A BOUT PORTANT/10年/仏/85分/サスペンス/PG12/劇場公開
監督:フレッド・カヴァイエ
過去監督作:『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』
脚本:フレッド・カヴァイエ
出演:
◆ジル・ルルーシュ…サミュエル
過去出演作:『アデル/ファラオと復活の秘薬』
◆エレナ・アナヤ…ナディア
過去出演作:『シャッター ラビリンス』
◆ロシュディ・ゼム…サルテ
◆ジェラール・ランヴァン…ヴェルネール
過去出演作:『ル・ブレ』
<ストーリー>
パリ市内の病院に勤務する看護助手のサミュエルは、突然家に押し入ってきた謎の男たちに妻を誘拐され…。
<感想>
事態は常に激しく動いている・・・。
長編2作目にしてまたもや傑作ノンストップ・サスペンスを誕生させた。
序盤で見せるサミュエルとナディアの幸せそうな姿。
2人とも初めての自分達の子がお腹の中でスクスクと育っているだけあって本当に嬉しそうな顔を見せてくれます。
特に満面の笑みを浮かべて夫にキスをねだるナディアが可愛らしく微笑ましいものがあります。
しかしそんな幸せな日常も束の間、突如侵入してきた男にサミュエルは頭を殴打され気絶、ナディアは何処かへと連れ去られてしまう。
何が起きたのか把握出来ない中、携帯に掛って来た1本の電話。
「入院中のサルテを連れ出してこい」
こうして妻を助ける為に看護助手サミュエルの奮闘が始まって行きます。
二転三転とする話の流れには否応なしに引き込まれていく。
どう話が転んでいくのか全く予想出来ない為に緊張感も必然と生まれます。
汚職警官の存在。
彼らにハメられた連続強盗犯のサルテ。
指名手配中のサルテを病院から無理矢理連れだした事で警官たちに追われる身となったサミュエル。
全ての事件の解決を握るのは警察署のヴェルネールの金庫に保管されたUSBメモリー。
正に息もつかせぬ怒涛の展開!!
特に終盤に起きる大混乱に陥った警察署内で、今にも女性警官に殺されそうになるナディアをサミュエルが必死で探しまわる姿にはハラハラとさせられます。
サルテの機転により、ヴェルネールの悪事が善良警官たちの目に入り、一瞬にして署内が沈黙と化し、その沈黙が数分もの間続くシーンは本編一番の見所。
ヴェルネールを署員一同が冷やかな視線を送るこのシーンは、サミュエル同様「どうだ!!」という気持ちが私にも生まれてきて、とても気分が晴々となる瞬間でした。
弟を惨殺された恨みを、しっかりとラストで果たすサルテの静かなたたずまいにも、そう簡単には生かしておかないという落とし前の付け方が観て取れて、気分良く観終える事が出来ました。
再びナディアが小さな生命を宿し、家族皆に明るさが戻るエンディングも素晴らしい。
フレッド・カヴァイエ監督の物語作りの上手さには心から感心させされる。
次回作も期待大!
今作の美女図鑑
ナディア役のエレナ・アナヤ。
笑顔が素敵。
今作の自分の娘にしたい子役図鑑
色々とありましたが、無事に生まれてこんなにも大きくなりました。
サミュエルとナディアの愛情を体全体で受け止めて、無邪気に甘える姿が可愛らしい。
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★★
12/02/24DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-02-24
メーカー:ブロードメディア・スタジオ
関連作:
『ポイントブランク ~標的にされた男~(2014)』(リメイク)
監督:フレッド・カヴァイエ
過去監督作:『ラスト3デイズ ~すべて彼女のために~』
脚本:フレッド・カヴァイエ
出演:
◆ジル・ルルーシュ…サミュエル
過去出演作:『アデル/ファラオと復活の秘薬』
◆エレナ・アナヤ…ナディア
過去出演作:『シャッター ラビリンス』
◆ロシュディ・ゼム…サルテ
◆ジェラール・ランヴァン…ヴェルネール
過去出演作:『ル・ブレ』
<ストーリー>
パリ市内の病院に勤務する看護助手のサミュエルは、突然家に押し入ってきた謎の男たちに妻を誘拐され…。
<感想>
事態は常に激しく動いている・・・。
長編2作目にしてまたもや傑作ノンストップ・サスペンスを誕生させた。
序盤で見せるサミュエルとナディアの幸せそうな姿。
2人とも初めての自分達の子がお腹の中でスクスクと育っているだけあって本当に嬉しそうな顔を見せてくれます。
特に満面の笑みを浮かべて夫にキスをねだるナディアが可愛らしく微笑ましいものがあります。
しかしそんな幸せな日常も束の間、突如侵入してきた男にサミュエルは頭を殴打され気絶、ナディアは何処かへと連れ去られてしまう。
何が起きたのか把握出来ない中、携帯に掛って来た1本の電話。
「入院中のサルテを連れ出してこい」
こうして妻を助ける為に看護助手サミュエルの奮闘が始まって行きます。
二転三転とする話の流れには否応なしに引き込まれていく。
どう話が転んでいくのか全く予想出来ない為に緊張感も必然と生まれます。
汚職警官の存在。
彼らにハメられた連続強盗犯のサルテ。
指名手配中のサルテを病院から無理矢理連れだした事で警官たちに追われる身となったサミュエル。
全ての事件の解決を握るのは警察署のヴェルネールの金庫に保管されたUSBメモリー。
正に息もつかせぬ怒涛の展開!!
特に終盤に起きる大混乱に陥った警察署内で、今にも女性警官に殺されそうになるナディアをサミュエルが必死で探しまわる姿にはハラハラとさせられます。
サルテの機転により、ヴェルネールの悪事が善良警官たちの目に入り、一瞬にして署内が沈黙と化し、その沈黙が数分もの間続くシーンは本編一番の見所。
ヴェルネールを署員一同が冷やかな視線を送るこのシーンは、サミュエル同様「どうだ!!」という気持ちが私にも生まれてきて、とても気分が晴々となる瞬間でした。
弟を惨殺された恨みを、しっかりとラストで果たすサルテの静かなたたずまいにも、そう簡単には生かしておかないという落とし前の付け方が観て取れて、気分良く観終える事が出来ました。
再びナディアが小さな生命を宿し、家族皆に明るさが戻るエンディングも素晴らしい。
フレッド・カヴァイエ監督の物語作りの上手さには心から感心させされる。
次回作も期待大!
今作の美女図鑑
ナディア役のエレナ・アナヤ。
笑顔が素敵。
今作の自分の娘にしたい子役図鑑
色々とありましたが、無事に生まれてこんなにも大きくなりました。
サミュエルとナディアの愛情を体全体で受け止めて、無邪気に甘える姿が可愛らしい。
オフィシャル・サイト(日本語)
評価:★★★★
12/02/24DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村
レンタル開始日:2012-02-24
メーカー:ブロードメディア・スタジオ
関連作:
『ポイントブランク ~標的にされた男~(2014)』(リメイク)