはほぼ完了しました。Zis-6の荷台を外した状態の外見にまとまりました。次の工程から、後部の改造やカーゴタワー部分などの組み立てに進みます。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く10 その13  富士山サイダーと店内

2020年09月07日 | ゆるキャン△

 伊豆高原の大室山麓の広井酒店にて、上図の富士山サイダーが販売されていました。ゆるキャン△のショートアニメシリーズ「へやキャン△」でも登場している品です。富士山麓の水を原料にしているそうです。

 

 暑い中、喉も渇いていましたので早速購入し、飲みました。何年かぶりに飲んだサイダーの味わいは格別で、どこか懐かしいものでした。今回の巡礼中に山梨エリアで買おうと思っていた品でしたが、静岡でも広く売られているらしく、その後あちこちで見かけました。

 

 グッドスマイルカンパニーさんのねんどろいどは4人が揃っています。残る斉藤恵那がこの11月にリリースされますので、冬には全員が揃います。これに続けてグビ姉こと鳥羽美波先生が出れば、ここの店主さんが大喜びで飾ってゆくことでしょう。あと、土岐綾乃も出たら完璧ですね・・・。

 

 なにしろ、広井酒店のおすすめ商品「池」が、作中ではグビ姉垂涎の「池池」として描かれていますから、お店としてもグビ姉推しになるわけで、上図のようにノリノリで鳥羽美波先生コーナーもこしらえてあります。アクリルスタンドのデザインも「池」にしてほしかったですね・・・。

 

 おや、各務原桜のコラボ品もあったんですか・・・。ラベルには「豚串に合う 甲州シュール・リー」とあります。甲州の白ワインですか・・・、豚串が食べたくなってきました・・・。
 その両側には、あの「肉、食うかい?」の新城さんラベルの八ヶ岳ビールが・・・。いつの間にか色々商品化されていますね・・・。キャンプのアニメですから、お酒は何でもおススメ出来るわけで、こちらの広井酒店も酒屋ですから、こういう品が並んでいても違和感がありません・・・。

 

 お約束の原作コミック10冊、しっかりと並べてあります。

 

 コミック第9巻の表紙イラスト原画もありました。各務原なでしこが左腕に抱えているのが「池池」ですから、こちらのお店としては当然飾るわけです。そのうちに作者さんか声優さんのサインが加わるのでは、と思います。

 

 これが「池池」のモデル、伊豆限定の純米酒「池」です。お店の公式サイトにて通販も取り扱っているそうです。私自身はお酒があまり飲めませんので、どんな味わいなのかを知ることが出来ないのは残念です。麦アレルギーなのか、ビールや発泡酒は完全にダメです。日本酒も苦手で、ワインがなんとか飲める程度です。

 

 これは、グビ姉が抱え込んで飲んでいるラム酒ですね。「キャプテンモルガン スパイストラム 」です。作中ではコップ一杯分をストレートで一気飲みしていましたが、私がやると間違いなく救急車を呼ぶことになるでしょう。

 

 作中の山中湖キャンプにて、グビ姉が飯田酒店の店主と「池池」を飲む場面、そして伊豆キャンで爪木崎でのキャンプ禁止のため代替地を飯田酒店に問い合わせる場面、のコピーもしっかり貼ってあります。この飯田酒店のモデルがここのお店で、店主さんのモデルがここのダンディな店主さんですから、貼ってないと反則です。

 

 こちらのコーナーも色々貼ってあって、スタンプも揃えてあって・・・。

 

 志摩リンもちゃんとビーノにまたがって安定のポーズです。諏訪のプラムさんから出たミニフィギュアですが、最近に第2弾として各務原なでしこがリリースされています。おそらく、あとの3人もフィギュア化されるでしょうね・・・。

 

 ゆるキャン△聖地の一つ、広井酒店でした。実に楽しいところでしたので、ダンディな店主さんがお留守だったのが残念でした。機会があればシャボテン公園、大室山と合わせて再訪したいです。富士山サイダー、おいしかったです。有り難うございました。

