徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

不二家 カントリーマアム チョコまみれ

2021-11-19 21:50:38 | 
今日は田舎の母です。




カントリーマアムって、ひと昔前まではバニラとチョコを単独でパック売りしてましたけど、今はほぼ両方入ったファミリーパックのやつしか見かけませんね。これはチョコ味の生地をチョコレートでコーティングしたもの。オアシズの光浦さん(カナダ留学中)もお好きだそうですよ。
あと、カントリーマアムと言えばあれですね、グループ魂の曲「おかあさん」の、「おかあさん、カントリーマアムは東京でも売ってます」っていう、暴動(宮藤官九郎)のセリフが忘れがたいですね。
これね、僕が中学の時の話なんですけど、中学校に進学するにあたって、制服を買ったんですね。学ランが制服でした。
その学ラン、2種類用意されてまして、見た目はまったく同じなんですけど、生地の質が違ってて、当然質がいいほうが値段が高かったんです。で、僕のおばあちゃんと母が、「質がいいほうがよかろう」って奮発してくれて、高いほうを買ったんです。ほかの生徒はだいたい「着れりゃよかっぺ」って判断したようで、安いほうを購入していました。
なんですけど、その学ラン、「どこが上質なの?」って言いたくなる代物だったんですよ。
ある日、校庭で学年集会かなんかがあったんですね。その日は風が強くて、風がグラウンドの砂を巻き上げていました。そのうち、ひときわ大きな砂ぼこりが巻き起こり、生徒たちは全身砂風に包まれました。
風が止むと、僕の学ランだけが砂まみれになっていました。
ほかの生徒たち、貧乏人どもの「安い学ラン」は砂ぼこりをはじき返し、きれいな状態を保っていたのに、僕の学ランは砂を吸収してしまっていたのです。
質がいいってなんなんでしょうね?それ以外の点で、何か高い学ランの質のよさを実感できたかと言えば、まったくそんなことはありませんでした。その学ランは、ただただ「汚れやすい」だけだったのです。
母さん、砂ぼこり以外の汚れも付きやすく取れにくかったあの制服、どこに行ったんでしょうね?もう捨ててしまったのか、今でも実家で眠っているのか。
まだ残っているなら、自分の手で引き裂いて、焼却処分してやりたい気もします。