今日はタイガー基地です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6b/aa49f3f097ebd5d18818af1ee82ac965.jpg)
竹下製菓は佐賀の会社で、おもにアイスを作っています。販売地域は九州一円で、九州人なら誰でも知っています。一番人気は、最近東京でも販売されるようになったブラックモンブラン。
このトラキチ君は、バナナアイスの外側に、チョコを縞模様にコーティングしたものです。阪神ファンは全員食べるように。
でもね、けっこうシェアが低いんですよ。ブラックモンブランはわりとどこにでもあるんですけど、トラキチ君は九州でもあんまり売ってる店ないんです。みんなで捜そうぜ!
そう、アイス。当たり付きアイスの話をしましょう。子供はアウトローという話。
僕が小学生のころ、当たり付きアイスを100%当てる方法が、まことしやかにささやかれていました。
なんでも、ワルい同級生が、購入前のアイスの袋をちょっとだけ開けて、そこから棒を抜き取り、当たりはずれを確認して袋に戻し、当たりだったら買う、ということをしていたらしいのです。これなら百発百中です。
いや、ワルいヤツですね。そーゆーことを平気でするのがいたんです。まさにアウトロー。
しかしそーゆーヤツって、自分で手口を考えるのでしょうか。それとも、ワルい兄貴に教わるのでしょうか。兄弟そろってろくでもないヤツらってのもけっこういましたよ。熊本って土地柄もあったんでしょうか。
模倣厳禁ですからね。
あと、こんな話も聞いたことがあります。
僕が通ってた小学校の、隣の校区に、とあるゲームショップがあったんです。今のゲームショップは、もうほぼチェーン店ですが、当時は個人経営のお店が多く、そのショップは、おじいさんが経営しているところでした。
僕はそこに行ったことがないので、おじいさん以外の店員さんがいたのか、それともおじいさんがひとりでやっていたのか、それはわかりません。とにかく、大体おじいさんが店頭に立っているお店だったんですね。
そのお店、ショーケースのカウンターがあって、カウンターの上には、ゲームソフト数個が入ったカゴが置いてあったらしいんです。たぶん、そのカゴに入っていたのはお買い得品だったのでしょう。
アウトローがそのお店で、ワルをやらかしたのです。
おじいさんは基本、ショーケースのカウンターの前に立って店内を眺めているのですが、たまに用があってうしろを振り向くことがある。アウトローは、おじいさんがうしろを向いた瞬間に、カゴの中のソフトを盗って、それをあたかも自分が持ち込んだフリをして「買い取ってください」と頼んでいたそうなんです。
おじいさんは、そこそこお歳だったせいか、カゴのソフトがなくなっていることも、買い取りを求められたソフトがカゴのものと一緒であることも気づかなかったらしいんですよ。年寄りの弱みに付け込んでお金をだまし取っていたのです。クズですね。
あとそう、メダルゲームの詐欺を目撃したこともあります。
店頭にメダルゲームを置いてる駄菓子屋でのことです。赤か白かを当てる、ルーレットのゲームでしたかね。当たったらメダルが倍になって戻ってくるゲームです。
4歳くらいの男の子が、そのゲームで遊んでたんです。そこに小学5年くらいの男が絡んできました。
男は4歳児に、「一緒にやろう」と持ちかけました。そして、「赤に賭けよう」と提案しました。
4歳児は素直に応じ、ゲームを始めました。メダルは4歳児のものです。
ゲームは当たり、1枚賭けたメダルが2枚になって戻ってきました。すると男は、「2人で協力して当てたから1枚ずつわけよう」と言いました。
4歳児はまた素直に応じ、2枚のメダルを山分けしました。男はさらに、「じゃあそのメダルでもう1回やろうか」と言いました。
4歳児は自分のメダルを投入しました。男は「白に賭けよう」と言いました。
ゲームはまた当たり、2枚になったメダルを2人は山分けしました。男にうながされ、4歳児はまた、自分のメダルでゲームを始めました。
