銀幕大帝α

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ボディ・ハント

2013年01月19日 23時35分28秒 | 洋画サスペンス
それは、
彼女の肉体を狙っていた…。


-感想-

アメリカでは今、旬な女優さんなんですかね。
先日観た『ハンガー・ゲーム』でも主演を務めたジェニファー・ローレンスが本作でも主役を演じています。

シスコンの話なのかと一瞬思っちゃうんですが。
要は自らの不注意で起こしてしまった過去の事故に良心を苛まれてしまったのか、それとも両親の異常さに精神がおかしくなってしまったのか。
一見良い人っぽい隣人のライアンがある秘密を地下室に隠し持っていたというお話。

中盤まではラブロマンス的なノリ。
ただその親密になってしまった(成りすぎてしまった)が為に、ライアンのお気に入りになっちゃって恐怖の夜を過ごす羽目になるという後半への繋がりには一役買っていました。

途中で「あれ!死んじゃったじゃん!!」と驚きの展開になっちゃったんですけど。
そもそも妹の成長した顔なんて知らないもんだから、軽くフェイントを食らわされましたね。
地下に監禁していたのは・・・「あぁ、そういう事ね」と。

助けに来た警官が早々に殺されちゃうとか、この手のジャンルでは定番だ(笑)。
結局は主人公エリッサがどう立ち向かっていくのか、そこに焦点が絞られる訳ですが、うんまぁ携帯電話の使い方とかは演出的には凝っていたかなぁ。
自宅の電話機から携帯に着信が転送されるというアイデアがあったからこその、エリッサの母親までもがきっちり巻き込まれてしまう、そんな多少の盛り上がりは生まれていましたから。

惜しいのはビクビクさせるようなシーンが余り無い所。
ブレーカーを落として部屋を真っ暗にするまでは良いんだけど、その後が微妙。
暗がりという状況を活かし切れずに、呆気なく片が付いてしまったもんだからそこは拍子抜けでした。
接触の悪い懐中電灯がパッと点いた時に、ライアンが画面に向かって飛び掛ってくるとか、そういう演出が欲しかったです。

それにしてもライアンが両親から受けた虐待内容。
中々言わない(明かさない)もんで、何処まで引っ張るんやろって。
そのままスルーするつもりなんか?ってヤキモキしていたら最後の最後に暴露していました。
けど、「それだけかよ!」ってな中途半端さ。
そこはもうちょっと長めに説明しても良かったんじゃないかなぁ。

評価:★★★
13/01/19DVD鑑賞(新作)

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レンタル開始日:2013-01-16
メーカー:ポニーキャニオン

HOUSE AT THE END OF THE STREET
2012年
アメリカ
101分
サスペンス
PG12
劇場公開(2012/11/17)



監督:マーク・トンデライ『監禁ハイウェイ』
原案:ジョナサン・モストウ
出演:
ジェニファー・ローレンス『ハンガー・ゲーム』・・・エリッサ
マックス・シエリオット『ウェス・クレイヴンズ ザ・リッパー』・・・ライアン
ギル・ベローズ・・・ウィーヴァー
エリザベス・シュー『ピラニア3D』・・・サラ

<ストーリー>
両親の離婚により、母・サラと郊外の一軒家に引っ越してきた17歳のエリッサ。隣の家に住む同級生・ライアンに次第に惹かれていくが…。


オフィシャル・サイト(日本語)
コメント (12)
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