T.M.Revolutionの西川貴教がTwitterで、アンコールに対する自分のスタンスをあらためて説明した。
6月28日佐賀市民会館で行われたライブでのアンコール。
アンコールに応えてステージに出た西川が見たのは、スマホをいじったりしてる客。一度はバカらしくなって引っ込んだらしい。その後、主催者側にお願いされたのか、それともそれでもまだアンコールを続けるファンに応えたのかはわからないが、結局アンコールを5曲演ったらしい。
西川はライブ後、「常々アンコールに関してお答えしていますが、基本は本編で全て完結しており、チケット代はこの本編に対して頂戴しております」とアンコールに対しての持論を、自身のTwitterで書き込んだ。
これだけだと、また今までの経緯を知らない奴らやファンでもない奴らから「西川偉そう」とか「上から目線」とか炎上させそうだからか、補足で「更に求められ、それに応える心と心の呼応がアンコールです。本当に求めて頂ければ、いくらでもお応えします。ですから『もっと』のアピールは、強く大きくお願い致します」と追記した。
この意見には賛成だ。
何もアンコールは義務じゃない。
本来、西川の言う通り「次で最後の曲です、今日はみんな来てくれてありがと~!それでは○○」ってラスト曲を演奏して、盛り上がって終了した時点でライブは完結してるはずなのにね。それでも興奮冷めきらぬ観客が「まだもう少し観たい」「もっと聴きたい」とアンコールを連呼するのが本来のアンコール。なのに、最近のコンサートでは予定調和なアンコールが多いのも事実。
「どうせアンコールあるんだろう」とか「あのヒット曲は演らなかったな。じゃぁアンコールで演るんだろう」とか。
そんなコンサートが多いのも事実。
サザンなんか、普通のアーティストの倍くらいの曲をライブで演ってくれるのに、まだアンコールを強要するファンが多い。ヒット曲が多いサザンだから「あの曲やってほしい」とか「まだまだ観たい」ってお客が多いのもわかるが、予定調和になってるところもある。そのためアンコールでは、必ず会場で売ってるTシャツをメンバー全員が着て出てきて「どうもありがとう~」って始まる。(グッズ販売は大事な収益だからか?)
まだまだ観れるってのは観客からしたらありがたいんだが、これで終わってもいいのになって思う時も多い。映画で言えば「衝撃のラスト」や「感動的なラストシーン」の後に、何故か補足的なシーンが続いてしまうようなもんだ。
補足があった場合、「あぁ、あそこで終わってたら良かったのに」って場合の方が圧倒的に多い。「おっと、こういう訳だったのね。なるほど!」なんて思った映画は「スティング」くらいだ。ディズニーアニメのエンドロールの際に流れる、NGシーンなんて、「なんでアニメでNGシーンがあるんだよ!わざわざ作ってご苦労さん」くらいにしか思わない。(だからディズニーアニメは嫌いだ)
とんねるずの番組で、スポーツ対決して勝敗ついたのに、負けたチームが「あと1回延長してくれ」って頼んで、必ず延長戦するのと一緒。素人の将棋で「待った」とか「今の無し」って言ってるんじゃあるまいし、プロ野球やプロサッカーの試合でこれやったら誰も見に行かなくなるんじゃないか?
