日曜日。





老舗デパートに行って、四十九日の準備をしようと思っていたが、この感染者の急増。
デパートのサイトを見ても「来ないでね」「オンラインで買ってね」みたいな書き方。
これでは流石に行けないなぁ。
オンラインだな。
あれこれ考えながら、ずっとスマホ見てる一日になってしまった。
気分転換に、畑で取れたさつま芋の甘煮を作る。
黄色くなってしまって、取ってあった庭のスダチと一緒に煮ようと、ずっと思っていたのだ。

こんな感じね🍊

すごく大きいさつま芋だった。
切って鍋に入れたら、鍋一杯になってしまったので、大きい鍋に変えた。

初めスダチを皮のまま入れたのだが、苦味が強すぎると美味しくないので、途中で皮をめくる。
三分の一ほどの量の皮を刻んで、鍋に戻した。

歯触りの違うものが入ると変化が出るので、りんご🍎も一個だけ刻んで入れてみた。
粗糖を適当に入れて、全体にまぶして少しなじませる。
芋は果物より水分が少ないので、水を少しだけ足して煮る。
全体に火が通って、芋がホクホクしてきたら、果物から少し水分が出てきた。
火を止めて、鍋の蓋を開けて、味を含ませながら水分を飛ばしていく。
夕方頃には、ほとんど水分が飛び、全体に甘い蜜が絡まるようないい感じに出来上がっていた。
保存容器、二個半分できた‼️
満足であーる😄

芋はほくほく。しっとり。
スダチの酸味。
皮のほろ苦さ。
りんごの食感。
またヨーグルトに載せて、しばらく楽しもう💓
四十九日の用意は進んだが、全部はできなかった。
明日の朝、社協広報部の作業があるので、その準備もいくつかする。
間に合わせだけど、間に合っただけよかったことにする。
後は一人の伯母さんへの志の用意と、あ、喪中はがきも作れてない。
電力会社の「引き落とし変更」の手続きの葉書は来たけど、「名義変更」になっていなかった。事情は伝えたのに、なんでそうなっちゃうんだろう。平日でないと電話が通じないみたいだし、ネットではできないんだって。明日電話しよう。
夜、Eテレで第九をやっていた。
指揮者の広上先生の解説は1楽章ずつ、というのが面白い。稲垣吾郎ちゃんが聞き手だった。
私も何度も歌った第九。
初めての時は外山先生だった。
24歳だった。遠い目。。。
ドイツ語で歌えるのがうれしかった。
地元で歌ったこともある。
実は今年、久しぶりにチケットが買ってあったのだが、キャンセルしてしまった。
いつもなら合唱連盟が100人以上でやるところ、東混(プロ)が20人で合唱を務めるという珍しい演奏で、期待していたのだが、どうしても長い時間客席に座る気持ちになれなかった。
TVの第九はバーンスタイン、ウィーンフィル、79年のものだった。
四楽章の途中で合唱が高らかに歓喜を歌い出すと、私の心の中で涙が滝のように流れた。
ベートーベンってすごいな。
そして、こんな密ミツで歌える日はいつ戻ってくるのだろう。
私も歌いたいな。
第九ではないけど。
第九もたまにはいいか。
またいつか歌う日が来るのかな。