いくら当たりになろうとも、4歳児のメダルは増えず、男は自分の懐を痛めることなくメダルを稼げる、という手口だったのです。4歳児はだまされていると自覚することができず、普通に2人で遊んでいると思い込んでいたようです。
この詐欺は、ゲームがはずれて4歳児のメダルがなくなるまで続きました。
これはまだ微笑ましいほうと言えなくもないですけどね。それにメダルゲームって、そんなに連続で当たることないですから、記憶が曖昧なんですけど、男が稼げたのはせいぜい3,4枚程度だったはずです。
とにかく昔は、こーゆーワルいこと平気でしでかすヤツらがゴロゴロいたわけです。今の子供はいい子が多いですよね。
それから中学のころでしたか、どこかに出かけた帰りに、住宅街を歩いていたときのことです。
考え事しながら歩いてたんですけど、うしろのほうで大きな声が聞こえてきたんです。怒鳴っているようでもある。
何気なく振り向くと、「お前に言いよっつた(言ってるんだ)お前に!」という声が飛んできました。
すでに日が暮れてたし、20メートルくらい離れてたんでよく見えなかったんですけど、僕と同じくらいの歳の男がこちらを向いていました。
これどーゆーことかというと、僕が道を歩いていて、ふと家にいた男と目が合った。それはほんとに偶然だし、すぐに視線ははずしたはずですが、男は「ガンつけられた」、もしくは「ケンカ売られた」と判断したわけです。
それで外に飛び出してきて、僕を呼び止めようとずっと怒鳴っていたのです。
僕はめんどくさいので、知らんぷりしてそのまま歩き去ろうとしました。男が追いかけてくるかもしれないと思いましたが、ちょうどその瞬間に、男の家の中から、「アンタなん怒鳴りよっとね」という、そいつの母親らしき声がしました。
いいタイミングでブレイクがかかったのです。命びろいしました。
昔はいましたよね、目が合っただけで発狂する基地の外。今の子供は穏やかな子が多い。
皆さん、基地の中に入りましょう。そしてタイガー基地、もといトラキチ君を食べましょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/6b/aa49f3f097ebd5d18818af1ee82ac965.jpg)
竹下製菓は佐賀の会社で、おもにアイスを作っています。販売地域は九州一円で、九州人なら誰でも知っています。一番人気は、最近東京でも販売されるようになったブラックモンブラン。
このトラキチ君は、バナナアイスの外側に、チョコを縞模様にコーティングしたものです。阪神ファンは全員食べるように。
でもね、けっこうシェアが低いんですよ。ブラックモンブランはわりとどこにでもあるんですけど、トラキチ君は九州でもあんまり売ってる店ないんです。みんなで捜そうぜ!
そう、アイス。当たり付きアイスの話をしましょう。子供はアウトローという話。
僕が小学生のころ、当たり付きアイスを100%当てる方法が、まことしやかにささやかれていました。
なんでも、ワルい同級生が、購入前のアイスの袋をちょっとだけ開けて、そこから棒を抜き取り、当たりはずれを確認して袋に戻し、当たりだったら買う、ということをしていたらしいのです。これなら百発百中です。
いや、ワルいヤツですね。そーゆーことを平気でするのがいたんです。まさにアウトロー。
しかしそーゆーヤツって、自分で手口を考えるのでしょうか。それとも、ワルい兄貴に教わるのでしょうか。兄弟そろってろくでもないヤツらってのもけっこういましたよ。熊本って土地柄もあったんでしょうか。
模倣厳禁ですからね。
あと、こんな話も聞いたことがあります。
僕が通ってた小学校の、隣の校区に、とあるゲームショップがあったんです。今のゲームショップは、もうほぼチェーン店ですが、当時は個人経営のお店が多く、そのショップは、おじいさんが経営しているところでした。
僕はそこに行ったことがないので、おじいさん以外の店員さんがいたのか、それともおじいさんがひとりでやっていたのか、それはわかりません。とにかく、大体おじいさんが店頭に立っているお店だったんですね。