話は元に戻すが、予定調和でのアンコールは全アーティストやめた方がいいと思う。アンコールしてくれるのが当たり前ってなってるもの。
西川が言うように、
「お客様にアンコールを強要している訳では無いよ。アンコールを頂いてステージに出ると、スマホを触ったり着席して談笑されてることがあるので」
アンコールしてくれるのが当たり前と思ってる客と、アンコール前提のステージ構成。それじゃぁアンコール本来の意味とかけ離れすぎてる。
観客はコンサート本編でもう満足したんだったら、アンコールなんか無くたっていい。「まだ観たい」なら一生懸命アンコールをするべきだ。もしくは、本編のライブで「まぁこんなもんか」位だったり、そのライブ自体の出来が悪かったならアンコールなんかしなくていい。逆にブーイングでもいいくらいだ。
自分もバンド組んでライブハウスで演ってたから特にそう思うのかな。メッチャよかった時はアンコールがあったし、なんかノリが悪かった時はさっさと観客は帰ってたし。ファンはまだいいよ。対バン目当てで来てる客はもっとシビア。俺たちなんか興味ないけど「まぁ観てやろうか」くらいだから、こっちも必死だよ。ライブ途中で帰られたら俺たちの負け。最後まで残ってくれたら俺たちの勝ちってね。更にアンコールがかかったときなんかそりゃもう嬉しいさ。ヘトヘトになってるんだけど「じゃぁもう一曲演ります」ってね。打ち上げのビールの美味いこと。
世良公則が大阪梅田のアムホールってところでライブしたとき、あまりに良かったのでアンコールがかかった。そこにいた観客全員「もっと演ってくれー!」「世良ー!」って。ほぼ絶叫に近いアンコール。あんだけ凄いアンコールは後にも先にも見た事体験した事無いな。結局3回もアンコールに応えてくれたのさ。
実は2回目のアンコールが終わった時点で会場は明かりがつけられ「今日のコンサートはこれで終了です」ってアナウンスされてるのにまだアンコールは続く。観客は誰も帰らないで叫んでる。会場側も困ってた。
世良さんは3回目のアンコールで出てきた時「今日がライブツアーの初日なのに、こんなに飛ばさせてどうするんだよ」って苦笑いしながら言ってた。でも嬉しそうだし、俺たちも満足。
しかも「実はもう演奏できる曲無いんだよね。」って。そういやバンドのメンバーは今回出てきていない。「でも同じ曲又演奏するなんて野暮だからさ、懐かしい曲やろうと思います」って。そこでキーボードの三輪さん登場。
twist時代の名曲「LOVE SONG」をピアノだけで熱唱してくれた。あのライブは自分の中で伝説になってる。そこに参加できた事に喜びを感じてる。
いままでかなりの数のライブやコンサートを観た。
マドンナ、ローリングストーンズ、ロッドスチュワート、ブライアンアダムス、サザン、ユーミン、モッズ、レッドウォーリアーズ、BOOWY、スターリン、INU、ストリートスライダース、矢沢永吉、RCサクセション、AKB48、嵐・・・&more。
ライブハウス、ホール、球場やドーム。クラシックからロック、イベントやフェスも含め、有名無名アーティストのライブを観た。アンコールしたのもあれば、本編が終わったらさっさと電車が混まないうちにってアンコールせずに会場を出たのもある。デッド・オア・ライブはコンサート途中で帰った。あれはボンジョビの日本最初のライブと同じくひどかった。(口パクだった)
そう、「アンコールは演る側も義務では無いし、お客様に強制するものでもありません」って言う西川は正しい。
ライブは演る側と観客側の一体感によって成功したか、失敗かがわかる。そのバロメーターがアンコールだと思う。
******
あと、関係ないが、ライブやコンサートで最初から立ち上がるの止めにしない?盛り上がってきてから立とうよ。あれも予定調和だよ。一人座ってても見えないから立つはめになるんだけど、まだノッてないのに立つのは辛い。オールスタンディングならわかるが、座席は何の為にあるんだ?って思ってしまう。マドンナやロッドはMCで「ノった時は立ってくれ、バラードの時はゆっくり聴いてくれ」って言ってるぞ。
それと、以前安室奈美恵のコンサートに行った人が「ライブは良かったんだけど、アムロちゃんが一度も『今日は来てくれてありがとう』ってお礼言わないの」って怒ってた。これにも違和感を感じる。アムロのコンサートにMCが無い事も有名だがそれ以前にこの人はバレエやクラシックのコンサートでも同じ事言うのだろうか?
