歴史街道を歩く会の3月例会に参加しました。今回は常滑市のやきもの散歩道を歩くものでした。
名鉄常滑駅に降り立ってから、やきもの散歩道を歩き始めました。陶磁器会館がスタート場所で、先に歩き始めたのがBコースです。グルッと大きく周回し、INAXライブミュージアムまで行ってきて、陶磁器会館へ戻ってきました。
その後は自由行動となりましたので、Aコースを小さく回りました。「常滑やきもの散歩道」を散策したのですが、点在する陶磁器関係のポイントが有り、焼き物のテーマパークを歩いているような印象が有りました。
時期的に春の足音が聞こえる。そのような状況下で、やきものの街を散策できたのが面白かったです。
名鉄常滑駅で下車して、常滑の街を歩き始めました。
駅から出ると、やきもの散歩道の表示が有り、どちらに向かえば良いのか、すぐに判りました。
とこなめ招き猫通り
切り立った斜面を活用して、モザイクタイルの巨大な壁画が見えます。
「とこなめ昭和30年代風景」と言うタイトルです。
煙突が林立しています。
とこなめ招き猫通り。
斜面を活用して陶磁器の造形が展示して有ります。
テーマは「ネコ」です。
全部で30点近くが展示して有ります。
色々のネコの表情が面白いです。
常滑市陶磁器会館
常滑市陶磁器会館に着きました。
ここは「常滑やきもの散歩道」のスタート地点となっています。
Bコースの案内図。
これから、Bコースを散策します。
陶磁器会館の前に設置してあったポストです。
ポストの上に郵便屋さんの陶像が設置して有ります。
うさぎの郵便屋さん。可愛いと思います。
スタートして、目に付いたのが土管の擁壁です。
Bコースを歩いています。
こちらは土瓶の擁壁です。
歩いて来て、目に留まったのが植木鉢です。
工場で生産されたものが、積み上げて有ります。
この工場、かつては土管や土瓶を生産していたのでしょう。
土管や土瓶が売れなくなり、植木鉢に方向転換したのだと思います。
このようなモノでも、ベトナム産などに追い上げられているのではと想像しました。
相持院
歩いて来た場所が相持院です。
上の写真の車。豊田ナンバーのワゴン車でした。
白衣を着た女性が6~7人、寺の中に入っていきました。
右は参拝する女性。
階段を下って表に出て来ました。
裏から入って表に出て来た訳です。
階段を登って行く人たちが居ました。
私が階段を下から見上げて撮影する間、待っていてくれたのです。
相持院は知多四国の札所となっているところでした。それで、先ほどのワゴン車。納得でした。
参拝するのも、車で短時間に廻るのでなく、このように表から階段を登ってお参りする。こうする事がご利益に繋がると思います。
Bコースの案内標識。
このような標識が各所に立てて有りました。
歩いて来て、前方の眺望が広がる所へ来ました。
煙突が何本か、立っています。
最盛期は林立していた事でしょう。
モクモクと立上る黒煙。常滑のスズメは黒いと言われて居ますが、煙突が減り今は他所のと変らないのでしょう。
大善院
大善院へ来ました。
樹齢480年と言う「いぶき」の大木。
その大きさに感心しました。
INAXライブミュージアム
INAXライブミュージアムへ歩いてきました。
INAXライブミュージアムの点在する施設のレイアウトを表しています。
黒い建物は窯の有る広場・資料館です。
四角い煙突は、今は使われていませんが、INAXライブミュージアムのシンボル的な煙突です。
この横にはトンネル窯が有りました。
世界のタイル博物館の前です。
ここで、一旦解散し、自由に昼食を取ります。
そして、13時に集合となりました。
世界のタイル博物館の館内へ入りました。
「装飾の宇宙」。光によって、タイルの表情が変りました。
世界のタイル博物館のエントランスです。
タイルで綺麗に装飾された床です。
こちらは中国のタイルのコーナーです。
博物館から外に出ました。
外側から見た陶楽工房です。
タイルアートが体験出来る施設です。時間が有りませんので、タイルアートをやって見る事が無理でしたが、機会が有りましたらやってみたいと思いました。
INAXライブミュージアムを後にしました。
歩いて来て、見えたのがこの建物です。
INAXの創業者。伊那氏の屋敷です。
常滑西小学校です。
モザイクタイルの壁画が見えます。
こんな所も、常滑らしいところです。
県道を歩いてきました。
先に見える橋がいちき橋です。
Aコースの案内図です。
常滑市陶磁器会館へ戻って来ました。
ここで解散し、自由行動となりました。
14時40分までに、この場所へ戻って来なくてはなりません。
何か、作業をしているご夫婦。
ここでも、崖を土管で擁壁にしています。
前に居る親子連れ。先ほどのINAXライブミュージアムで見かけた人達でした。
何気なく歩いて来た道。旧常滑街道と看板が出ています。
会の名が「歴史街道を歩く会」です。今日は常滑のやきもの散策なのですが、旧常滑街道の一部を踏破できて良かったです。
旧常滑街道と言いましても、街道らしい感じのする道では有りません。
それでも、常滑独特の土瓶の坂や擁壁が有り、良い雰囲気の道を歩きます。
陶芸道場の前を通りました。
ユニークな動物たち。
陶芸の体験が出来る場所なのでしょう。
土管坂
土管坂です。
左は土管。右は焼酎瓶です。
何かの容器である事は判っていましたが、後から焼酎瓶で有ることを知りました。
民家の庭。
白いジンチョウゲが芳香を放っていました。
こちらはボケの花。
散歩堂と言う店の前でした。
散策する家族連れとすれ違いました。
ここの擁壁も素焼きの製品で守られて居ます
登窯へ来ました。
左は焼成室。
傾斜を利用した登窯。焼成室が何室も続きます。
登窯広場の展示工房館へ来ました。
焼酎瓶と硫酸瓶が展示してありました。
この実物を見て、焼酎や硫酸の容器だと判りました。
登窯広場の一角に水琴窟が有りました。
廻船問屋瀧田家
左はでんでん坂です。
右は廻船問屋瀧田家です。団体の割引券を貰い、150円で見学できたのですが、時間が無いので入館を控えました。
だんご茶屋
歩いて来て、前方にだんご茶屋が見えました。
老夫婦が営んでいるだんご屋さんです。
1本買いました。
だんご茶屋の暖簾。
散策する家族連れ。
⑤の指示標識です。
案内図の番号が現地に立つ標識と番号が一致しています。
案内図を見ながら散策していて、標識の番号を見れば、今どの辺りに居るのかが判りました。
この後、常滑市陶磁器会館へ向かいました。
感想
「常滑やきもの散歩道」を散策しました。今回は作陶体験はしませんでしたが、体験できる場所が何箇所かありました。それに焼き物を見て回る所も有りました。常滑が焼き物のテーマパークのようなイメージがしました。
コデマリやスイセンを見かけました。丁度、花々が咲き始めた時期で、春の訪れを感じました。
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