そのお店、ショーケースのカウンターがあって、カウンターの上には、ゲームソフト数個が入ったカゴが置いてあったらしいんです。たぶん、そのカゴに入っていたのはお買い得品だったのでしょう。
アウトローがそのお店で、ワルをやらかしたのです。
おじいさんは基本、ショーケースのカウンターの前に立って店内を眺めているのですが、たまに用があってうしろを振り向くことがある。アウトローは、おじいさんがうしろを向いた瞬間に、カゴの中のソフトを盗って、それをあたかも自分が持ち込んだフリをして「買い取ってください」と頼んでいたそうなんです。
おじいさんは、そこそこお歳だったせいか、カゴのソフトがなくなっていることも、買い取りを求められたソフトがカゴのものと一緒であることも気づかなかったらしいんですよ。年寄りの弱みに付け込んでお金をだまし取っていたのです。クズですね。
あとそう、メダルゲームの詐欺を目撃したこともあります。
店頭にメダルゲームを置いてる駄菓子屋でのことです。赤か白かを当てる、ルーレットのゲームでしたかね。当たったらメダルが倍になって戻ってくるゲームです。
4歳くらいの男の子が、そのゲームで遊んでたんです。そこに小学5年くらいの男が絡んできました。
男は4歳児に、「一緒にやろう」と持ちかけました。そして、「赤に賭けよう」と提案しました。
4歳児は素直に応じ、ゲームを始めました。メダルは4歳児のものです。
ゲームは当たり、1枚賭けたメダルが2枚になって戻ってきました。すると男は、「2人で協力して当てたから1枚ずつわけよう」と言いました。
4歳児はまた素直に応じ、2枚のメダルを山分けしました。男はさらに、「じゃあそのメダルでもう1回やろうか」と言いました。
4歳児は自分のメダルを投入しました。男は「白に賭けよう」と言いました。
ゲームはまた当たり、2枚になったメダルを2人は山分けしました。男にうながされ、4歳児はまた、自分のメダルでゲームを始めました。
いくら当たりになろうとも、4歳児のメダルは増えず、男は自分の懐を痛めることなくメダルを稼げる、という手口だったのです。4歳児はだまされていると自覚することができず、普通に2人で遊んでいると思い込んでいたようです。
この詐欺は、ゲームがはずれて4歳児のメダルがなくなるまで続きました。
これはまだ微笑ましいほうと言えなくもないですけどね。それにメダルゲームって、そんなに連続で当たることないですから、記憶が曖昧なんですけど、男が稼げたのはせいぜい3,4枚程度だったはずです。
とにかく昔は、こーゆーワルいこと平気でしでかすヤツらがゴロゴロいたわけです。今の子供はいい子が多いですよね。
それから中学のころでしたか、どこかに出かけた帰りに、住宅街を歩いていたときのことです。
考え事しながら歩いてたんですけど、うしろのほうで大きな声が聞こえてきたんです。怒鳴っているようでもある。
何気なく振り向くと、「お前に言いよっつた(言ってるんだ)お前に!」という声が飛んできました。
すでに日が暮れてたし、20メートルくらい離れてたんでよく見えなかったんですけど、僕と同じくらいの歳の男がこちらを向いていました。
これどーゆーことかというと、僕が道を歩いていて、ふと家にいた男と目が合った。それはほんとに偶然だし、すぐに視線ははずしたはずですが、男は「ガンつけられた」、もしくは「ケンカ売られた」と判断したわけです。
それで外に飛び出してきて、僕を呼び止めようとずっと怒鳴っていたのです。
僕はめんどくさいので、知らんぷりしてそのまま歩き去ろうとしました。男が追いかけてくるかもしれないと思いましたが、ちょうどその瞬間に、男の家の中から、「アンタなん怒鳴りよっとね」という、そいつの母親らしき声がしました。
いいタイミングでブレイクがかかったのです。命びろいしました。
昔はいましたよね、目が合っただけで発狂する基地の外。今の子供は穏やかな子が多い。
皆さん、基地の中に入りましょう。そしてタイガー基地、もといトラキチ君を食べましょう。
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