銀幕大帝α

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少年マイロの火星冒険記

2011年09月23日 12時51分38秒 | アニメ(国外)
MARS NEEDS MOMS/11年/米/89分/SFアドベンチャー/劇場公開
監督:サイモン・ウェルズ
製作:ロバート・ゼメキス
脚本:サイモン・ウェルズ

声の出演:セス・グリーン、ダン・フォグラー、ジョーン・キューザック
声の出演(日本語吹替版):濱田龍臣、間宮康弘、本田貴子

<ストーリー>
何者かにさらわれたママを追って宇宙へ飛び出した9歳の少年・マイロ。火星でママを発見した彼は、侵入者として地下墓地にある未来型監房に閉じ込められてしまい…。
<感想>
ノンストップ・アトラクションアドベンチャー。

少年マイロが火星を舞台に

走る
跳ねる
飛ぶ

を慌ただしく繰り返しています。
人物が常に動きを見せているので飽きるって事はないけれど、なんかちっとも楽しくなかったです。

ワクワクさせるものがなかったせいかなぁ。

マイロを手助けする事に成るメタボおやじグリブルが愉快なキャラクターでした。
彼も少年時代に母親を宇宙人に拉致されて、一緒に火星に来てしまった人なんだけれど、独学にしろよくまぁあれだけの設備を整えられたもんだ。
天才並みの装置だぞ、あれは。

グリブルが好意を寄せるようになる宇宙人の女の子。
だんだんと可愛く見えてきたんだが、目の錯覚か?

母親に悪態をつくのはやめよう。
いなくなってから初めて分かる、母親の大切さ。

う~ん、特にこれといった感想が出て来ないアニメでした。

どうでも良い事だけど、猫ってブロッコリー食うと吐くの?

オフィシャル・サイト(日本語)

評価:★★☆
11/09/23DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-09-21
メーカー:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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婚前特急

2011年09月23日 12時13分31秒 | 邦画ロマンス
11年/日本/107分/コメディ・ロマンス/劇場公開
監督:前田弘二
脚本:前田弘二
主題歌:monobright『DANCING BABE』

出演:吉高由里子、浜野謙太、杏、石橋杏奈、加瀬亮

<ストーリー>
今を楽しく生きるべく、結婚する気などさらさらないチエだったが、親友の結婚をきっかけに5人の男たちを査定し、“たったひとりの本当の相手”を選ぶことに。
<感想>
感想もなにも至って普通のロマンス映画。

5又していたOLチエが結婚を意識し、誰から別れを告げるかを考える。
一番最初に選ばれたのが、何の取り柄もないパン工場勤務のブ男・田無。

「ちょっと言いづらいんだけど、別れてくれる?」
「え?俺達付き合ってないじゃん。これからも体だけの関係でいようよ」

プチーン

別れ話を切り出したのは私なのに、自分がフラれたみたいじゃん!!

そこでチエは、思いっきり自分を好きにさせて、ボロボロにフッてやる復讐計画を実行しようとするのだが・・・。

処が田無には型崩れパンをいつも買いに来てくれるパン工場社長の娘ミカに惚れていた。

余計に苛立つチエ。
2人の仲を切り裂いてやるぅ~~~。

思いっきりジェラシーやん(笑)。
嫌い嫌いも好きの内。

田無も頻繁にチエの家に行き、風呂を借りたりしているのだが、知らず知らずの間に心の何処かでは好意を寄せていたんだろうな。
鈍感なだけで。
軽い気持ちで会い続けていた事で、なーなーになっちゃっていたんだと思う。

田無がミカにプロポーズするのを目の前で見たチエは、酔った勢いか衝動的に唇を奪って逃走。
「な、ちょ、え~~~???」
うろたえる田無は体が勝手に動いたのかチエの後を追いかけて行く。

後は・・・御想像通りです。

恋はどんな切っ掛けでどう転ぶか分からない

ジャンル的にはコメディにもなっているけど、そんなに笑えるような内容か?
こてこてのロマンス映画やん。

田無以外の男4人も出番も少なく単なる脇役に過ぎず。
どういった職業に就いていて、どんな環境で暮らしているのかを説明する為だけに登場させているようなものなので存在感はかなり薄い。