 広井酒店の公式サイトはこちら。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その2

2020年09月06日 | ガルパン模型制作記

 トラック部分の製作を始めました。メーカーを問わず、トラックのキットは作り方が同じです。
 最初にシャーシーから組み始めました。簡単そうに見えますが、複数のパーツを組んで一気に接着しますので、わりと手間がかかります。私自身は既にトラックのキットを幾つか作っているため、シャーシーの組み立てもコツがなんとなく分かっていて、今回もすんなりと組めました。シャーシーと合わせて前輪の軸部も組みました。

 

 シャーシーおよび前輪軸部が組み上がりました。

 

 続いて後輪の軸部、サスペンションなどを組み立てます。本来は6輪トラックで後輪は2軸4輪ですが、今回はこれを1軸2輪に改造します。後ろの1軸だけを使って後輪とします。

 

 後輪のサスペンションが組み上がりました。軸部は後ろの1軸だけ組み付けました。前の1軸のサスはカットしても良いのですが、この段階ではそのままにしました。邪魔にならないようなら、カットする必要もありません。

 

 キャブの組み立てに進みました。本来ならエンジンも付いていてパーツ類がありますが、このキットを提供してくれたN氏が「エンジンだけは要るから俺に返してくれ」と言いました。それが今回のキットの提供の条件でした。私自身は、今回の製作ではエンジンは省いてもよかったので関連のパーツをN氏に渡しました。

 ミリタリートラックマニアのN氏は、トラックのキットを数多く作っていますが、それとは別にトラックや戦車のエンジンを単体で作ってケースに入れて並べて楽しんでおり、マイバッハ、メドーズ、コンチネンタル、ライカミング、べドフォード、ブラガ、V2などの豊富なコレクションがあります。約80種類を揃えているそうで、1/35スケールのエンジンの博物館と言っても過言ではありません。

 

 さて、このキャブのフロントウインドゥのパーツですが、改造が必要です。右寄りにつく中枠をカットします。

 

 劇中車のフロントウインドゥには、中枠がありません。このデザインはGAZ-AAっぽい気がしますが、GAZ-AAにも様々な形状の車輌がありますので、詳しいことはよく知りません。

 

 とりあえず、フロントウインドゥの中枠をカットしました。

 

 キャブを組み立ててゆきました。Zis-6はGAZ-AAAよりも車長が長くて大型ですので、キャブ部分も大きいです。劇中車よりもオーバースケールですが、もともとオーバースケール気味に作ってゆく計画ですから、キャブもこのまま大きさを変えずに生かしました。

 

 エンジンの上面および側面のハッチ、そしてハンドルです。N氏の作品ではこうしたハッチ類は全て開閉自在になっていて中のエンジンが見えたりするほか、ハンドルも可動となっていて、前輪に繋げてありますから、ハンドルを回せば前輪も動きます。私にはそんなテクニックはありませんので、普通に接着して組み付けました。

 

 組み上がりました。この時点でキャブの後部を劇中車に合わせて縮めようかと思ったのですが、全体イメージで見ると寸法的には5ミリ程度しかないため、縮めても縮めなくても変わらない気がして、改造は止めました。Zis-6はシャーシーも荷台も長いので、キャブを縮めなくても後部のカーゴタワー部分のスペースは充分にあるからです。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く10 その12  広井酒店へ

2020年09月05日 | ゆるキャン△

 「高原中央」バス停から、伊豆高原駅への道を下りました。通称「高原通り」だそうです。

 

 バス停から約150メートルぐらい歩くと、左手に上図の看板がありました。広井酒店とあります。敷地の脇にボトルコンテナが積み上げてあるのが酒屋の店先らしさを感じさせます。今ではあまり見かけなくなった丸ポストも現役であるようです。この古いポストが店先にあるということは、お店自体も歴史が長いのでしょうか・・・。

 

 広井酒店の建物です。酒店というより地方の総合食料品店のような立派な設えであるのに驚きました。一階だけでなく二階にも売場があるのかな、と思いました。もしそうならば、相当の規模のお店です。
 ですが、実際には売場は一階だけでした。

