毎日暑いですね!
今回は当日放送なしでしたが、3日深夜に関東ローカルでの放送がありまして、運よく福岡でも流れてましたので、遅ればせながら観戦記公開させていただきます。
元谷友貴 vs 扇久保博正・・・いやー、いいよいいよ。こんなカードを待っていた!この試合と石渡・佐々木戦は「堀口の次の挑戦者は誰だ?」査定試合ですね。この4者は総当たりで試合してほしいぞ。
元谷の寝技見たかったんですけど、打撃勝負を選びましたね。元谷の手数が優ってたように見えましたけど・・・、扇久保が勝ってました?テイクダウンを取られたのかな。
石渡伸太郎 vs 佐々木憂流迦・・・約1年半ぶりに復帰の石渡。サクちゃん(桜庭のことね)もこういうふうにインターバルとってればあんなにボロボロにならずに済んだものを・・・。憂流迦はもう体はいいの?もうしばらく療養してたほうがよかったのかも。
個人的には石渡のほうが好きなので、この結果は嬉しい。打撃を効かせてからのノースサウスチョークに入る流れがキレイ。
当然「元谷対憂流迦」も観たいんだけど、その試合の敗者が「4強の中の一番下」みたいになっちゃうから・・・。他の試合を挟んでからやるか?
ハム・ソヒ vs 前澤智・・・フワフワしたキャラなのに打撃がえげつないハムちゃん。ジョシカクもどんどん粒がそろってきてる感じで、うかうかしてたら居場所なくなりまっせ、カンナちゃん。
ホベルト・サトシ・ソウザ vs 廣田瑞人・・・廣田見るのひさしぶり。腕折られたのが元で引退、なんてことにならなくてほんとよかった。このままRIZINに骨埋める覚悟なの?
で・・・また打撃決着?もちろん打撃の練習してきてるんでしょうけど、それよりソウザは当て感が優れてるように感じた。こうなったら無敗のままどこまで行くか見てみたい。
川尻達也 vs アリ・アブドゥルカリコフ・・・川尻は身体のコンディションも気になるけど、それ以上に精神状態が気になる・・・って思ってたら、本人が「バンダム級の頃は病んでた。今はライト級に戻したのですごく元気」って話してたので、一安心。あとは試合内容が悲惨なことになりませんように、って祈ってました。
とりあえずひさびさの白星おめでとう。で、ライト級トーナメント出るの?41歳で?まあ一人ぐらいはおじさん枠あってもいいような気もするけどさ。
北岡悟 vs ジョニー・ケース・・・だからもうなんでこんな短いインターバルでまた出るのか・・・。なんか北岡ってさ、グラップラーで、足のバンテージがどんどん大きくなってきて、KO負けを繰り返してダメージの蓄積が心配で、っていうのが、サクちゃんと同じルートをたどってる感じする。そしてまたよりにもよってゴリゴリのストライカーのケースが相手って・・・。北岡がまたタコ殴りにされる悪夢の展開がどうしても目に浮かぶ。榊原さんも北岡のこと気に入ってるみたいだけど、試合の組み方もうちょっと考えたほうがいいんじゃない?
あと前回のソウザ戦で、サイドポジション取ってたのにドクターチェックのあとスタンドで再開したじゃないですか。僕も観ていて「あれ?」って思いましたけど、疑問の声多くあがってましたよね。あれミスジャッジとは認められないままなのかな。北岡本人が何も言わないのなら周りが訴え起こすとかすればいいのにね。
・・・と、ここまでが試合前の感想。
血ダルマにはならなかったけど、担架で運ばれていくという痛々しい結末に。引退すべきとは思わない。でも半年から一年ぐらい休んでダメージ抜くべきだ。ただね・・・、また大晦日に出そうな気がするんですよ。
ジェイク・ヒューン vs ビタリー・シュメトフ・・・お笑い部門は死せず。でもヒューンにあっさり負けるのかと思いきや、3Rまで粘りましたね。シュトメフを延命させるには、またボブ・サップを引っぱってくるしかない!
