GOKIGENRADIO

バーボングラス片手のロックな毎日

結婚できない男とできる男

2019-09-28 04:06:41 | MUSIC/TV/MOVIE

世間では今、結婚ブームである。本当にそうなのかは知らないが、俺はそう思う。

先日(21日)に窪田正孝さんと水川あさみさんが電撃結婚したかと思えば、24日に貫地谷しほりさんが一般人と結婚したと発表された。そして本日TOKIO城島茂リーダーが結婚すると発表された。

年末や年度末とかに結婚ってのが芸能人の結婚発表のセオリーみたいなところがあったが、最近ではいきなりって感じのが多い。写真週刊誌にすっぱ抜かれるのが嫌だからか?週刊誌やワイドショーで面白おかしく騒ぎ立てられるくらいなら、先にこっちから発表しちゃえって感じかな。ブログやホームページ、ファンに対してってのが今の主流。マスコミ各位、芸能レポーターやワイドショーなんかの芸能通って人らは完全に置いてきぼりを食らってる。出番がないというかお呼びじゃないというか、相手にされてないというか。まぁ、reporterなんて寄生虫みたいなもので、人の惚れた腫れた話、特に別居とか不倫とか不祥事とかの場合、何の正義感か知らないが、さぞ物知り顔でわめくから嫌われてるのかもしれない。

 

だからというわけじゃないが、どうも最近芸能人の結婚の扱いがひと頃と違う気がする。

一応体裁的には祝福してる記事の内容なんだけど、なんかおざなりな内容。ホームページやブログの受け売りそのまま。さらには巷のSNSなんかを拾い集めてるだけ。以前の梨元さんみたいにもっと普段から芸能人や芸能事務所などと親密になっていれば違うのだろうが、何でもかんでも手軽に済ます風潮で、普段から何かと手抜きしてるからだろうな。

南海キャンディーズの山ちゃんと蒼井優さんの結婚は大体的に報じられたが、あれだって本当は「格差婚」「美女と野獣」って扱いにしたかったのではないかね。残念ながら山ちゃんは世間(SNS上も)では「キモい」ではなく「キモい人を演じてる知識人」って認識だからね。いじられてもギャグで返すセンスあるしね。売れている(テレビに出続けている)コメディアンを甘く見ちゃいけないよ。「ちくしょー」とは思っても「似合わない」「不釣合い)なんていう声はほとんどなかったのではないかな。

 

そして一時期違和感感じてた結婚のニュースの時に必ずついてきてた「妊娠してる」「妊娠してない」が最近は付いていない。婚前にHをしてたかどうかをわざわざ書く必要はないと思う。これってわざわざ聞くのかね?「婚前交渉してました?」って。それこそ下衆いな。別にしてようがしてまいが未成年じゃないんだからさ、いいjない。結婚後女優の方が休業するとか心配してるの?実は妊娠しててお腹が目立ってきたから籍をようやく入れてくれた(または事務所が納得してくれた)とかなら別だがね。中には「結婚はするけど子供は別に・・・」ってカップルも「欲しいけどこればっかりは天からの授かりものだし」ってカップルもいるだろう。ほっといてあげてよ。

人権団体とかSNSの正義の使者の意見のせいか知らないが、最近はこの妊娠がどうたらってのはとりあえず発表ニュースの際にはつかなくなったのでちょっと不思議。速水もこみちさんと平山あやさんの結婚報道の際にはまだついてたきがするが、8月の小泉進次郎環境相と滝川クリステルの結婚報道を機に減った気がする。

 

それに伴ったせいか、最近は芸能人夫妻(またはどちらかが芸能人)のおめでたニュースも出産しましたニュースも取り扱いは小さい。まぁ毎回「小さな命を授かりました」とか定例文のようにパターン化してるからいいんだけどね。小池徹平さんと永夏子さんの間に第一子が誕生したんだけど、小さい扱いだった。竹内結子さんの妊娠発表もね。

 

小さい扱いといえば、進次郎氏とクリステルさんのせいかもしれないが、同時期に結婚した元宝塚女優の遼河はるひさんの扱いも小さかったね。相手がサッカー選手(GK・鈴木彩貴)だからってわけじゃないだろうけどね。ベッキーさんのお相手も元プロ野球選手(現巨人コーチ・片山治大)だったが、芸能人相手じゃないと扱いづらいのかな?不倫騒動の際はあんだけ大騒ぎしたのにね。miwaさんもお相手は荻野選手で、さらにできちゃった婚だったがほとんどニュースになってない。

 