 

 とりあえず、原作コミック第9巻112ページ3コマ目のアングルにて撮りました。

 

 お店の入口は、内側に三角に構えて戸口の両側は茶色の壁面となり、店内が見えません。意図的に見えないようにしてあるのでしょうか。それとも直射日光をシャットアウトするための設えでしょうか。

 

 戸口の左側に大きくデザインされた店名と、社用車らしきワゴンに乗る店主らしきダンディマスターのイラストがなかなかにオシャレです。看板デザイン関連の業者がこんな気の利いたデザインを作るようには思えませんので、もしかすると「ゆるキャン△」関連で縁が出来たファンの方が絵心を生かして描いたものではないか、と推測しました。

 

 お店に入る前に、記念の自撮り。後で画像整理の際に気付きましたが、マスクは外すべきでした。マスクを付けたままですと、どう見ても不審人物です。せめて黒森峰女学園の制服にすべきでした。(アホかお前は)

 

 店内に進んで左手にカウンターがあり、女将さんらしき方が居ましたので挨拶し、「ゆるキャン△」聖地巡礼で大室山から下山してこちらに寄った旨を話しました。
 どうぞ自由に見ていって下さい、と言われてふと横を見ると、上図のおなじみのコラボ食品類が並んでいました。これはどこでも見かけるので、「ゆるキャン△」聖地の定番販売品になっているようです。

 

 この犬のぬいぐるみは、もしかして・・・チクワ・・じゃなくてチョコ・・・ですよね・・・。そういうぬいぐるみが販売されているのか、ファンの方がこしらえてくれたものなのか・・・、聞くのを忘れました。わざわざコートを着せてあるところが、チョコちゃんの再現をはかっていて芸が細かいです。

 

 店内の一角というか、壁面と陳列棚を全て「ゆるキャン△」コーナーに仕立ててありました。展示品はおそらくファンの方々からの提供もしくは寄贈であるようですが、店主さんもまたノリノリでディスプレイしているのだな、と感じられました。実に楽しい雰囲気に満ちたコーナーです。

 ガルパンの大洗では、このようなアニメコーナーは数十の店舗にあって様々に楽しめますが、その多くがキャラクターパネル設置店だから出来ることです。ゆるキャン△の聖地に関連するお店は山梨でも数ヶ所程度しかなく、キャラクターパネル設置店も五ヶ所しかありません。静岡においてはここ広井酒店と伊東市街のいなば肉店の二ヶ所のみと聞いています。それだけに、ある意味貴重な存在だと思います。

 ですが、2021年1月から放送されるアニメ2期においては早川や浜松が初めて舞台に加わりますので、そちらの地域で同じようなお店が幾つか出てくるものと予想されます。楽しみです。

 

 そしてこのアングルが、原作コミック第9巻110ページ3コマ目のチョコちゃん登場の場面になります。先に見た犬のぬいぐるみを同じ位置においた時もあったそうです。ファンの方が置いたのか、店主さんが置いたのかは分かりませんが、後者だとすればノリノリ感が半端ありません。
 その愉快でダンディーな店主さんは、残念なことに外出中でお店に居られませんでした。  (続く)

 


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継続高校 タワーワゴン 作ります!! その1

2020年09月04日 | ガルパン模型制作記

 私のガルパン戦車車輌の第88作目は、継続高校チームのタワーワゴン車となりました。劇場版の冒頭にいきなり登場して話題になった車輌です。ガルパンの戦車以外の車輌にも関心があって色々作ってきた私としても、無関心ではいられませんでしたが、フィンランド独自の車輌ですから適応キットがある筈も無く、カーゴタワーの構造の複雑さもあって、最初は作ってみようという気も起りませんでした。

 ですが、その後、ミリタリートラックに詳しいサークルの先輩N氏が2018年4月にこの車輌に関しての分析考察(元記事はこちら)を行ってくれたことにより、再び関心が甦ってきましたが、作ってみようという気持には至りませんでした。
 N氏の考察によって、トラック部分はZis-5またはGAZ-AAのキットがベースとして使える事が示されたものの、それらのキットが入手困難になっていた時期でもあったので、製作へのスイッチが全く入りませんでした。

