goo

市民病院の行方

先日の、議会運営委員会で今後の委員会の協議検討事項の一つとして市民病院に関する特別委員会設置に向け協議することが取り上げられ、委員会で検討事項の一つにすることを決定しました。


市民病院は昭和57年だったかな?今の場所に移設され(以前は保健センターの横にあったそうです)、施設の老朽化も進んでいると聞いています。現地で建替えるには病院を開院しながらでは難しいので、別の場所で新築移転してはどうかという話も出てきています。

一方、私が議員になってから何度も議会で意見がでていましたが(議員になる前から言われているのかもしれませんが)、毎年赤字経営になっている市民病院を公設公営で行うのは難しいので、公設民営にしてはどうかとか、民間に委譲してはどうかとか、そんな意見もチラホラ聞こえています。

そこで、まずは市民病院は今までどおりの経営で行うのか、民営にするのか、を話し合わなければなりませんし、そうした場合、どこで新築するのか、あるいは、もう市民病院の役割は終えたということで、市民病院を閉じるということもあるでしょうが、そのようなことを幅広く話し合ってはどうか、そのために、常任委員会とか医療審議会とか病院事業経営審議会とかありますが、議会として幅広い論議、常任委員会の守備範囲を超えた論議をするために特別委員会を設置しませんか?というのが、提案会派の趣旨だと理解しています。

その提案のときに、「市民病院の民営化」ということであれば話し合いに応じるとか、「市民病院を公設公営で続ける」という前提であれば話し合いに応じるが「民営化」ということも範囲にはいるのであれば話し合いは難しいという意見もあり、今度、8月下旬に予定している議会運営委員会の勉強会で話し合うことになっています。

また、一方の話として、岸部の北にできる東部拠点まちづくり用地に、もしかしたら現在、藤白台にある国立循環器病研究センター(病院)が移転新築してくるかもしれないので、そのときはその傍に市民病院を移転新築し、高度先端技術の必要な医療は国立循環器病研究センターへ、その前の総合病院として市民病院へという住み分けというか、連携が取れないか、という考えもあります。

市民の皆さんの中にもいろんな考えをお持ちの方がいらっしゃると思いますが、議会で早ければ今年度中に議論が始まりますので、またお考えなどお聞かせいただければありがたいです。

*写真は市役所駐車場の阪急吹田駅近くにリニューアル設置された「休心庭」というスペースです。以前あった場所にエレベータができたため、少し位置をずらして新しく造られました。
水盤の上で水を飲んでいるようにみえる小鳥も造られたものです。今はありませんが、造られて少したったぐらいのときに、そばを通りふとその水盤を見ると、硬貨がいくつか置かれていました。
何かのご利益を求めて置かれたのでしょうか?見つけたときは、なんだか楽しくなりました。
また、この庭の後ろのほう(庁舎に近いほう)には木の扉があります。何のための扉かな?なんて
通りかかった知人に話すと「幸福の扉なんじゃないの?」ってことになりました。
本当のところ、どうなのでしょう。心を休めるための部屋への入り口でしょうか?
市役所に来られたとき、一度ご覧ください。
コメント(0)|Trackback()
     
?
?