相手が一般人だともっと扱いが小さくなる。篠原ともえさん、加藤ミリヤさん、黒川芽以さんなんかはほんま片隅って感じ。元AKB48の篠田麻里子さんもそうだな。高橋みなみの時もそうだった気がする。前田敦子さんは俳優の勝地涼さんと結婚したからかもっと大きく扱われた気がする。miwaと同じく売れっ子歌手(だった)西野カナさんも扱い小さかったね。まぁそれぞれファンにとっては重大ニュースなんだろうけどね。一般人相手だとなぜか「ふーん結婚したんだ」ってなくらいなものになってしまうのは、お相手のことがよくわからないからかね。

 

上戸彩さんとEXILEのHIROさんが結婚できた時は「今まで大変だったんだね、おめでとう」と祝福気分だったのだが、武井咲さんが同じくEXILEのTAKAHIROさんと結婚した際は「なんだかなぁ、事務所がせっかく力入れてここまでにしたのに」と思ってしまった。どちらも面識ないし俺の生活には全く関係ないのだけどね。どちらかが一般人の結婚は全くの他人事だが、芸能人同士だとなんか身内感覚になってしまうのだよね。

 

向井理さんと国仲涼子さん。

藤原紀香さんと片岡愛之助さん。

東出昌大さんと杏さん。

榮倉奈々さんと賀来賢人さん。

山本耕史さんと堀北真希さん。

北川景子さんとDAIGOさん。

渡部建と佐々木希さん。

いいなぁ、家に帰ったら北川景子や佐々木希が待ってるなんて。寄り道せずにまっすぐ家に帰りそうだ。やはり芸能人同士の方がいいような気がする。お互い業界のことがわかってる方がトラブル少なそうだし、ファンもあきらめつくしね。一般人相手だと「なぜその人を選んだの?業界よりどりみどりだろう?」なんて下衆の勘ぐりが入るからかな。(長年のファン仲間由紀恵が田中哲司と結婚した時は違う意味でそう思ったが・・・)まぁ、それでも「すれ違いが多くなって・・・」とか別れてしまう芸能人カップルもいるんだけどね。でもやっぱり美男美女の芸能人夫婦は羨ましいとか以前になんかしっくりくる。

 

木村佳乃さんと結婚した東山紀之さん、宮崎あおいさんと結婚した岡田准一さん、工藤静香さんと結婚した木村拓哉さん、黒木メイサさんと結婚した赤西仁さんもいたなぁ。ジャニーズはやはりファンに有無を言わせないような美女や才女と結婚してほしいな。城島茂さんが結婚するお相手はタレントらしいが、よく知らない。可愛い人か綺麗な人かそれとも個性的な人か、どんな人だろう。これからどんどん報道されるから嫌でも知るだろう。

 

少子化とか核家族とか言われて久しい。離婚率が上がった、シングルマザーが増えた、結婚しない人が増えてる、お一人様が気楽、かたや婚活とか妊活とかも取り上げられる。そんな風潮はドラマにも影響してる。

7月クールのドラマは、かなりそんな家族とかのあり方を描いてる作品が多かった気がする。

【監察医 朝顔】は毎回家族の絆が描かれてた。【偽装不倫】は夫婦・結婚・生活・恋が描かれた。【あなたの番です】も主人公夫婦を中心に各家庭の絡み合いが描かれ、【ボイス】でも最愛の奥様を殺された男と父を殺された女が主人公で犯人も家庭環境に問題があった。【ルパンの娘】も泥棒と警察の恋人とその家族を中心に話が展開し、【ノーサイドゲーム】も家族(チームも家族だ)を描いてた。【リーガル・ハート】も家庭シーンを丁寧に描いていた。バブル時期の男と女のすったもんだ話ばっかりだった頃とはえらい違いだな。

 

次回の10月クールではいよいよ阿部寛さん主演の【まだ結婚できない男】が始まる。

前回の【結婚できない男】から13年。主演は同じく阿部寛さん。好きなものを好きなように。料理に凝り、音楽を大音量で聞き、いろんなものにこだわり、独身貴族を満喫してた男が帰ってくる。今流行の「お一人様」を13年前に描いてたのだが、これを見てると「一人は気楽でいいよな」と思える。

前作で未婚男性のアイロニーをこれでも買って描いていたが、ラストでうまくいきそうになった(このまま結婚か?のノリ)夏川結衣さんは今回は出でないみたいだ。二人がどうなったのか気になるが、今回は吉田羊さんと稲森いずみさんが登場、どう絡んでくるんだろう。あっ塚本高史さんは続投ね。(高知東生さんは当然出ないだろう)

 

まだ結婚できない男と、結婚できる男。この差はなんだろう。

このドラマを見て考えようっと。

 

 

 

 



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