 

 ですが、N氏はよほどに関心があったようで、今年2020年3月の連絡電話でも「あのタワーワゴンのプラモはいずれは作るの?」と訊ねてきました。その際にタワーワゴンの劇場版と最終章の仕様の変化についても言及してきました(元記事はこちら)。
 その際に、これだけ先輩が考察してくれて制作の環境も整ってきているのに、ずっと作らないままでいるのもどうかと思い、迷った挙句に8月の「ゆるキャン△」聖地巡礼を終えた後のタイミングに製作してみることに決めました。

 そのことをN氏に連絡した際、最初に「トラックのキットは買ったのか?」と訊かれました。
「いえ、まだです。Zis-5かGAZ-AAのキットを買えばいいんですよね?」
「そう言ったけどな・・・、しかし、これは寸詰まりの問題があるんで、買うのはやめとけ。代わりに俺が適当なのを用意してやるから・・・」
「・・・寸詰まりの問題、って何ですか?」
「あれ?この前話してなかったか?」
「いえ、聞いてませんよ。今初めて聞きました・・・」
「そうか、要するにZis-5やGAZ-AAのキットでは、ホイールベースが劇中車より短いので、これをベースに作るとキャブ以外は寸法を縮めなきゃならない、ということ」
「マジですか・・・!」

 そう応じつつも、正直なところ私にも思い当ることがありました。確かにネット上で見かけたタワーワゴン車の先行作品の大部分が劇中車より短くなっているというか、確かにキャブ以外のタワー部分などが縮められたりして、寸詰まり気味の傾向が共通して感じられたのを思い出しました。

 

 ここでN氏の言う「寸詰まりの問題」を簡単に述べますと、上図のように劇中車は黄色の縦線の位置に車輌の中央部が位置しますが、Zis-5やGAZ-AAはホイールベースが劇中車より短いため、車輌の中央部が前に移動してキャブ部分にあたります。したがって荷台部分のシャーシーが短くなりますので、カーゴタワーなどの構造物をスクラッチで仕上げる際に、それらの寸法を縮めないとおさまらないことになります。
 ネット上で見かけたタワーワゴン車の先行作品の大部分がその流れで作られているため、キャブはそのままだが、後ろのカーゴタワーなどの構造物は全体的に縮めたサイズに作られて窮屈な感じにもなっている例が見られます。私の感覚では「キャブが異様に大きく見えるな」と捉えていたのですが、要は後部が縮まっているから、そう見えるのでした。

 この「寸詰まりの問題」について、N氏は「劇中車がモデルにしている実在の車輌が、そもそもZis-5かGAZ-AAよりホイールベースが長いようだ」と分析し、元モデルのトラックを「リパブリック社の1920年型トラック」としたうえで、「その荷台が長いタイプだったのではないか」と推定しています。
 したがって、適応キットはZis-5やGAZ-AAよりも荷台が長いタイプでなければならないわけで、例えばZis-6やGAZ-AAAの方が適当であるという結論に行き着きます。キットはズベズダ、ホビーボス、ミニアート、アークモデルズなどから出ています。

 

 それでN氏が「俺が適当なのを用意してやるから・・・」と言って後日に宅配便で送ってくれたのが、上図のアークモデルズのBM-13のキットでした。そのトラック部分はZis-6でありますから、これをベースにしてみてくれ、ということでしょう。
 早速に御礼の電話をかけると、N氏は「GAZ-AAAのキットも探したけど売切ればっかりやった」と済まなさそうに話しつつも、「寸法的にはZis-6の方が長いから、タワーとかをスクラッチするにも余裕があってええんやないかな」と言いました。