あと、矢沢永吉。昔はライブでファンが暴れたりする事で会場を借りれなかった事も多かったらしいので、未だに入場の際にはアルコールチェック(酒の匂いがしたら入れない)をする。勿論アルコールは持ち込み禁止、売店でも売ってない。それはいいんだが、サントリーのプレモルが後援のライブのアンコールMCで「いやぁ今日はいい夜だね。ビールが飲みたいね」って言うのはやめてくれ。会場内に「ゴクリ」って音が響くくらい一瞬で観客は冷えたビールを飲む自分を頭に描いてしまった。その後の曲なんて頭に入っていない。頭はこの会場を出てからビールを買って飲む事しか考えられなくなってる。実際、コンサート終わって会場を出たら、普段は駅に急ぐ人たちは素通りしてしまうから、寂れて店じまいしてる屋台の売店が、缶ビールを求めた矢沢ファンで長蛇の列になっていたよ。
*****から以降は本編の補足文章です、
そこまでで終わってていいのに、*****以降はあってもなくてもいい蛇足文章ですね。
予定調和のアンコールみたいですね。
6月28日佐賀市民会館で行われたライブでのアンコール。
アンコールに応えてステージに出た西川が見たのは、スマホをいじったりしてる客。一度はバカらしくなって引っ込んだらしい。その後、主催者側にお願いされたのか、それともそれでもまだアンコールを続けるファンに応えたのかはわからないが、結局アンコールを5曲演ったらしい。
西川はライブ後、「常々アンコールに関してお答えしていますが、基本は本編で全て完結しており、チケット代はこの本編に対して頂戴しております」とアンコールに対しての持論を、自身のTwitterで書き込んだ。
これだけだと、また今までの経緯を知らない奴らやファンでもない奴らから「西川偉そう」とか「上から目線」とか炎上させそうだからか、補足で「更に求められ、それに応える心と心の呼応がアンコールです。本当に求めて頂ければ、いくらでもお応えします。ですから『もっと』のアピールは、強く大きくお願い致します」と追記した。
この意見には賛成だ。
何もアンコールは義務じゃない。
本来、西川の言う通り「次で最後の曲です、今日はみんな来てくれてありがと~!それでは○○」ってラスト曲を演奏して、盛り上がって終了した時点でライブは完結してるはずなのにね。それでも興奮冷めきらぬ観客が「まだもう少し観たい」「もっと聴きたい」とアンコールを連呼するのが本来のアンコール。なのに、最近のコンサートでは予定調和なアンコールが多いのも事実。
「どうせアンコールあるんだろう」とか「あのヒット曲は演らなかったな。じゃぁアンコールで演るんだろう」とか。
そんなコンサートが多いのも事実。
サザンなんか、普通のアーティストの倍くらいの曲をライブで演ってくれるのに、まだアンコールを強要するファンが多い。ヒット曲が多いサザンだから「あの曲やってほしい」とか「まだまだ観たい」ってお客が多いのもわかるが、予定調和になってるところもある。そのためアンコールでは、必ず会場で売ってるTシャツをメンバー全員が着て出てきて「どうもありがとう~」って始まる。(グッズ販売は大事な収益だからか?)
まだまだ観れるってのは観客からしたらありがたいんだが、これで終わってもいいのになって思う時も多い。映画で言えば「衝撃のラスト」や「感動的なラストシーン」の後に、何故か補足的なシーンが続いてしまうようなもんだ。
補足があった場合、「あぁ、あそこで終わってたら良かったのに」って場合の方が圧倒的に多い。「おっと、こういう訳だったのね。なるほど!」なんて思った映画は「スティング」くらいだ。ディズニーアニメのエンドロールの際に流れる、NGシーンなんて、「なんでアニメでNGシーンがあるんだよ!わざわざ作ってご苦労さん」くらいにしか思わない。(だからディズニーアニメは嫌いだ)
とんねるずの番組で、スポーツ対決して勝敗ついたのに、負けたチームが「あと1回延長してくれ」って頼んで、必ず延長戦するのと一緒。素人の将棋で「待った」とか「今の無し」って言ってるんじゃあるまいし、プロ野球やプロサッカーの試合でこれやったら誰も見に行かなくなるんじゃないか?
