今日は噛み砕いた音です。
ぱりんぱりんと、軽快な咀嚼音。ASMR向き?あっさり塩味の、軽いおせんべい。
前回、店員さんはすごいという話をしました。今回はその逆の、とんでもない店員さんの話。あきれた話です。
とあるコンビニに行ったときのことです。商品を選んで、レジに持っていきました。
すると、18か19くらいの女性店員さんが、前髪を切っていました。
入力ミスじゃないですよ。本当にレジで前髪を切っていたのです。ハサミを持って、前髪を見上げながら、「この辺かな」みたいなかんじで目測を定めつつ、自分でカットしようとしていたのです。
僕はあまりのとんでもない光景に、ポカンとしてしまいました。
そして、僕の視線に気づいた店員さんは、あわててハサミをしまいました。
こんな人が、本当にいたのです。
仕事中に、しかも接客業で、お客さんに見られるかもしれない状況で、自分の前髪を切ろうとしたのです。
レジに立っていて、少し客足が途切れた。やることがないから、気になっていた前髪を切ろうと思った。そういうことだったのでしょう。
その店員さんが髪を切ろうとしていたのは、レジ台の上でした。僕が気づいたので未遂に終わりましたが、もしそのまま切っていたら、カウンターの上に髪を散らかしていたでしょう。
コンビニですので、食べ物を扱っているのです。コンビニの商品のほとんどは食べ物。
そんな場所で髪の毛を散らかしてしまったら、不衛生極まりないですよね。なのにその店員さんは、平然と髪を切ろうとしていたのです。
しかも使おうとしていたそのハサミは、店の備品でした。本来なら、店の商品を切る際に使われるべきものです。
だから、そのハサミを使うこともまた不衛生なのです。しかし店員さんは、そのことにも気づいていないようでした。配慮というものが、完全に欠落した人だったのです。
普通なら、「許せない」とか、「ふざけるな」とか思うのが自然です。ですがこれ、腹を立てるべきでしょうか?怒りをぶつけるのが正当な反応と言えるでしょうか?
だって、非常識すぎますもの。あまりにもとんでもない行動ですもの。
その店員さんは、「非常識じゃないか」という怒りを、理解することができるのでしょうか。「自分が非常識なことをした」と理解できるだけの常識を持ちあわせているのでしょうか。
彼女は、それすら理解できないのかもしれません。その程度の理解力もないから、レジで平然と前髪を切ろうとしていたのかもしれないのです。
そんな、「言ってもムダ」と思えるくらい、ぶっ飛んだ出来事でした。
僕の視線に気づくと、あわててハサミをしまったので、ひょっとしたら、非常識なことをしているという自覚はあったのかもしれません。でも、それがバレたら問題になるかもしれないということまでは理解できていなかったのでしょう。だから平然とやってのけたのです。
おそらく大学生バイトだったと思いますが、こんなんでちゃんと授業受けたり、学友とコミュニケーション取ったりできているのでしょうか。
もうなんか、怒りを通り越して心配になってしまいました。世の中には、こんな人もいるのです。
あと、こんなこともありました。
僕は以前、福岡ドームでバイトしてたんですね。野球のときに、チケットのもぎりとか、席案内などを行う仕事です。
ある日、試合が終わって、バックヤードに戻るとき、飲食のバイト数人が、カゴ台車を押しているのに出くわしました。カゴ台車っつーのは、普通の台車の上に、長方形の檻がついてるようなやつで、たくさんの荷物を運ぶときに使います。説明聞いてもよくわかんねーって人は、各自画像検索してください。
飲食のバイトの人たちが、仕事終わりに、カゴ台車で片づけをしていたのです。場所はコンコース通路。ドームをぐるりと一周できる、飲食のお店が並んでいる通路です。観戦を終えて帰ろうとしているお客さんが大勢いました。
飲食のバイトは、女の子がひとりに、男の子が4人。全員大学生バイトに見えました。女の子が先頭に立ってカゴ台車の進行方向をコントロールし、男の子たちはうしろから押していたのです。
お客さんのいる通路を通り抜けようとしているカゴ台車。お客さんは大勢いるので、ぶつからないように通り抜けねばなりません。何気なく見ていると、ひとりの、ゆっくり歩いてるお客さんのうしろにせまりました。
すると、先頭に立っていた女の子が、そのお客さんに向かって、「あぶないですよ~」と言い放ったのです。
お客さんは黙って台車をよけましたが、僕はあきれました。
「危ないとは何事だ!?客が不注意だというのか!?そんなわけないだろ!うしろからせまってるんだから気づかないのが当たり前だ!「通してください」と言うべきだろうが!よくそんな失礼極まりない言い方ができるな!」そう思いました。
いや、できることなら口にしたかったんですけどね。でも同じドームで働いているとはいえ、業者が違うので言えませんでした。
それにしても、ハタチになるかならないかくらいの年頃とはいえ、この程度の言葉遣いもわきまえていないとは。
しかも、一緒にカゴ台車を押していた男の子たちも、みんなその言葉遣いを自然なものと受け入れており、なんら違和感を抱いていない様子でした。全員アホだったのです。
年々若者のボキャブラリーが貧困になってるとはよく言われていますが、これは言葉遣いというより、礼儀の問題です。言葉もよくないけど、その言葉に違和感を感じないという、まともな感覚の欠如。
彼らはお客さんを何人もうしろから追い抜き、そのたび女の子は「あぶないですよ~」と言っていました。僕が見ていた限りでは、腹を立てるお客さんはいませんでしたが、いっぺん怒られたほうがよかったかもしれません。
こんなヤツらでもいずれ社会人になるんだなぁと、しみじみ思った所存です。
ぱりんぱりんと、軽快な咀嚼音。ASMR向き?あっさり塩味の、軽いおせんべい。