 確かにカーゴタワー部分はブラ棒の複雑な組み合わせによって作らないといけないので、ブラ材も3、4種類ほど揃える必要があります。先行作品のようにサイズを無理に縮めていたら、劇中車のようなカーゴタワーの雰囲気はとても作れません。私自身が細かい工作が下手ですので、ややオーバースケール気味のZis-6をベースにして大き目に作ってみるという選択はアリかもしれません。
 オーバースケール気味の状態に作るのであれば、少なくとも「寸詰まりの問題」は解決出来ます。Zis-6はキャブ部分からして劇中車より大きいうえに、資料上の制約もあって、そもそも劇中車ズバリの姿形に仕上げるのが不可能に近いです。それで今回は、試行錯誤の意味で、なるべく劇中車に似せるモドキ作品という位置づけで製作してみることにしました。

 

 なので、N氏がかねて指摘していた、上図の黄枠内の最終章仕様のカーゴの形状なども、あまりこだわらないことにしました。実在の車輌のそれは劇場版仕様に近いですが、最終章仕様のほうはサイズも大きくなっていて、枠の形状の一部も描画上でのミスである可能性が否定出来ません。

 

 これが実際にフィンランドで活躍していたタワーワゴン車の写真です。全体的に劇場版の劇中車にほぼ共通する要素が多いです。しかも劇中には無い左側の側面観の写真ですので、劇中車の左側面もこれを参考にすることになります。
 この車輌は、路面電車の架線整備用の高架作業車として使われていたといい、N氏の言う「リパブリック社の1920年型トラック」にあたるようです。エンジンフード側面にリパブリックのエンブレムがついています。

 この実在の車輌も車輌の中央部がキャブの後ろに位置します。つまりホイルベースおよび荷台が長い車輌がベースになっているようです。模型で再現する際にZis-5かGAZ-AAのキットを使うと、後部の寸法が足らなくなるのも理解出来ます。
 それで、Zis-6やGAZ-AAAのほうを使って、6輪を劇中車に合わせて4輪に改造するという流れが適当だろう、とN氏がアドバイスしてくれましたが、その通りに試みてゆくことにしました。

 

 中身です。アークモデルズはロシアのメーカーですので、製品の雰囲気がズベズダやミニアートのキットに似ている感じがするのも偶然ではないのでしょう。

 

 案内文およびキット車輌概説もロシア語でした。もともとロシア国内向けに作られた製品なのでしょうか。せめて英文も添えてくれれば、と思いました。

 

 組み立てガイドは御覧のように3ページにわたりますが、これは6輪トラックのBM-13に作る工程ですので、今回の改造スクラッチの手順とは大いに異なります。ベースに使用するZis-6トラック本体も6輪を4輪に改造するほか、後部を色々改変するため、今回は組み立てガイドの図面は載せてもあまり意味がないと判断し、ここでは掲載しないことにしました。それで、実際の作業工程のみを画像にて紹介してゆきます。  (続く)

 


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ゆるキャン△の聖地を行く10 その11  高原中央へ

2020年09月03日 | ゆるキャン△

 大室山の山頂散策路を一周して眺望を楽しんだ後、再びリフトに乗って麓へ降りました。大室山は国の天然記念物として山体の保護が図られており、そのために歩いての登山が禁じられて登山道も無いため、山への出入りはリフトのみで行われています。

 

 登りの時は山に向かっていましたから山しか見えませんでしたが、降りの時は下界を広く見下ろしながらゆっくりと下っていきますので、眺めが楽しいです。富士山が見えなかったのが残念でした。

 

 右手にはシャボテン公園も見えました。あっ、ショッカー基地・・・いやグリフォンだ・・・。温室ピラミッドも見えました。左側下方の赤い屋根の建物が、昼食をいただいたレストランです。

 

 このリフトからの景色も、どうも見覚えがあります。ウルトラマンや仮面ライダーで見たような気がします。たしかムラマツ隊長も立花藤兵衛もこのリフトに乗ってたような・・・。

 

 ユラユラ揺られつつ、何も考えずにボーッと景色を眺める。このひとときも良いものでした。今回はあちこち忙しく動き回っていたので、この大室山リフトの数分が最ものんびり出来たと思います。

 

 最後のリフト支柱の横をゴロゴロと振動に揺られて過ぎました。その後2分足らずで降り場に着きました。

 