イヴァン・シュトルコフ vs キム・フン・・・絵に描いたようなハルクボディのシュトルコフ。アリスター的キャラとして活躍できるか。
矢地祐介 vs 朝倉未来・・・「矢地?ああ矢地ね。少し前までは調子よかったみたいだけど、最近はずっとハンパなことやってるし、俺的にはアウトオブ眼中だわ」という朝倉兄と、「俺がRIZINのエースだったはずなのに、いつの間にか朝倉の野郎が台頭してきやがって、元ヤンだか何だか知らねーけど気にくわねえ」という矢地との対決(想像)。「前髪かき上げて批判されてる矢地」と、「前髪かき上げてるのになぜか批判されない未来」との対決でもある。どっちが先に突っかかったのかを僕は知りませんけど、久々に「因縁」がらみの熱がこもるカード。ファンの間でも注目度が高く、CONFESSIONSのコメント欄でも激しいやり取りが行われていました。
矢地の人気が下がるのに反比例して未来の人気は上昇していますけど、この理由って単に未来は連勝してて格闘IQも高い、というだけにとどまらないのではないでしょうか。矢地も実力はすごく高いはずなのに、心構えがなんかズレてるというか、髪型みたいなどうでもいいことに変にこだわってたりするところが反発を招いてるような気がする。未来は「いつ死んでもいいように携帯に遺書のこしてる」そうですよね。といってもルールで守られてる格闘技でそうそう命を落とすなんてことはあり得ないわけですが、でもそれだけの覚悟を決めていることによって滲み出てくるものがあるはずで、表面だけ見てると未来は連勝中で矢地は連敗中だからそこが人気の差として表れているように見えるかもしれないけど、でも本当はそこじゃないと思う。両者の、「格闘技に対する心構えの差」が「人気の差」として表れているというのが一番大きいのではないでしょうか。
ただ、散々イジられてた矢地の「負けたほうに未来はない」ですが、あれは2連敗中の自分を追い込むための発言だったわけで、僕は肯定的に評価しています。「KAMINOGE」のインタビューでも、「負けた時の言い訳を残さないように70キロにこだわった」って言ってましたしね。しかし、「矢地は勝ちに徹するために塩漬けにするんじゃないか」という戦前予想が多く出ていて、そうなったらドッチラケ。あと、矢地が髪切らずに出てくるのであれば、試合後に勝者がリング上で相手を丸刈りにする、ドラゲーばりの髪切りデスマッチにしてほしいな、って思いました。
先に格闘技に対する心構えがうんぬん、って言いましたけど、朝倉兄は「KAMINOGE」のインタビューで、「試合は年1回にして、YouTubeに専念したい」って話してて、こちらはこちらでちょっとズレてるな、って感じました。それと大会前の共同記者会見で、朝倉兄がコミカルな感じになってて、それとは対称的に矢地がイラついていて、「なんかキャラが入れ替わってる」っていう違和感もあったんですけど、「ミクルはYouTubeの成功でハングリー精神を失いかけてないか?大丈夫か?」っていう不安が少しよぎりました。
・・・と、ここまでが試合前の感想。
1パーセントくらいは矢地が坊主にしてくるんじゃないかと思ってましたけど、期待外れ。未来が入場のときに、ちょっとだけ北岡っぽくなっていたのに笑いました。最近北岡と接近してるみたいだし、北岡イズムを継承するのか。
矢地は、3Rに未来がコーナーを背負っているのに打って出なかった場面に象徴されるように、慎重になりすぎていたし、未来はひたすら冷静に攻めていたので、終始緊張感はあったものの、やや激しさに欠ける試合だったかな、という印象。2Rでの左ローを効かせてからの右アッパーという組み立てが特にそうですけど、全体的に未来が一枚上回った結果となりました。あるいは、小沢仁志がコールを務めたことで、リングの空気がアウトロー寄りになったことが勝敗を左右したか。
ちょっと前のCONFESSIONSに「最近のRIZINはHIRO'Sみたいになってる」ってコメントついてて、ほんとそうだなって思ってたんですけど、今大会は前回とは打って変わって真の格闘ファンが喜ぶ好カードぞろい。初参戦の廣田に加え、北岡、川尻といったベテラン勢がそろい踏みしたのがなんともうれしい。
ちなみに今回、当日放送が行われなかったのはなぜか?こんなやり取りがあったんだと思います。
RIZIN「今回もまた当日ゴールデンの放送をお願いします。お望みでしたら生中継も致しますよ」
フジテレビ「え、天心出ないの?じゃあ放送しませーん。元谷?扇久保?石渡?憂流迦?知らなーい」
天心が出場したら放送時間の大半が天心ばっかりになってしまうけど、天心が出なければ地上波放送が望めない(かもしれない)というジレンマ。でも編集はいつもより良かったね。ゴールデンじゃないほうが内容的には良くなるのかな。
今回は当日放送なしでしたが、3日深夜に関東ローカルでの放送がありまして、運よく福岡でも流れてましたので、遅ればせながら観戦記公開させていただきます。
元谷友貴 vs 扇久保博正・・・いやー、いいよいいよ。こんなカードを待っていた!この試合と石渡・佐々木戦は「堀口の次の挑戦者は誰だ?」査定試合ですね。この4者は総当たりで試合してほしいぞ。
元谷の寝技見たかったんですけど、打撃勝負を選びましたね。元谷の手数が優ってたように見えましたけど・・・、扇久保が勝ってました?テイクダウンを取られたのかな。
石渡伸太郎 vs 佐々木憂流迦・・・約1年半ぶりに復帰の石渡。サクちゃん(桜庭のことね)もこういうふうにインターバルとってればあんなにボロボロにならずに済んだものを・・・。憂流迦はもう体はいいの?もうしばらく療養してたほうがよかったのかも。
個人的には石渡のほうが好きなので、この結果は嬉しい。打撃を効かせてからのノースサウスチョークに入る流れがキレイ。
当然「元谷対憂流迦」も観たいんだけど、その試合の敗者が「4強の中の一番下」みたいになっちゃうから・・・。他の試合を挟んでからやるか?
