昨日のアフターワーク・ウォーキングは、新しい道を選んでみた。
(おー。片仮名にするとすぐにカッコ良くなるもんだね💦)(言いながらハズイ)
私には新しいのだが、本当は古いのだ。
江戸時代に米の取れ高を調べに藩の役人が通ったとかいう「巡見道」が残っていると、地元の歴史研究家さんから聞いたことがあった。
家から遠くはないのだが、そんなに近くでもないので、今まで行ったことはなかった。
ポストに郵便を入れる用事があり、そのついでに少し遠くまで歩いてみることにした。
・建て替えをしていた時の仮住まいに借りていた家を見てみたら、大家さんが建て替えたようだった。
本当にボロで、「住んでいる間に地震が来ませんように」と思っていた家だった。
平屋なので、また借家として使うのかなとも思う。
・子どもたちが通っていた中学の横も通ってみた。
上の子がやっていたテニス部のコートを見た。
その前に中学生とたくさんすれ違ったので、生徒たちは帰った後。先生たちが会議か研修でもしているのかな。
「この辺りだった気がする」と、狭い道に入ってみた。多分合っている。
今も普通の家が並んでいるので、さすがに写真はない。でも道幅から考えても、道の先にちゃんと橋があること、曲がりながらも続いていることから、きっとそこだと確信する。
江戸時代から代々住んでいる家もきっとあるのだろうな、と思う。
それから、夏に行ったいちじく農家さんのそばを通り、子どもが小さい頃農協から借りていた畑があったところも行ってみた。
土地の持ち主が息子のために家を建てることにした、ということで、がんばって耕していた畑を返すことになったのだ。
自分の土地でないと、そういう残念なことになったりする。
時計を見て、引き返すことにした。
帰り道も、車ではあまり通らないところを折角なので歩く。
この辺りに本物のお城があったようだが、これはわかりやすく後から作ったものだ。
この形はないよね😊
後ろに少し見えるタワーには、大きな望遠鏡のある天体観測室がある。昼間でも太陽の黒点を見たりできるし、夜の観測会は結構人気がある。
城の前には、今「田んぼイルミネーション」が仕掛けられている。
太陽光から蓄電して、夜光るのだそうだ。
最初の頃は、中学生がやらされていた。
その頃PTAか学校評議員をやっていたので、そんな話を聞いたように思う。
よく見ると市のキャラクターの可愛い顔が見える。
その向こうには私鉄の線路があり、田んぼの向こうをのんびり走る風景は、なんとものどかなものだ。
お嫁に来た当初はのどかすぎてびっくりしたが、何十年経った今も全然変わっていない。本当にのんびりした街だなぁと思う。
広いところで見る夕日は、やはり美しい。
帰宅すると、13,000歩近くも歩いていた。
寒い日も、少し防寒をすれば歩くのが楽しい。
「to do」はほかっておいて、いい気なものだが、コロナが日毎に脅威を増し、心苦しいこの時期。
こんな広い空を見ながら歩くのは、なんと贅沢なことかと思う。
いろんなことをたくさん我慢しているのだから、散歩くらいはいいよね。
今日の夕方、一つの決着があった。
ありがたい結果となった。
力を貸してくれた専門家と、惜しみなく協力してくれた夫に感謝している。
とても苦しかった。
苦しすぎて、心が本当に回復するのには少し時間がかかりそうだ。
なので、広い青空の写真を貼ってみた。
コロナが終わったら、私の心もこんな風に晴れるのかな。
その時は、好きな旅行もできるし、音楽もできる。お客様の前で演奏することもできる。友だちとも実際に会える。マスクを外して、笑顔を見せ合える。飛行機に乗ってどこかへ行こう。楽しい旅をしよう。
私の青空。
早く戻って来い。
気持ちよく新年を迎えたいです。
心を癒すのに時間がかかっても、それは無理に抗わず、自然に任せていこうと思っています。
(*'-')
抱えていると、心が晴れないものですね。
気持ちよく新しい年がむかえられそうで本当によかったですね。