 帰りのバスの時刻までまだ15分ほどありましたので、売店で本わさびアイスクリームを買いました。

 

 これが、原作コミック第9巻113ページ2コマ目で各務原なでしこと志摩リンが食べていたわさびアイスの実物です。わさびが入ってて、本当にツーンときました。暑さでバテ気味の心身がシャキっとなりました。伊豆半島巡礼の際にも天城峠で似たようなのを食べましたが、本当にわさびとアイスは合いますね・・・。

 

 大室山リフト、実に楽しかったです。また季節を変えて、例えば秋に利用してみたいです。

 

 帰りのバスは、昼食をいただいたレストラン前の2番乗り場から、13時48分発に乗りました。これは大室山の東麓を回って伊豆高原駅に向かうので、行きのバスと合わせて山の周囲をぐるりと廻った形になりました。

 

 12分後、上図の「高原中央」バス停で降りました。他の乗客の大半もここで降りていましたが、付近に観光スポットが点在しているためでしょうか。私自身は、この伊豆伊東エリアでの最後の巡礼地である広井酒店に向かいました。このバス停から徒歩3分ぐらいでした。

 

 時刻表を見ました。私が乗ってきたバスは14時の便でしたが、その次の15時台はバスがありませんでした。次のバスは2時間後の16時です。でもここまで来れば、終点の伊豆高原駅までは徒歩で10分ぐらいなので、広井酒店訪問の後は歩いて帰ることに決めていました。  (続く)

 


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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く36 その18 「大洗離脱です!!」

2020年09月02日 | 大洗巡礼記

 梅原屋にて朝日堂の弁当を食べ終えた後、Nさんと会って最新のガルパンプラモ作品を見せていただきました。あんこうチームのⅣ号戦車でした。

 

 相変わらずの高クオリティですが、いわゆる汚しやバトルダメージなどは入れていませんので、綺麗でスッキリとしています。塗装は味わいのあるグラデーションをかけてありますが、立体感を増幅させるように配慮してあるのは流石です。

 

 どこから見ても絵になります。じっと眺めていても飽きません。

 

 このⅣ号戦車の他、製作中の作品のパーツ群も見せていただきましたが、エデュアルド社のヘッツアーのフルインテリアキットでした。これでカメさんチームの搭乗車を作る、と話していましたが、インテリアのパーツに省略や不足がかなりあるので細部を色々追加工作しているんだ、と言って工作途中のインテリアパーツなどを示してきました。
 私自身は、ヘッツアーにもインテリアキットがあることを初めて知りましたので、それに対する感動があったのですが、更に作り込みを行なって精密さにこだわるNさんの情熱に、また感動させられました。
 そのヘッツアーの完成画像を、後日にツイッターでの返信の形でいただきました。「隣に居るやつ、完成」とのコメントと共に3枚の画像がありました。こちら。流石というか、見事さは不変であって、むしろ作を重ねるごとに作域が向上しているという印象を受けました。

 あと、以前に作ったジオラマの戦車道倉庫の事にも触れ、レンガ壁をどうやって作ったかを説明してくれました。私自身もいずれはジオラマを作ろうと考えていて、とりあえず戦車道倉庫を、と思っているため、Nさんのアドバイスは大変参考になりました。前回の訪問時にもトラス材に関する教示をいただいていましたが、それはレンガ壁の内側の鉄骨フレームの素材になります。

 ただ、私としては、Nさんの独創あふれるガルパンジオラマ群に感動し憧れていることもあって、戦車道倉庫を作るにしても、劇中そのままに再現するような形よりは、もう少し何かプラスアルファを意図して、オリジナルストーリーもイメージ出来るようなものに仕上げたいなと思います。
 ですが、何をどう作るか、という基本的な事すらまだまとめていませんので、もう少し色々と勉強しながら模索してみる積りです。