ハム・ソヒ vs 前澤智・・・フワフワしたキャラなのに打撃がえげつないハムちゃん。ジョシカクもどんどん粒がそろってきてる感じで、うかうかしてたら居場所なくなりまっせ、カンナちゃん。
ホベルト・サトシ・ソウザ vs 廣田瑞人・・・廣田見るのひさしぶり。腕折られたのが元で引退、なんてことにならなくてほんとよかった。このままRIZINに骨埋める覚悟なの?
で・・・また打撃決着?もちろん打撃の練習してきてるんでしょうけど、それよりソウザは当て感が優れてるように感じた。こうなったら無敗のままどこまで行くか見てみたい。
川尻達也 vs アリ・アブドゥルカリコフ・・・川尻は身体のコンディションも気になるけど、それ以上に精神状態が気になる・・・って思ってたら、本人が「バンダム級の頃は病んでた。今はライト級に戻したのですごく元気」って話してたので、一安心。あとは試合内容が悲惨なことになりませんように、って祈ってました。
とりあえずひさびさの白星おめでとう。で、ライト級トーナメント出るの?41歳で?まあ一人ぐらいはおじさん枠あってもいいような気もするけどさ。
北岡悟 vs ジョニー・ケース・・・だからもうなんでこんな短いインターバルでまた出るのか・・・。なんか北岡ってさ、グラップラーで、足のバンテージがどんどん大きくなってきて、KO負けを繰り返してダメージの蓄積が心配で、っていうのが、サクちゃんと同じルートをたどってる感じする。そしてまたよりにもよってゴリゴリのストライカーのケースが相手って・・・。北岡がまたタコ殴りにされる悪夢の展開がどうしても目に浮かぶ。榊原さんも北岡のこと気に入ってるみたいだけど、試合の組み方もうちょっと考えたほうがいいんじゃない?
あと前回のソウザ戦で、サイドポジション取ってたのにドクターチェックのあとスタンドで再開したじゃないですか。僕も観ていて「あれ?」って思いましたけど、疑問の声多くあがってましたよね。あれミスジャッジとは認められないままなのかな。北岡本人が何も言わないのなら周りが訴え起こすとかすればいいのにね。
・・・と、ここまでが試合前の感想。
血ダルマにはならなかったけど、担架で運ばれていくという痛々しい結末に。引退すべきとは思わない。でも半年から一年ぐらい休んでダメージ抜くべきだ。ただね・・・、また大晦日に出そうな気がするんですよ。
ジェイク・ヒューン vs ビタリー・シュメトフ・・・お笑い部門は死せず。でもヒューンにあっさり負けるのかと思いきや、3Rまで粘りましたね。シュトメフを延命させるには、またボブ・サップを引っぱってくるしかない!
