今回は駄菓子のクッキー2種類です。
うまい棒でおなじみやおきんのクッキー。王様のわすれもののほうは、中に生チョコみたいなクリームが入っててけっこうおいしいです。
本日は第21回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは鳥山明の『COWA!』(全1巻・集英社)です。
『ドラゴンボール』は子供のころの愛読書だったのですが、けっこう無理して連載を伸ばしに伸ばしたせいで、後半はひずみが出ちゃってますよね。それでもそれなりに面白くはあるんですけど。ただ『ドラゴンボール』終了後、鳥山センセーはいくつか短期集中連載を行いますが、もう才能涸れちゃったんじゃないかってくらいの駄作もあるんですよ。
そんな『ドラゴンボール』後の作品のひとつがこの『COWA!』なのですが・・・、これがねぇ・・・ほんとに素晴らしい!
以前、松本大洋の『花男』を、「いかにもマンガらしいマンガ」と評しましたが(「無印良品 ごぼうスナック」2020・5・15)、『COWA!』もまた「これぞマンガ!」と思わせてくれる「マンガらしいマンガ」なんですね。オバケが出てくるファンタジーコメディで、ストーリーもごくシンプルなんですが、ぐいぐい惹きつけられる良作。「ドラゴンクエスト」のキャラデザインも手がける鳥山さんならではの、ポップで可愛いキャラクターが欣喜雀躍しています。
戦いに次ぐ戦いで強さのインフレーションを起こしていた『ドラゴンボール』にうんざりしていた人にも、いやむしろそういう人にこそぜひ読んでいただきたい。鳥山さんは本書の帯に「すべての作品の中でいちばん大スキなマンガであります」と書いているそうですが、それはセールスのための文句ではなく、本音なのだと思います。
ジャンプコミックスには珍しく、カラーページも一部含まれていますが、どうせなら全部カラーにしてほしかった気もしますね。ジャンプ連載時はすべてカラーだったんですよ。
ところで先程『ドラゴンボール』は無理して連載を引き延ばしてたって書きましたし、実際連載中はすっごい長く続いてるって感じてましたけど、今は長期連載のマンガ増えてて、『ドラゴンボール』全42巻がたいしたことないように見えてきますね。『ワンピース』なんてじき100巻いくでしょ?もういってる?
『ジョジョ』シリーズと『バキ』シリーズも通巻じゃ100超えてるでしょ。『こち亀』が100巻に到達したときはとんでもない偉業だと大騒ぎになったもんですけどね。
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
13日に緊急事態宣言が福岡を含む11都府県に拡大されました。もともと福岡県が政府に宣言を要請していたのではなく、突然政府が福岡を対象に含めた形です。急なことだったので、飲食店への時短要請、午後8時以降の営業自粛の要請は16日から行われるんですけど、はやいところはもう13日のうちに午後8時閉店に切り替えていました。屋台やスナックなどの夜のお店は休業するところもあるようです。
これでまた当分夜間に飲食店に行けない日々が続き、コンビニ弁当の割合が増えそうです。これがひとり暮らしの独身男のリアルだ!
その緊急事態宣言が出てからの変化。東京では多くの飲食店が時短要請に従ってますけど、従わない一部のお店に来客が集中するという事態が起こっています。要請されたのは午後8時閉店。8時以降にほとんどのお店が閉まっちゃうから、まだ開いてる少数のお店に客が集まり、満席に近い賑わいとなっていました。
こういう言い方はよくないかもしれませんけど、抜け駆けしてる店が得をする、という状況なのですね。
それから、閉店が早まったぶん、開店を早めるという対処を行うお店もありました。普段より3時間閉店が早まったなら、3時間早く店を開ける、という対処です。
ニュースでその話を聞いたとき、緊急事態宣言の時短要請というのは、「閉店時間を早める」ことだけを要請しているのであって、「開店時間を早めない」ことは求めていないのだと気づきました。
そもそも時短要請というのは、飲食店での会食が感染を引き起こしているからこその要請であったはずです。開店時間を早めても問題とされないのであれば、そして開店を早めたことで1日あたりの来客数が変わらないのであれば、営業時間帯が変化しただけで、コロナ感染に対する影響はほぼ変わらないということになってしまいます。
もちろんこれは政府が定めた緊急事態宣言の中身の問題であって、飲食店側の問題ではないのですが、感染拡大防止という観点からはあまり意味がなかったり、飲食店ごとに明暗がわかれただけだったりしてるな、という気がしました。
うまい棒でおなじみやおきんのクッキー。王様のわすれもののほうは、中に生チョコみたいなクリームが入っててけっこうおいしいです。
本日は第21回私が好きなマンガの話。今回取り上げるのは鳥山明の『COWA!』(全1巻・集英社)です。
『ドラゴンボール』は子供のころの愛読書だったのですが、けっこう無理して連載を伸ばしに伸ばしたせいで、後半はひずみが出ちゃってますよね。それでもそれなりに面白くはあるんですけど。ただ『ドラゴンボール』終了後、鳥山センセーはいくつか短期集中連載を行いますが、もう才能涸れちゃったんじゃないかってくらいの駄作もあるんですよ。
そんな『ドラゴンボール』後の作品のひとつがこの『COWA!』なのですが・・・、これがねぇ・・・ほんとに素晴らしい!