距離が離れてみて、ようやくお互いがどれだけ大切かが分かったよね

結局はわがままチエに付き合えるのは能天気田無しかいなかった、そんな感じかな。

吉高由里子は本当に可愛い★
完成された整った顔に微笑んだ時にでるえくぼがキュート過ぎる。
その内記憶から消えちゃうだろう内容が薄い映画だったけれど、約1時間半強、大好きな吉高由里子を一杯観れた事だけで満足しちゃっている私。
別に良いやん、マジで好きなんやもん。

オフィシャル・サイト

評価:★★☆吉高由里子には★5つ
11/09/22DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2011-09-22
メーカー:竹書房
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ファースター 怒りの銃弾

2011年09月22日 00時02分07秒 | 洋画アクション
FASTER/10年/米/98分/アクション/PG12/劇場公開
監督:ジョージ・ティルマン・Jr
出演:ドウェイン・ジョンソン、ビリー・ボブ・ソーントン、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、カーラ・グギーノ、マギー・グレイス、トム・ベレンジャー

<ストーリー>
強盗罪で10年の刑期を終えて出所した通称“ドライバー”は、自分を陥れた者に復讐するために一丁のリボルバー銃を携えて街へ向かうが…。
<感想>
こりゃあ全然期待せずに借りたのに、かなり痛快な骨太アクション映画で大変満足でありましたww

いつも可笑しな役が多いビリー・ボブ・ソーントンですが、署内では煙たがれているものの、犯人の動きを読むのが妙に上手い定年間近の刑事という至って普通な役に少し戸惑い感もあったのですが!?

主演はザ・ロック様ことドウェイン・ジョンソン。
常にフーフー息を荒く吐き復讐に燃える男を力強く演じています。
全く後ろを振り返らず、兄殺しの男達をただ殺す為だけにズンと目を鋭くさせ、追い詰めていく様がかなりカッコ良し。

市街地でのカー・チェイスやマンションの廊下での銃撃戦など、派手な演出も豊富にあり飽きさせない作りと、テンポの良さが作品を後押しさせています。

更に復讐ものという在り来たりな物語に、麻薬漬けの刑事と、凄腕の殺し屋を登場させた事が盛り上げに一役買っている。

もっとも興味を引き付けられるのが、兄を殺した男達を雇ったであろう黒幕の正体。
ある程度予想させるという意味では少しくらい出てきてもいいものだが、これが最後の最後まで全く影形もみせない。
実はこの黒幕、殺し屋の雇い主でもあるという裏設定もある。

こうなっちゃうと
「え?あんた誰?」
となるような不安感が出てきますが、それはきっぱり無いのでご安心を。

兄殺しに直接手を下した者達も、殺し屋の男も、裏で糸を引っ張っている者の正体を知らないって所がミソで、主人公同様、黒幕が誰かを感付かせない所が最大の面白さになっています。

今思うとあらゆる所に伏線は張り巡らされていたのですが、視聴者に分からせる様な作りにはなっておらず、展開上で明るみにさせていくという乙な試み。
なので

あんただったのか!

という心地よい驚きは物凄く味わえました。

終盤までは★3つ半って所ですが、ラストでの黒幕登場に目が丸くなったので★半分+ってとこで。

オフィシャル・サイト(日本語)
オフィシャル・サイト(英語)

評価:★★★★
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アンノウン

2011年09月21日 22時48分59秒 | 洋画サスペンス
UNKNOWN/11年/米・独/113分/ミステリー・サスペンス/劇場公開
監督:ジャウマ・コレット=セラ
製作:ジョエル・シルヴァー

出演:リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー、ジャニュアリー・ジョーンズ、エイダン・クイン、ブルーノ・ガンツ

<ストーリー>
ベルリンで交通事故に遭った植物学者のマーティン。4日間の昏睡状態から彼が目覚めると、妻は自分を「知らない人」だと話し…。
<感想>
監督は予測不能の大どんでん返しをぶちかました傑作ホラー『エスター』のジャウマ・コレット=セラ。