イヴァン・シュトルコフ vs キム・フン・・・絵に描いたようなハルクボディのシュトルコフ。アリスター的キャラとして活躍できるか。
矢地祐介 vs 朝倉未来・・・「矢地?ああ矢地ね。少し前までは調子よかったみたいだけど、最近はずっとハンパなことやってるし、俺的にはアウトオブ眼中だわ」という朝倉兄と、「俺がRIZINのエースだったはずなのに、いつの間にか朝倉の野郎が台頭してきやがって、元ヤンだか何だか知らねーけど気にくわねえ」という矢地との対決(想像)。「前髪かき上げて批判されてる矢地」と、「前髪かき上げてるのになぜか批判されない未来」との対決でもある。どっちが先に突っかかったのかを僕は知りませんけど、久々に「因縁」がらみの熱がこもるカード。ファンの間でも注目度が高く、CONFESSIONSのコメント欄でも激しいやり取りが行われていました。
矢地の人気が下がるのに反比例して未来の人気は上昇していますけど、この理由って単に未来は連勝してて格闘IQも高い、というだけにとどまらないのではないでしょうか。矢地も実力はすごく高いはずなのに、心構えがなんかズレてるというか、髪型みたいなどうでもいいことに変にこだわってたりするところが反発を招いてるような気がする。未来は「いつ死んでもいいように携帯に遺書のこしてる」そうですよね。といってもルールで守られてる格闘技でそうそう命を落とすなんてことはあり得ないわけですが、でもそれだけの覚悟を決めていることによって滲み出てくるものがあるはずで、表面だけ見てると未来は連勝中で矢地は連敗中だからそこが人気の差として表れているように見えるかもしれないけど、でも本当はそこじゃないと思う。両者の、「格闘技に対する心構えの差」が「人気の差」として表れているというのが一番大きいのではないでしょうか。
ただ、散々イジられてた矢地の「負けたほうに未来はない」ですが、あれは2連敗中の自分を追い込むための発言だったわけで、僕は肯定的に評価しています。「KAMINOGE」のインタビューでも、「負けた時の言い訳を残さないように70キロにこだわった」って言ってましたしね。しかし、「矢地は勝ちに徹するために塩漬けにするんじゃないか」という戦前予想が多く出ていて、そうなったらドッチラケ。あと、矢地が髪切らずに出てくるのであれば、試合後に勝者がリング上で相手を丸刈りにする、ドラゲーばりの髪切りデスマッチにしてほしいな、って思いました。
先に格闘技に対する心構えがうんぬん、って言いましたけど、朝倉兄は「KAMINOGE」のインタビューで、「試合は年1回にして、YouTubeに専念したい」って話してて、こちらはこちらでちょっとズレてるな、って感じました。それと大会前の共同記者会見で、朝倉兄がコミカルな感じになってて、それとは対称的に矢地がイラついていて、「なんかキャラが入れ替わってる」っていう違和感もあったんですけど、「ミクルはYouTubeの成功でハングリー精神を失いかけてないか?大丈夫か?」っていう不安が少しよぎりました。
・・・と、ここまでが試合前の感想。
1パーセントくらいは矢地が坊主にしてくるんじゃないかと思ってましたけど、期待外れ。未来が入場のときに、ちょっとだけ北岡っぽくなっていたのに笑いました。最近北岡と接近してるみたいだし、北岡イズムを継承するのか。
矢地は、3Rに未来がコーナーを背負っているのに打って出なかった場面に象徴されるように、慎重になりすぎていたし、未来はひたすら冷静に攻めていたので、終始緊張感はあったものの、やや激しさに欠ける試合だったかな、という印象。2Rでの左ローを効かせてからの右アッパーという組み立てが特にそうですけど、全体的に未来が一枚上回った結果となりました。あるいは、小沢仁志がコールを務めたことで、リングの空気がアウトロー寄りになったことが勝敗を左右したか。
ちょっと前のCONFESSIONSに「最近のRIZINはHIRO'Sみたいになってる」ってコメントついてて、ほんとそうだなって思ってたんですけど、今大会は前回とは打って変わって真の格闘ファンが喜ぶ好カードぞろい。初参戦の廣田に加え、北岡、川尻といったベテラン勢がそろい踏みしたのがなんともうれしい。
ちなみに今回、当日放送が行われなかったのはなぜか?こんなやり取りがあったんだと思います。
RIZIN「今回もまた当日ゴールデンの放送をお願いします。お望みでしたら生中継も致しますよ」
フジテレビ「え、天心出ないの?じゃあ放送しませーん。元谷?扇久保?石渡?憂流迦?知らなーい」
天心が出場したら放送時間の大半が天心ばっかりになってしまうけど、天心が出なければ地上波放送が望めない(かもしれない)というジレンマ。でも編集はいつもより良かったね。ゴールデンじゃないほうが内容的には良くなるのかな。
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