それは、細胞の一つ一つが単独で生きている
それは、生物に同化して擬態する
それは、すでに我々の中にいる…
-感想-![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/book.gif)
仮にもしもだよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/42/5373ac9d1842e680574fad23d607fb0c.jpg)
↑ こんなんが逃げ込んだ先の扉を開けて入ってきたらどうするよ?
間違いなく小便漏らすね。
だって勝ち目ねぇもんよ。
ゾンビならなんとかなりそうやけど、こいつは無理だわ。
のし
のし
のし
・・・ぐぎゃわあああ!!
もう駄目。
叫ばれた時点でオラ泡吹いて失神です。
そしてそのまま擬態化されて仲間入り確定。
こういう恐怖は映画の中だけにして欲しいよね。
不安は無かったと云ったら嘘になる。
あの傑作『遊星からの物体X』の完全なる前日譚だからね。
カーペンター監督は関わっていない。
ロブ・ボッティンも参加していない。
果たしてそんな状況下で、あの緊張感やクリーチャーのおぞましさを再び呼び起こせてくれるのだろうか。
答えはイエス。
これがもう不安を吹き飛ばす程の大傑作に仕上がっていた!
今時の映画だけに、変身シーンはCGを駆使している。
けど、その後の造形は実写なんだわ。
この辺を上手い具合に使い分けて、今作でも思わず身震いしてしまうような正に‘物体X’な斬新で且つ気持ち悪すぎるクリーチャーを堂々と見せ付けてくれた。
前作の立役者の1人ボッティンに敬意を払ったクリーチャーの作り込み様は見事なり。
中盤以降はゾクゾクしっ放し。
ぞわぞわっと鳥肌が立つ程に変身シーンになると自分の身が固まってしまっているのが感じ取れたね。
それ位引き込まれてしまう面白さがあった。
無機物は擬態化出来ないという特徴を逆手に取って、歯の検査をするシーンがあるんだけれど、流石に前作の血液検査にあったドキドキ感は味わえなかった。
ここで口の中を見ている時に、不意打ちで何かが喉から飛び出してくるとかのビックリ演出があればもっと良かったのになぁ、なんてちょっと思ってしまったが、ドキッとさせられるのは黒人が氷漬けにされたエイリアンを眺めているシーンでおもっきりに食らわされちまったから差し引きゼロって事で許してやんよ(笑)。
ラストでは前作へと直接的に続く‘ヘリで犬を追う’シーンで締めくくり、オープニングとエンドロールでは懐かしのスコアをきちんと活用。
他にも色々と前作で謎だった部分を本作で明かしてくれているしで、『物体X』ファンとしてはニヤリものの嬉しい悲鳴だった。
この『物体X』を観てカーペンターの『物体X』を改めて見直すとまた新たな発見があって良いかもしれないよ。
主人公はチア姉ちゃん(『デス・プルーフ in グラインドハウス』)ことメアリー・エリザベス・ウィンステッド嬢。
大分大人の女優さんに成長したよね。
てか一気に老けた?
えらく顔がおばさんぽかったんだがw
でも戦うヒロイン像としては立派に確立してたから、彼女の活躍には自然と手に汗握らされるものはあったな。
前のめりで観続けてしまう位に恐ろしくて楽しい作品だった。
ボディスナッチャーホラーの新たな傑作がこうして誕生した事が素直に嬉しいよ。
評価:★★★★☆![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
13/01/09DVD鑑賞(新作)
![](http://movie.blogmura.com/movie_horror/img/movie_horror88_31.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_thank.gif)
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レンタル開始日:2013-01-09
メーカー:ポニーキャニオン
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:
『遊星よりの物体X(1951)』(同一原作)
『遊星からの物体X(1982)』(同一原作)
『遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011)』(同一原作)
それは、生物に同化して擬態する
それは、すでに我々の中にいる…
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仮にもしもだよ
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↑ こんなんが逃げ込んだ先の扉を開けて入ってきたらどうするよ?
間違いなく小便漏らすね。
だって勝ち目ねぇもんよ。
ゾンビならなんとかなりそうやけど、こいつは無理だわ。
のし
のし
のし
・・・ぐぎゃわあああ!!