以前、松本大洋の『花男』を、「いかにもマンガらしいマンガ」と評しましたが(「無印良品 ごぼうスナック」2020・5・15)、『COWA!』もまた「これぞマンガ!」と思わせてくれる「マンガらしいマンガ」なんですね。オバケが出てくるファンタジーコメディで、ストーリーもごくシンプルなんですが、ぐいぐい惹きつけられる良作。「ドラゴンクエスト」のキャラデザインも手がける鳥山さんならではの、ポップで可愛いキャラクターが欣喜雀躍しています。
戦いに次ぐ戦いで強さのインフレーションを起こしていた『ドラゴンボール』にうんざりしていた人にも、いやむしろそういう人にこそぜひ読んでいただきたい。鳥山さんは本書の帯に「すべての作品の中でいちばん大スキなマンガであります」と書いているそうですが、それはセールスのための文句ではなく、本音なのだと思います。
ジャンプコミックスには珍しく、カラーページも一部含まれていますが、どうせなら全部カラーにしてほしかった気もしますね。ジャンプ連載時はすべてカラーだったんですよ。
ところで先程『ドラゴンボール』は無理して連載を引き延ばしてたって書きましたし、実際連載中はすっごい長く続いてるって感じてましたけど、今は長期連載のマンガ増えてて、『ドラゴンボール』全42巻がたいしたことないように見えてきますね。『ワンピース』なんてじき100巻いくでしょ?もういってる?
『ジョジョ』シリーズと『バキ』シリーズも通巻じゃ100超えてるでしょ。『こち亀』が100巻に到達したときはとんでもない偉業だと大騒ぎになったもんですけどね。
ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、および雑感。
13日に緊急事態宣言が福岡を含む11都府県に拡大されました。もともと福岡県が政府に宣言を要請していたのではなく、突然政府が福岡を対象に含めた形です。急なことだったので、飲食店への時短要請、午後8時以降の営業自粛の要請は16日から行われるんですけど、はやいところはもう13日のうちに午後8時閉店に切り替えていました。屋台やスナックなどの夜のお店は休業するところもあるようです。
これでまた当分夜間に飲食店に行けない日々が続き、コンビニ弁当の割合が増えそうです。これがひとり暮らしの独身男のリアルだ!
その緊急事態宣言が出てからの変化。東京では多くの飲食店が時短要請に従ってますけど、従わない一部のお店に来客が集中するという事態が起こっています。要請されたのは午後8時閉店。8時以降にほとんどのお店が閉まっちゃうから、まだ開いてる少数のお店に客が集まり、満席に近い賑わいとなっていました。
こういう言い方はよくないかもしれませんけど、抜け駆けしてる店が得をする、という状況なのですね。
それから、閉店が早まったぶん、開店を早めるという対処を行うお店もありました。普段より3時間閉店が早まったなら、3時間早く店を開ける、という対処です。
ニュースでその話を聞いたとき、緊急事態宣言の時短要請というのは、「閉店時間を早める」ことだけを要請しているのであって、「開店時間を早めない」ことは求めていないのだと気づきました。
そもそも時短要請というのは、飲食店での会食が感染を引き起こしているからこその要請であったはずです。開店時間を早めても問題とされないのであれば、そして開店を早めたことで1日あたりの来客数が変わらないのであれば、営業時間帯が変化しただけで、コロナ感染に対する影響はほぼ変わらないということになってしまいます。
もちろんこれは政府が定めた緊急事態宣言の中身の問題であって、飲食店側の問題ではないのですが、感染拡大防止という観点からはあまり意味がなかったり、飲食店ごとに明暗がわかれただけだったりしてるな、という気がしました。