話は元に戻すが、予定調和でのアンコールは全アーティストやめた方がいいと思う。アンコールしてくれるのが当たり前ってなってるもの。
西川が言うように、
「お客様にアンコールを強要している訳では無いよ。アンコールを頂いてステージに出ると、スマホを触ったり着席して談笑されてることがあるので」
アンコールしてくれるのが当たり前と思ってる客と、アンコール前提のステージ構成。それじゃぁアンコール本来の意味とかけ離れすぎてる。
観客はコンサート本編でもう満足したんだったら、アンコールなんか無くたっていい。「まだ観たい」なら一生懸命アンコールをするべきだ。もしくは、本編のライブで「まぁこんなもんか」位だったり、そのライブ自体の出来が悪かったならアンコールなんかしなくていい。逆にブーイングでもいいくらいだ。
自分もバンド組んでライブハウスで演ってたから特にそう思うのかな。メッチャよかった時はアンコールがあったし、なんかノリが悪かった時はさっさと観客は帰ってたし。ファンはまだいいよ。対バン目当てで来てる客はもっとシビア。俺たちなんか興味ないけど「まぁ観てやろうか」くらいだから、こっちも必死だよ。ライブ途中で帰られたら俺たちの負け。最後まで残ってくれたら俺たちの勝ちってね。更にアンコールがかかったときなんかそりゃもう嬉しいさ。ヘトヘトになってるんだけど「じゃぁもう一曲演ります」ってね。打ち上げのビールの美味いこと。
世良公則が大阪梅田のアムホールってところでライブしたとき、あまりに良かったのでアンコールがかかった。そこにいた観客全員「もっと演ってくれー!」「世良ー!」って。ほぼ絶叫に近いアンコール。あんだけ凄いアンコールは後にも先にも見た事体験した事無いな。結局3回もアンコールに応えてくれたのさ。
実は2回目のアンコールが終わった時点で会場は明かりがつけられ「今日のコンサートはこれで終了です」ってアナウンスされてるのにまだアンコールは続く。観客は誰も帰らないで叫んでる。会場側も困ってた。
世良さんは3回目のアンコールで出てきた時「今日がライブツアーの初日なのに、こんなに飛ばさせてどうするんだよ」って苦笑いしながら言ってた。でも嬉しそうだし、俺たちも満足。
しかも「実はもう演奏できる曲無いんだよね。」って。そういやバンドのメンバーは今回出てきていない。「でも同じ曲又演奏するなんて野暮だからさ、懐かしい曲やろうと思います」って。そこでキーボードの三輪さん登場。
twist時代の名曲「LOVE SONG」をピアノだけで熱唱してくれた。あのライブは自分の中で伝説になってる。そこに参加できた事に喜びを感じてる。
いままでかなりの数のライブやコンサートを観た。
マドンナ、ローリングストーンズ、ロッドスチュワート、ブライアンアダムス、サザン、ユーミン、モッズ、レッドウォーリアーズ、BOOWY、スターリン、INU、ストリートスライダース、矢沢永吉、RCサクセション、AKB48、嵐・・・&more。
ライブハウス、ホール、球場やドーム。クラシックからロック、イベントやフェスも含め、有名無名アーティストのライブを観た。アンコールしたのもあれば、本編が終わったらさっさと電車が混まないうちにってアンコールせずに会場を出たのもある。デッド・オア・ライブはコンサート途中で帰った。あれはボンジョビの日本最初のライブと同じくひどかった。(口パクだった)
そう、「アンコールは演る側も義務では無いし、お客様に強制するものでもありません」って言う西川は正しい。
ライブは演る側と観客側の一体感によって成功したか、失敗かがわかる。そのバロメーターがアンコールだと思う。
******
あと、関係ないが、ライブやコンサートで最初から立ち上がるの止めにしない?盛り上がってきてから立とうよ。あれも予定調和だよ。一人座ってても見えないから立つはめになるんだけど、まだノッてないのに立つのは辛い。オールスタンディングならわかるが、座席は何の為にあるんだ?って思ってしまう。マドンナやロッドはMCで「ノった時は立ってくれ、バラードの時はゆっくり聴いてくれ」って言ってるぞ。
それと、以前安室奈美恵のコンサートに行った人が「ライブは良かったんだけど、アムロちゃんが一度も『今日は来てくれてありがとう』ってお礼言わないの」って怒ってた。これにも違和感を感じる。アムロのコンサートにMCが無い事も有名だがそれ以前にこの人はバレエやクラシックのコンサートでも同じ事言うのだろうか?
あと、矢沢永吉。昔はライブでファンが暴れたりする事で会場を借りれなかった事も多かったらしいので、未だに入場の際にはアルコールチェック(酒の匂いがしたら入れない)をする。勿論アルコールは持ち込み禁止、売店でも売ってない。それはいいんだが、サントリーのプレモルが後援のライブのアンコールMCで「いやぁ今日はいい夜だね。ビールが飲みたいね」って言うのはやめてくれ。会場内に「ゴクリ」って音が響くくらい一瞬で観客は冷えたビールを飲む自分を頭に描いてしまった。その後の曲なんて頭に入っていない。頭はこの会場を出てからビールを買って飲む事しか考えられなくなってる。実際、コンサート終わって会場を出たら、普段は駅に急ぐ人たちは素通りしてしまうから、寂れて店じまいしてる屋台の売店が、缶ビールを求めた矢沢ファンで長蛇の列になっていたよ。
*****から以降は本編の補足文章です、
そこまでで終わってていいのに、*****以降はあってもなくてもいい蛇足文章ですね。
予定調和のアンコールみたいですね。
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