もう駄目。
叫ばれた時点でオラ泡吹いて失神です。
そしてそのまま擬態化されて仲間入り確定。
こういう恐怖は映画の中だけにして欲しいよね。
不安は無かったと云ったら嘘になる。
あの傑作『遊星からの物体X』の完全なる前日譚だからね。
カーペンター監督は関わっていない。
ロブ・ボッティンも参加していない。
果たしてそんな状況下で、あの緊張感やクリーチャーのおぞましさを再び呼び起こせてくれるのだろうか。
答えはイエス。
これがもう不安を吹き飛ばす程の大傑作に仕上がっていた!
今時の映画だけに、変身シーンはCGを駆使している。
けど、その後の造形は実写なんだわ。
この辺を上手い具合に使い分けて、今作でも思わず身震いしてしまうような正に‘物体X’な斬新で且つ気持ち悪すぎるクリーチャーを堂々と見せ付けてくれた。
前作の立役者の1人ボッティンに敬意を払ったクリーチャーの作り込み様は見事なり。
中盤以降はゾクゾクしっ放し。
ぞわぞわっと鳥肌が立つ程に変身シーンになると自分の身が固まってしまっているのが感じ取れたね。
それ位引き込まれてしまう面白さがあった。
無機物は擬態化出来ないという特徴を逆手に取って、歯の検査をするシーンがあるんだけれど、流石に前作の血液検査にあったドキドキ感は味わえなかった。
ここで口の中を見ている時に、不意打ちで何かが喉から飛び出してくるとかのビックリ演出があればもっと良かったのになぁ、なんてちょっと思ってしまったが、ドキッとさせられるのは黒人が氷漬けにされたエイリアンを眺めているシーンでおもっきりに食らわされちまったから差し引きゼロって事で許してやんよ(笑)。
ラストでは前作へと直接的に続く‘ヘリで犬を追う’シーンで締めくくり、オープニングとエンドロールでは懐かしのスコアをきちんと活用。
他にも色々と前作で謎だった部分を本作で明かしてくれているしで、『物体X』ファンとしてはニヤリものの嬉しい悲鳴だった。
この『物体X』を観てカーペンターの『物体X』を改めて見直すとまた新たな発見があって良いかもしれないよ。
主人公はチア姉ちゃん(『デス・プルーフ in グラインドハウス』)ことメアリー・エリザベス・ウィンステッド嬢。
大分大人の女優さんに成長したよね。
てか一気に老けた?
えらく顔がおばさんぽかったんだがw
でも戦うヒロイン像としては立派に確立してたから、彼女の活躍には自然と手に汗握らされるものはあったな。
前のめりで観続けてしまう位に恐ろしくて楽しい作品だった。
ボディスナッチャーホラーの新たな傑作がこうして誕生した事が素直に嬉しいよ。
評価:★★★★☆
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13/01/09DVD鑑賞(新作)
![](http://movie.blogmura.com/movie_horror/img/movie_horror88_31.gif)
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レンタル開始日:2013-01-09
メーカー:ポニーキャニオン
THE THING
2011年
アメリカ
103分
SF/ホラー
PG12
劇場公開(2012/08/04)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/3f/a1057e04de9e5cb64ec76cf871e29476.jpg)
監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
原作:ジョン・W・キャンベル・Jr『影が行く』
出演:
メアリー・エリザベス・ウィンステッド『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』・・・ケイト
ジョエル・エドガートン『バタフライエフェクト・イン・クライモリ』・・・サム
アドウェール・アキノエ=アグバエ『ファースター 怒りの銃弾』・・・デレク
<ストーリー>![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0058.gif)
南極大陸で調査中のケイトが解き放った物体は、細胞に同化し突如人間から変形して襲い掛かる宇宙からの生命体だった。それはやがて人間を疑心暗鬼に陥れ…。
2011年
アメリカ
103分
SF/ホラー
PG12
劇場公開(2012/08/04)
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監督:マシーズ・ヴァン・ヘイニンゲン・Jr
原作:ジョン・W・キャンベル・Jr『影が行く』
出演:
メアリー・エリザベス・ウィンステッド『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』・・・ケイト
ジョエル・エドガートン『バタフライエフェクト・イン・クライモリ』・・・サム
アドウェール・アキノエ=アグバエ『ファースター 怒りの銃弾』・・・デレク
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南極大陸で調査中のケイトが解き放った物体は、細胞に同化し突如人間から変形して襲い掛かる宇宙からの生命体だった。それはやがて人間を疑心暗鬼に陥れ…。
オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)
関連作:
『遊星よりの物体X(1951)』(同一原作)
『遊星からの物体X(1982)』(同一原作)
『遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011)』(同一原作)