CONTAGION/11年/米/106分/感染パニック・サスペンス/劇場公開
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
過去監督作:『オーシャンズ13』
出演:
◆マリオン・コティヤール…ドクター・レオノーラ・オランテス
過去出演作:『インセプション』
◆マット・デイモン…ミッチ・エムホフ
過去出演作:『トゥルー・グリット』
◆ローレンス・フィッシュバーン…エリス・チーヴァー博士
過去出演作:『プレデターズ』
◆ジュード・ロウ…アラン・クラムウィディ
過去出演作:『レポゼッション・メン』
◆グウィネス・パルトロー…ベス・エムホフ
過去出演作:『アイアンマン2』
◆ケイト・ウィンスレット…ドクター・エリン・ミアーズ
過去出演作:『乙女の祈り』
◆ブライアン・クランストン…ライル・ハガティ海軍少将
過去出演作:『リトル・ミス・サンシャイン』
◆ジェニファー・イーリー…ドクター・アリー・ヘクストール
◆サナ・レイサン…オーブリー・チーヴァー
過去出演作:『エイリアンVS. プレデター』
<ストーリー>
謎のウイルスが発生し、全世界に感染が広まる。人々の間に蔓延する恐怖は、ウイルスよりも急速に拡大していき…。
<感想>
冒頭からやけに老けた血色の悪いグウィネス・パルトローが出てくるのだが、感染していたが為にああいう顔してたんやね。
彼女を媒体にして未知のウィルスが世界中にパンデミックしていった訳だけど、彼女が後に死ぬのは想定済みだとしても、まさか頭皮ベロン、頭蓋骨パカッといった扱いを受けるとは思いもしなかった。
一応、大女優だもんよ、綺麗な死に方すると思うやん。
これがしないんだよなぁ。
ケイト・ウィンスレットも殺しちゃうし。
スティーヴン・ソダーバーグ、容赦無し。
でもこういうのがあってか、作品にリアリティなるものが生まれている事は確か。
何処かドキュメンタリー・タッチな作風も感染による恐怖というものを後押ししていて、実際に恐ろしい現場を見せられているかの様な錯覚を齎してくれる。
淡々とした展開ながらも物語にグイグイ引き込まれてしまう説得力がこの作品にはあるんだよな。
現実を見ても、今の日本はインフルエンザが大流行している訳で、強ち今作の様な危機的状況に陥ってもおかしくない。
もしそのインフルエンザが過去に発見されていない新型で、対処する為のワクチンが無いと知ったならば、国民は映画の中みたく大混乱に陥る可能性も無きにしも非ずと考えたら、かなり身震いさせられるものもある。
ウイルスは常に身近に潜んでいるというメッセージも添えられた本作は、本当に起きるかもしれない物語としてソダーバーグはノンフィクション風に仕立て上げた事で、観る者に色々と考えさせ、多少なりともウイルスの恐怖なるものを植え付ける事に成功している。
そういった点でも実に見応えある作品でした。
ラストに全ての感染の源となる『1日目』を持ってくる辺りも上手い。
嫌な余韻をしっかりと残してくれます。
「ここから、そういう原因で死の連鎖が始まったんだ」
という驚きを抱きながら観終えつつも、何を経由してウイルスは作られるのか解ったものじゃないよな、と恐ろしくもなりましたよ。
ミッチの娘がボーイフレンドとダンスする時に流れる曲
U2-All I Want Is You
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★★☆
12/02/15DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-02-16
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
過去監督作:『オーシャンズ13』
出演:
◆マリオン・コティヤール…ドクター・レオノーラ・オランテス
過去出演作:『インセプション』
◆マット・デイモン…ミッチ・エムホフ
過去出演作:『トゥルー・グリット』
◆ローレンス・フィッシュバーン…エリス・チーヴァー博士
過去出演作:『プレデターズ』
◆ジュード・ロウ…アラン・クラムウィディ
過去出演作:『レポゼッション・メン』
◆グウィネス・パルトロー…ベス・エムホフ
過去出演作:『アイアンマン2』
◆ケイト・ウィンスレット…ドクター・エリン・ミアーズ
過去出演作:『乙女の祈り』
◆ブライアン・クランストン…ライル・ハガティ海軍少将
過去出演作:『リトル・ミス・サンシャイン』
◆ジェニファー・イーリー…ドクター・アリー・ヘクストール
◆サナ・レイサン…オーブリー・チーヴァー
過去出演作:『エイリアンVS. プレデター』
<ストーリー>
謎のウイルスが発生し、全世界に感染が広まる。人々の間に蔓延する恐怖は、ウイルスよりも急速に拡大していき…。
<感想>
冒頭からやけに老けた血色の悪いグウィネス・パルトローが出てくるのだが、感染していたが為にああいう顔してたんやね。
彼女を媒体にして未知のウィルスが世界中にパンデミックしていった訳だけど、彼女が後に死ぬのは想定済みだとしても、まさか頭皮ベロン、頭蓋骨パカッといった扱いを受けるとは思いもしなかった。
一応、大女優だもんよ、綺麗な死に方すると思うやん。
これがしないんだよなぁ。
ケイト・ウィンスレットも殺しちゃうし。
スティーヴン・ソダーバーグ、容赦無し。
でもこういうのがあってか、作品にリアリティなるものが生まれている事は確か。
何処かドキュメンタリー・タッチな作風も感染による恐怖というものを後押ししていて、実際に恐ろしい現場を見せられているかの様な錯覚を齎してくれる。
淡々とした展開ながらも物語にグイグイ引き込まれてしまう説得力がこの作品にはあるんだよな。
現実を見ても、今の日本はインフルエンザが大流行している訳で、強ち今作の様な危機的状況に陥ってもおかしくない。
もしそのインフルエンザが過去に発見されていない新型で、対処する為のワクチンが無いと知ったならば、国民は映画の中みたく大混乱に陥る可能性も無きにしも非ずと考えたら、かなり身震いさせられるものもある。
ウイルスは常に身近に潜んでいるというメッセージも添えられた本作は、本当に起きるかもしれない物語としてソダーバーグはノンフィクション風に仕立て上げた事で、観る者に色々と考えさせ、多少なりともウイルスの恐怖なるものを植え付ける事に成功している。
そういった点でも実に見応えある作品でした。
ラストに全ての感染の源となる『1日目』を持ってくる辺りも上手い。
嫌な余韻をしっかりと残してくれます。
「ここから、そういう原因で死の連鎖が始まったんだ」
という驚きを抱きながら観終えつつも、何を経由してウイルスは作られるのか解ったものじゃないよな、と恐ろしくもなりましたよ。
ミッチの娘がボーイフレンドとダンスする時に流れる曲
U2-All I Want Is You
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
評価:★★★☆
12/02/15DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2012-02-16
メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