 その後、Nさんの要望で喫茶店「skdfz」へ行きました。Nさんがまだ行っていなかったからです。私は二度目でしたので、特に思う事はなく、ただ店内の展示作品を見まわしたのみでした。
 Nさんは食事もして、お店の方と色々話していましたが、私自身は今後製作する予定の継続高校タワーワゴンのことで頭が一杯でした。今回の大洗滞在中に入ったお店のいずれにも先行作品の寄贈は見られなかったので、従来より指摘されている先行作品の寸詰まりの件というのがさっぱり分からず、終始モヤモヤしたままでした。
 後日にフォロワーさんよりタワーワゴンの作品を浅野丸に寄贈した旨の教示を受け、ああ浅野丸さんに先行作例が展示されているのか、見に行けばよかった、と後悔したりしました。

 

 Nさんと別れて大洗駅へ向かいました。

 

 途中、きらめき通りの西側にある上図の真新しい祠に拝礼しました。以前に水浜電車の軌道跡を探査した際に見かけた古い祠が、車道敷設による移転と造替を経て、現在の状況に落ち着いています。

 

 祠の背後には、上図の行人塚無縁碑が建てられています。これは前に見たかなあ、と記憶をまさぐりましたが思い出せませんでしたので、今回初めて見たと思います。大洗にも行人塚があったんだなあ、と驚きました。

 行人塚とは、密教および山岳修験系統の行者が即身成仏を目指すべく、生きながら埋められた塚です。いわゆる入定ミイラで知られる羽黒山修験の行人塚などが代表例で、東日本に分布します。その西限は、私の知る限りでは岐阜県横蔵寺の妙心法師舎利仏であるようですが、京都の丹後にも行人塚があると聞いたことがあります。

 ここ大洗でも、行者が即身成仏を目指すべく、生きながら埋められた塚があったわけですが、現在ではその供養碑にあたる行人塚無縁碑だけが元位置から動いて現在に至っているようです。塚そのものはどうなったのか、そこで入定したであろう行者の舎利仏がどうなかったのか、は全く分からないようです。

 

 大洗駅に入りました。この日は水戸の宿にもう一泊して、翌朝に帰路につき、途中で秋葉原に立ち寄る計画でした。

 

 それでは皆さん、さようなら。これらのパネルが、今後もずっとこの位置に並んでいるかどうかは分かりませんので、もしかしたら、これが見納めかもしれません。大洗駅も新たに生まれ変わりますから、パネルの扱いも一変するのであろうと予想されます。

 

 最終章は全6話ですが、まだ2話までしか公開されていません。今後の道のりは長いようです。3話が公開された後にここに来るかどうかは分かりませんし、全6話において大洗の新たな聖地が追加されなければ、再訪のキッカケもつかみにくいかもしれません。未来は神のみぞ知る、でしょう。


 帰りの列車内で、向かいの席に座った50代ぐらいの方に「星野さんでしょうか」と声をかけられました。この方も拙ブログの読者かつツイッターのフォロワーさんでした。そしてガルパンプラモデル歴5年のモデラーさんでした。話していて、奇しくも同じ水戸プリンスホテルに泊まっていることが分かり、夕食を一緒に食べましょう、ということになりました。
 それで、水戸駅ビル内のイタリアンレストランに行き、食べ放題ワイン飲み放題のコースで楽しみながらガルパン模型談義を3時間にわたり展開しました。ガルパンに出ている戦車、車輌は出来れば全部作ってみたい、とする基本方針が同じだったため、話題はもっぱら適応キットをどう選ぶか、どう改造して作るか、といった点に集中しました。お互いにまだ作っていない車輌の適応キットを同時に挙げると、全て一致したので笑いになりました。

「いやー、星野さんのブログ読んでて、この人ウチと同じ傾向でプラモ作ってるぞ、って思ってずうっと親近感もってたんですわ。今話してても全てが全然違わないので、面白すぎて笑ってしまいますわ」
 そう語っていたDさんは、岡山県の方でした。明日同じように朝出て帰路につくというので、私が秋葉原に立ち寄る件を話したら、「それ、ええですね!一緒しても構いませんか?」と乗り気になってきました。

