七夕@保育園
牽牛と織女の伝説から、カササギの作る橋を渡って、年に1度織姫と彦星が出会うシーン☆
短冊には、長女ちゃん:「アナになりたい☆」 長男くん:「新幹線にに乗りたい☆」
ママが書いて、子どもたちと一緒に吊るしました。
中には、「皆が笑顔でいられますように☆」と周囲のことを気遣ったことを書いている
お子さんもいて、少々恥ずかしくなった母です ^^;
今日の給食は、七夕そうめん・豆腐のそぼろあんかけとフルーツ。
素麺は、天の川にも織姫の織る糸にも似ていますね。
色がついている素麺は、魔除けの意味があるのだとか。
季節や行事を楽しめるメニューが取り入れられていて、ありがたいなと思います。
話は変わりますが、、、
今年に入ってから、保育園へおもちゃやぬいぐるみを持って登園していた子どもたち。
長女は保育園の玄関先で、保育士さんの方に向かってぬいぐるみを振りながら、
嬉しそうに見せるんです。それからママに手渡すということを毎日繰り返していました。
(長男は、ママに渡すのを嫌がって、毎回一騒動ありますが ^^;)
自分の持っている可愛いものを見せたいんだと、ずーっと思っていました。
保育士さんもそう思っていたと思います。
でも違ったんです!
何だと思われますか?
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それは、「保育士さんを喜ばすため」だったのです!!
ある朝、長女ちゃんが「これ持っていったら先生喜んでくれるかな~?」などと言いながら
ぬいぐるみを選んでいるのが聞こえてきて、なんて自分は浅はかな母だったのだろうと、
長女のことをきちんと分かってあげられていなかった・・・と、申し訳ない気持ちになりました。
ところがある日を境に、長女が保育園へぬいぐるみを持って行かなくなりました。
理由を聞いてみると、「先生が持ってきちゃダメ!って言ってた」というのです。
日本の保育園では、ぬいぐるみを持っていくのはNGかもしれませんが、
私は長女の気持ちを分かっていただきたくて、保育士さんにこの件についてお話しました。
「ママ、それは気にしなくていいわよ」とか、
「それは〇〇〇ちゃんの事情だから」とか、
「持って行ったら先生も困るかもよ」
という風に伝えればいいとかで、最初はなかなか分かってもらえませんでした。
ぬいぐるみを持って行かせたいのではないんです。
長女のキモチを分かっていただきたかったのです。
「〇〇〇は、先生が喜んでくれなかったとガッカリしていて、ぬいぐるみは持ってこさせませんが、
〇〇〇の、先生を喜ばせたいという気持ちを汲んでやっていただけたら・・・」と伝えると、
園長先生も「〇〇〇ちゃんに嫌な思いをさせちゃったから、後でお話ししておくね」と
言ってくださり、お迎えに行った時も「ママごめんね。〇〇〇ちゃんに話しておいたから」と。
長女も納得しているようでした。
親が想像する以上のことを、子どもは自分で感じ・考えている。
きっと他にも、私が見過ごしていること、気づいていないことがあるのでしょう。
今回は些細なことだったかもしれませんが、子どもたちの想いを大切にしてあげたい、
一瞬一瞬の成長を見逃さず、大きく見守りたいと感じた出来事でした。