銀幕大帝α

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ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣

2013年01月25日 16時20分47秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
-感想-

くっだらねぇと鼻で笑うつもりだったが、ごめん、わたしこれ好きだわw
まぁ実際、下ネタ満載で(良い意味で)くだらないんだけど、結構ストーリーはしっかりしているし、魔術で起きるCG技術を用いた5首の大蛇モンスターなんかも見た目十分合格。
B級とは言え、特殊効果の高さに結構驚かされた。

映画もきちんとアドベンチャーらしくなっているし、そんなに滑らない程度のギャグの数々を存分に放り込んでいて楽しい形には出来上がってる。
何より共演者全員が喜んで役を引き受けているかのようで、画面からも楽しさを感じさせてくれるってのが良い。

わたしはチンコ、チンコと連発するナタリーちゃんに萌えた。
そして水浴びで曝け出した生ケツにオッキした。
ミノタウロスのチンコを目の前に突き出されて「んなもん、いらねぇよ!」と本気でしかめっ面する姿に笑ってしまった。
王子、チンコをプニプニしちゃいかんよww

魔術師のアジトでの大合戦には瞳孔が開いちゃった。
なにせ急にスプラッターになるんだもんよ。
そこまでグロくする必要があるのかって(笑)。
殺られた敵兵の無惨たる姿には苦笑い。
グチャグチャじゃねぇか。

あ、そうか、これコメディだったわ。

未公開シーン集に収録されていた(本編にもあったが)ジェームズ・フランコによる究極の歌声。
音痴にも程がある。
流れるメロディが良いだけに性質が悪すぎるよ。

くだらないけど全くツマラナクないというこのバランス感覚の好い加減さ。
妙に可笑しな行動を振舞う2人の王子とオカマの下僕と女戦士、この4人による珍道中という土台がしっかり築き上がっているから、先の展開が楽しみで仕方がなかった。
次は何をしでかしてくれるんだろうという期待が持てる馬鹿4人。

大真面目な中つ国物語りも映画の歴史上大切だけれど、たまにはこういうふざけちゃいるけど場面によっては変に優等生風に重んじる冒険物語も生き抜き程度に笑い飛ばしながら観るには良いんじゃないっすかね。

無駄に豪華な役者陣が下ネタ連発。
故に終始ご機嫌で明るい雰囲気が確立。
観ていて心地良い気分になれた。

評価:★★★☆
13/01/24DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2012-04-25
メーカー:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント

YOUR HIGHNESS
2011年
アメリカ
102分
コメディ/アドベンチャー/ファンタジー
劇場未公開



監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン『スモーキング・ハイ』
製作総指揮:ダニー・マクブライド
脚本:ダニー・R・マクブライド
出演:
ダニー・マクブライド『ピザボーイ 史上最凶のご注文』・・・サディアス王子
ジェームズ・フランコ『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』・・・ファビアス王子
ナタリー・ポートマン『マイティ・ソー』・・・イザベル
ゾーイ・デシャネル『(500)日のサマー』・・・ベラドンナ
ジャスティン・セロー・・・リザー
トビー・ジョーンズ『ハンガー・ゲーム』・・・ジュリー
ダミアン・ルイス『DATSUGOKU -脱獄-』・・・ボレモント

<ストーリー>
サディアス王子は、兄・ファビアス王子と共に魔術師・リザーに誘拐された兄の新妻を救出しに向かうが…。

コメント (4)
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ロスト・チルドレン

2013年01月25日 14時44分06秒 | 洋画アドベンチャー/ファンタジー
-感想-

ストーリーが奇抜過ぎて意味解んない。
大まかな流れとしては、力自慢が取り得なだけの知恵足らずな男が一つ目族に連れ去れた年の差の離れた弟を取り戻そうとするお話。
それは理解出来るんですが、細かな描写が私にとっては意味不。
でもね、嫌いじゃないですこの作品。
芸術作家ジュネによるダークなファンタジー世界が画面一杯に描かれていて、その溢れ出た芸術性にはおのずと引き込まれてしまうものはありました。

セットや小道具がね、凝っているんですよ。
小汚い感じだけど、それが逆にSFチックでもある。
私自身が異様な世界に紛れ込んでしまったかのような錯覚に陥るんですよねぇ。

派手な見せ場はそんなに無いですけど、独特なキャラたちが非常に生き生きとしていて、妙に惹かれます。
中でも男と行動を共にする少女役のジュディット・ヴィッテが無茶苦茶可愛くて魅力的でした。
彼女が夢の中で少女から大人の女性へ、そして老女へと姿を変えていくシーンは幻想的だったなぁ。

また彼女がシャム双生児の女の手から救い出されるシーンはピタゴラスイッチ風になっていて、このアイデアは後のジュネ作品『ミックマック』に受け継がれていったんだろうなと思うと感慨深いものがありました。

万人受けする作品じゃないと思いますが、不思議な世界観を楽しんでみたい方には是非とも観て欲しい作品です。

今作の娘にしたい子役図鑑

歩きつかれたミエット役ジュディット・ヴィッテの足の裏をロン・パールマンが揉み解してあげるシーンはエロティック。
正直、私にそれやらせろ!って思った(笑)。
その後背中に抱っこして運んであげたり、共に眠りに付いた時にパールマンが彼女の衣服の匂いを嗅いで甘えてみせたりと、観る者にも母性愛を感じさせる雰囲気が絶品。
それにしても本当に可愛らしい女の子でした。
いい歳したおっさんが、いたいけな少女の魅惑に満ちた表情に惚れちゃったなぁ。

評価:★★★☆
13/01/24DVD鑑賞(旧作)

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レンタル開始日:2001-09-21
メーカー:パイオニアLDC

LA CITE DES ENFANTS PERDUS
1995年
フランス
113分
SF/ファンタジー
劇場公開(1996/03/)



監督:
ジャン=ピエール・ジュネ『ミックマック』
マルク・キャロ
脚本:
ジャン=ピエール・ジュネ
マルク・キャロ
出演:
ロン・パールマン『コナン・ザ・バーバリアン』
ジュディット・ヴィッテ
ドミニク・ピノン『ミックマック』
ダニエル・エミルフォルク

<ストーリー>
一つ目族と呼ばれる半盲人の集団に弟を誘拐された知恵足らずの怪力男が弟救出のため奔走する。

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