 お蔭で、翌日の秋葉原での模型店巡りが、とても楽しいものになったのは言うまでもありませんでした。ラジオ会館からレオナルドまで4ヶ所を回り、盛り上がりながらお互いに幾つかのキットを買って大満足でありました。Dさんはジャンクパーツも盛んに集めているそうで、イエローサブマリンでもレオナルドでもパーツを探し回っていました。私が、かつて岡山エラヤの水没セールで買ったジャンクパーツが大量にあると話したら、「そのエラヤ、あのセール期間中には行けなかったんですよ・・・。真備の本店には後になってから行きましたがね・・・」と残念がっていました。

 それで、私の手元にある余剰のパーツ群をあげますよ、と言うと「えっ、ええんですか?有り難いことです。そしたら、一度京都にお邪魔しますわ」と乗り気で承知してきました。年齢も近いうえに、アンタッチャブルの山崎弘也さんに似た風貌や活気を持っており、話してるだけでも楽しい方ですので、おそらく、今後もメールや電話などでの交流が続くと思います。

 今回はあわせて5人の読者またはフォロワーさんにお会いするという流れになり、カノウヤ応援作戦の前倒し終了までの作業の忙しさよりも、そちらの方が多忙になったりしましたが、充実度も満足度も一番大きかった気がします。

 以上にて「ガルパンの聖地・大洗を行く36」のレポートを終わります。

 


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ゆるキャン△の聖地を行く10 その10  大室山山頂から

2020年09月01日 | ゆるキャン△

 大室山の火口周縁散策路を三分の一ほど歩いた地点から、北側を見ました。歩いてきた道が細く稜線上にのびていました。上図左端の赤い屋根は浅間神社です。原作コミック第9巻119ページ1コマ目の景色です。
 この日は天気も良く、周辺の眺望は素晴らしかったのですが、遠くに望まれるはずの富士山は雲霧に隠れて見えませんでした。

 

 コースの半分ほどを歩いて、大室山火口周縁の南側の最高所に着きました。すなわち山頂で、三等三角点が設置されています。どこの山にもありますので、中世戦国期の城跡巡りをしていた時期にもよく見ました。

 

 この真上から見下ろすアングルで、原作コミック第9巻119ページ4コマ目に出てきます。このあと各務原なでしこ達が揃って口を三角点の形に作って大垣千明を笑わせていますね。

 

 山頂から西辺にかけては下り坂になります。山頂までは長く緩やかな登り道でしたが、下りの道は短い距離で一気に降ります。原作コミック第9巻120ページ4コマ目のアングルです。

 

 だいたいコースの四分の三ぐらいを歩いたあたりの景色です。リフト乗降所の展望所や売店、そして浅間神社が見えました。

 

 振り返って山頂を見ました。坂道がかなり急であることが分かります。だから時計回りに回るのが楽であるわけです。

 

 ここにも石仏の列がありました。

 

 なるほど、五智如来地蔵尊ですか・・・。

 

 だんだんと終点が近づいてきました。強い日差しの下でしたが、ずっと強い風に吹かれていたのでむしろ涼しいぐらいでした。

 

 リフト乗降場隣の富士山展望所に着きました。これで火口周縁散策路を一周したわけです。

 

 遠くまで綺麗に晴れていれば、この標識の奥に富士山が望まれる筈でした。原作コミック第9巻121ページ1コマ目にて全員が記念撮影したのもここでした。

 

 私自身は、大室山南辺の山頂をバックに、原作コミック第9巻と共に記念の自撮りで済ませました。ただ、どうしても撮影の際に笑ってしまうので、表情をつくろうのが大変でした。
 大室山、実に楽しいところでした。四季折々の景色の変化も素晴らしいことでしょう。また季節を変えて再訪したいです。

 ゆるキャン△の聖地巡礼は、どこでも風光明媚の名所が多く、普通に観光で行っても楽しめますし、テンションも大いに上がります。ガルパンの大洗では全く味わえない景色と雰囲気が沢山味わえるのが、ゆるキャン△聖地巡礼の魅力の一つだと思います。  (続く)  

 


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