否応なしに今回もどんな驚きを見せてくれるのか期待も高まります。

忘れ物を取りに1人タクシーで空港に向かったマーティン・ハリス。
しかし道中で事故に遭い、昏睡状態に。
目覚めたマーティンは急いで妻の元へ戻るが、彼女は

「あんた、誰?」

しかも、私こそがマーティン・ハリスで彼女の夫だと名乗る者まで出てくる。

車の窓に頭を強く打った事で記憶障害になっていたマーティンは必死に何があったのか思いだそうとし、何が起こっているのかを探り始める。

いやぁ、からくりだらけの展開にぐいぐいと入り込んじゃいました。

記憶を失った部分がどれくらいのものか

これが最大の鍵となっていましたね。
事故前後の事だけかと思わせつつ実はもっと過去の事までと言うからくり。

植物学者という肩書を持つマーティンですが、本当にそうなのか?というのもポイントになっています。

二転三転とする真実の明るみには複雑なものもなく、「ほほう」と納得させるだけの説得力も十分に兼ね揃えていて、もやもやとしたものを一気に拭い去ってくれます。

マーティンの過去(又は正体)を暴きつつ、同時進行で誰が誰を何の目的でこの世から消そうと企んでいるのかという陰謀を描いた濃厚なストーリーにはドキドキさせる面白さが凝縮されていました。

タクシーと黒ワゴンとの街中での激しいカー・チェイスも見所の一つ。
マーティンの運転捌きには痺れちゃいます。

ホテルでの時限爆弾のくだりも「お!」と思わせる予想の裏切り方。
大抵の映画なら‘ぎりぎりで止めちゃう’ものですが。

不法滞在している女性ジーナ役のダイアン・クルーガーも良い感じ。
事故時にタクシーの運転をしていたのが彼女なのですが、その事でマーティンに付きまとわれ、何者かに命まで狙われる派目になってしまう。
その内吹っ切れたのか協力に積極性を抱いて行き、遂には頼んでもいないのに危機一髪のマーティンを無我夢中で助けに来る出しゃばり娘を魅力的に好演。
彼女の部屋でのシーンで、うっすらと透け乳首していたのは大変目の保養になりました。
可愛らしい女優さんで私は大好きです★

的確にマーティンの謎を独自で調べ尽くして行くユルゲン爺さんもお気に入り。
他人に殺される位なら自決の道を選ぶ潔さがカッコいい。

『96時間』程の熱いアクションは無いですが、随所にリーアム・ニーソンの渋さが光る好品。

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評価:★★★★
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メタルヘッド

2011年09月20日 23時55分05秒 | 洋画ドラマ
HESHER/10年/米/106分/ドラマ/劇場公開
監督:スペンサー・サッサー
製作:ナタリー・ポートマン、スペンサー・サッサー
脚本:スペンサー・サッサー
編集:スペンサー・サッサー

出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ナタリー・ポートマン、レイン・ウィルソン、デヴィン・ブロシュー、パイパー・ローリー

<ストーリー>
事故で母を失い、心に大きな傷を負った13歳の少年の下に、突然長髪に半裸の謎の男・ヘッシャーが現れ騒動を巻き起こす。
<感想>
分からん。

結局ヘッシャーという男は何者だったんでしょう。

見た目はヘビメタ。
ワゴンでかける音楽もヘビメタ(それも大音量)。

TJの家に勝手に上がり込んで来て家族の再生を図って行くのかと思いきや特にそんな描写もなく。

いじめっ子の横暴を見て見ぬふりしておきながら、いきなり車を爆発させたり

TJの恋を手助けするように見せかけて、実際はニコールとヤッていたり

一体何をしたいんだ?
私には単なるお邪魔虫にしか見えないんですが^^;

結局は自由気ままに生きているヘッシャーを見続けてきた父子が
「くよくよ悩んでいてもいかん」
と、何時の間にやら立ち直っちゃったっていう話ですか??

バックミュージックを殆ど廃し、人生の分岐点に立たされた一家の再出発を出演者の表情演技を前面に押し出しながら描いた奇妙な作品。
ヘッシャーの次の動きが予想し辛く、彼が絡む事で話がどう転ぶのか気になるだけに真剣に観ていましたが、う~ん・・・って想いが強かったです。

もっと爽やかな気持ちで観終われるのかと‘ばあちゃんの棺桶’の時点ではふと思いましたが、最後はやっぱり途中で感じた「なんじゃこれ」の想いだけを残して終了。





眼鏡一つでおばさんに見えちゃうナタリー・ポートマンの役作りの上手さには感心。
って、そこに感心してどうする(笑)。

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評価:★★
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