前回、店員さんはすごいという話をしました。今回はその逆の、とんでもない店員さんの話。あきれた話です。
とあるコンビニに行ったときのことです。商品を選んで、レジに持っていきました。
すると、18か19くらいの女性店員さんが、前髪を切っていました。
入力ミスじゃないですよ。本当にレジで前髪を切っていたのです。ハサミを持って、前髪を見上げながら、「この辺かな」みたいなかんじで目測を定めつつ、自分でカットしようとしていたのです。
僕はあまりのとんでもない光景に、ポカンとしてしまいました。
そして、僕の視線に気づいた店員さんは、あわててハサミをしまいました。
こんな人が、本当にいたのです。
仕事中に、しかも接客業で、お客さんに見られるかもしれない状況で、自分の前髪を切ろうとしたのです。
レジに立っていて、少し客足が途切れた。やることがないから、気になっていた前髪を切ろうと思った。そういうことだったのでしょう。
その店員さんが髪を切ろうとしていたのは、レジ台の上でした。僕が気づいたので未遂に終わりましたが、もしそのまま切っていたら、カウンターの上に髪を散らかしていたでしょう。
コンビニですので、食べ物を扱っているのです。コンビニの商品のほとんどは食べ物。
そんな場所で髪の毛を散らかしてしまったら、不衛生極まりないですよね。なのにその店員さんは、平然と髪を切ろうとしていたのです。
しかも使おうとしていたそのハサミは、店の備品でした。本来なら、店の商品を切る際に使われるべきものです。
だから、そのハサミを使うこともまた不衛生なのです。しかし店員さんは、そのことにも気づいていないようでした。配慮というものが、完全に欠落した人だったのです。
普通なら、「許せない」とか、「ふざけるな」とか思うのが自然です。ですがこれ、腹を立てるべきでしょうか?怒りをぶつけるのが正当な反応と言えるでしょうか?
だって、非常識すぎますもの。あまりにもとんでもない行動ですもの。
その店員さんは、「非常識じゃないか」という怒りを、理解することができるのでしょうか。「自分が非常識なことをした」と理解できるだけの常識を持ちあわせているのでしょうか。
彼女は、それすら理解できないのかもしれません。その程度の理解力もないから、レジで平然と前髪を切ろうとしていたのかもしれないのです。
そんな、「言ってもムダ」と思えるくらい、ぶっ飛んだ出来事でした。
僕の視線に気づくと、あわててハサミをしまったので、ひょっとしたら、非常識なことをしているという自覚はあったのかもしれません。でも、それがバレたら問題になるかもしれないということまでは理解できていなかったのでしょう。だから平然とやってのけたのです。
おそらく大学生バイトだったと思いますが、こんなんでちゃんと授業受けたり、学友とコミュニケーション取ったりできているのでしょうか。
もうなんか、怒りを通り越して心配になってしまいました。世の中には、こんな人もいるのです。
あと、こんなこともありました。
僕は以前、福岡ドームでバイトしてたんですね。野球のときに、チケットのもぎりとか、席案内などを行う仕事です。
ある日、試合が終わって、バックヤードに戻るとき、飲食のバイト数人が、カゴ台車を押しているのに出くわしました。カゴ台車っつーのは、普通の台車の上に、長方形の檻がついてるようなやつで、たくさんの荷物を運ぶときに使います。説明聞いてもよくわかんねーって人は、各自画像検索してください。
飲食のバイトの人たちが、仕事終わりに、カゴ台車で片づけをしていたのです。場所はコンコース通路。ドームをぐるりと一周できる、飲食のお店が並んでいる通路です。観戦を終えて帰ろうとしているお客さんが大勢いました。
飲食のバイトは、女の子がひとりに、男の子が4人。全員大学生バイトに見えました。女の子が先頭に立ってカゴ台車の進行方向をコントロールし、男の子たちはうしろから押していたのです。
お客さんのいる通路を通り抜けようとしているカゴ台車。お客さんは大勢いるので、ぶつからないように通り抜けねばなりません。何気なく見ていると、ひとりの、ゆっくり歩いてるお客さんのうしろにせまりました。
すると、先頭に立っていた女の子が、そのお客さんに向かって、「あぶないですよ~」と言い放ったのです。
お客さんは黙って台車をよけましたが、僕はあきれました。
「危ないとは何事だ!?客が不注意だというのか!?そんなわけないだろ!うしろからせまってるんだから気づかないのが当たり前だ!「通してください」と言うべきだろうが!よくそんな失礼極まりない言い方ができるな!」そう思いました。
いや、できることなら口にしたかったんですけどね。でも同じドームで働いているとはいえ、業者が違うので言えませんでした。
それにしても、ハタチになるかならないかくらいの年頃とはいえ、この程度の言葉遣いもわきまえていないとは。
しかも、一緒にカゴ台車を押していた男の子たちも、みんなその言葉遣いを自然なものと受け入れており、なんら違和感を抱いていない様子でした。全員アホだったのです。
年々若者のボキャブラリーが貧困になってるとはよく言われていますが、これは言葉遣いというより、礼儀の問題です。言葉もよくないけど、その言葉に違和感を感じないという、まともな感覚の欠如。
彼らはお客さんを何人もうしろから追い抜き、そのたび女の子は「あぶないですよ~」と言っていました。僕が見ていた限りでは、腹を立てるお客さんはいませんでしたが、いっぺん怒られたほうがよかったかもしれません。
こんなヤツらでもいずれ社会人になるんだなぁと、しみじみ思った所存です。
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