今日は果実挟みです。
ヤマザキパンのコッペパンといったら、苺ジャムを挟んだジャム&マーガリンが販売数一番ですけど、僕はあまり見かけないこちらのほうが好きです。バナナクリームだけでなく、あんずジャムも挟んであって、その甘酸っぱさが、バナナ感をよりリアルにしています。
些細なようで、意外と重要な話をします。女性服とポケットの話。
「アサデス。」っていう福岡の朝の番組があります。ニュースをメインに、エンタメやら地元情報なんかを扱う、テレビ朝日系列の番組なんですけど、ちょっと前にその中で、「女性服ポケット問題」というのが報じられていたんですね。
1月2日に、羽田空港の滑走路で、日本航空の旅客機と、海上保安庁の航空機が衝突事故を起こしましたよね。あのとき、旅客機の客はシューター(すべり台みたいなやつ)を使って避難しましたが、荷物を持ち出すことが許されませんでした。荷物がシューターを傷つけてしまう恐れがあるからです。アドバルーンみたいな素材なのですね。
そんで、男性はポケットに財布やスマホなどの貴重品を入れて避難することができたけど、女性はそれができなかったというのです。女性服には、ポケットがほとんど付いていないからです。
んじゃ、なぜ女性の服にはポケットが少ないのかっつーと、シルエットを美しく見せるため、なのだそうです。ポケットにモノを入れると、ラインが崩れる。それは美しくない。だからポケットがないのだと。機能性より見た目を優先した作りなのですね。
一応ポケットのある女性服もあるにはあるけれど、女性はバストのふくらみがあるから、胸の位置にはポケット付けられなかったりするし、女性は男性より身長が高くないので、そのぶん服の丈も短く、ポケットも浅くなりがちなのだそうです。浅いポケットだと、長財布は入らない。
そのため女性は、財布をバッグに入れて持ち歩くのです。「身につける」ことはほぼない。お昼休みのOLさんなんかは、財布を手に持って歩いてたりしますよね。いずれも、ポケットがないから(もしくは、あっても財布が入るほど大きくないから)そうしているのです。
今まではそのことを特に不便だと考えてはいなかったけど、1月2日の事故を受けて、やっぱり女性服にも、ある程度の大きさのモノが入るポケットがあったほうがいいんじゃないか、という声が起こっているのだそうです。
今まで見た目を重視してきたけど、それよりも機能性が欲しい。もしくは、見た目のよさと機能性を兼ね備えた服が欲しい、という要望が上がっているとのことでした。
僕もちゃんと考えたことなかったんですけど、これって些細なようで、けっこう大きな問題なんじゃないでしょうか。
なぜなら、ひったくりの問題とも絡んでくるからです。
ひったくりの被害者は、ほぼ女性です。男性は、まずひったくりに遭わない。
僕はその理由を、女性のほうが力が弱いからだと思い込んでいました。男性と女性では、基本的に女性のほうが力が弱い。だからひったくり犯(ほぼ男性)は女性を狙うのだと。
もちろんそれも理由のひとつではあります。でも、それよりも根本的な理由があったのです。
ほとんどの女性は、ポケットに財布を入れない(ポケットがない)。バッグに入れて持ち歩く。つまり、高い確率でバッグの中に財布が入っているわけです。
だからひったくりに狙われる。
女性のほうが力が弱いというのもその通りなのですが、そもそもなぜ「ひったくる」という行為が成立するのか、ということです。
ひったくりは、バッグ(などの荷物)を対象としています。ポケットに入っているモノは、ひったくることができない。
だからひったくり犯はバッグを狙うわけですが、バッグに財布が入っていると予測できなければ、ひったくるはずがない。
つまり、女性服にポケットがないからバッグに財布を入れざるを得ず、バッグに財布が入っているからひったくりという犯罪が起きるということなのです。なんということでしょう。
番組ではひったくりにはいっさい触れられていませんでしたが、むしろそちらのほうが深刻に検討すべき点なのかもしれません。航空事故など、そうそう遭遇するものではありませんからね。ひったくりのほうが身近で現実的です。
仮に、女性服に(長財布が入る深さの)ポケットが付いているのが当たり前になったらどうでしょう。ひったくりは激減、あるいは消滅するかもしれない。
まあ、機能性より見た目を重視する女性もいるでしょうから、そーゆー人は今後もバッグに財布を入れるでしょう。女性のコーディネートはバッグを含めて行うのが基本らしいですからね。だからたぶん、ゼロにはならない。
それでも、女性服にポケットを付けることで、ひったくりの激減が期待できるのです。ポケットを付けるという、すごく単純なことが、犯罪抑止に劇的な効果をもたらすかもしれない。これってけっこうすごいことなんじゃないでしょうか。
ひったくりができなくなれば、ひったくり犯は、ナイフを突きつけて財布を脅し盗る「路上強盗」に鞍替えする可能性もなくはないですが、それはかなりリスクが高い。今現在でさえ、路上強盗はほとんどいませんからね。やはりひったくりができなくなれば、あきらめるのが自然でしょう。
今までは、バッグは車道と反対側の腕にかけろとか、自転車カゴにネットを付けろとか、様々なひったくり対策が語られてきましたが、そーゆー対処療法ではなく、もっと根本的な解決策があったのです。女性服にポケットを付ける。バッグじゃなくて、ポケットに財布を入れる。
いずれ女性服にポケットが付いているのが当たり前になり、ひったくりという犯罪は過去のものとなるのでしょうか。
ただ、それがなくても電子マネーの普及によってひったくりは減っていくのかもしれませんが。
それでもポケットのある女性服が作られるにこしたことはないんでしょうけどね。選択肢は多いほうがいいですからね。
ヤマザキパンのコッペパンといったら、苺ジャムを挟んだジャム&マーガリンが販売数一番ですけど、僕はあまり見かけないこちらのほうが好きです。バナナクリームだけでなく、あんずジャムも挟んであって、その甘酸っぱさが、バナナ感をよりリアルにしています。
些細なようで、意外と重要な話をします。女性服とポケットの話。
「アサデス。」っていう福岡の朝の番組があります。ニュースをメインに、エンタメやら地元情報なんかを扱う、テレビ朝日系列の番組なんですけど、ちょっと前にその中で、「女性服ポケット問題」というのが報じられていたんですね。
1月2日に、羽田空港の滑走路で、日本航空の旅客機と、海上保安庁の航空機が衝突事故を起こしましたよね。あのとき、旅客機の客はシューター(すべり台みたいなやつ)を使って避難しましたが、荷物を持ち出すことが許されませんでした。荷物がシューターを傷つけてしまう恐れがあるからです。アドバルーンみたいな素材なのですね。
そんで、男性はポケットに財布やスマホなどの貴重品を入れて避難することができたけど、女性はそれができなかったというのです。女性服には、ポケットがほとんど付いていないからです。
んじゃ、なぜ女性の服にはポケットが少ないのかっつーと、シルエットを美しく見せるため、なのだそうです。ポケットにモノを入れると、ラインが崩れる。それは美しくない。だからポケットがないのだと。機能性より見た目を優先した作りなのですね。
一応ポケットのある女性服もあるにはあるけれど、女性はバストのふくらみがあるから、胸の位置にはポケット付けられなかったりするし、女性は男性より身長が高くないので、そのぶん服の丈も短く、ポケットも浅くなりがちなのだそうです。浅いポケットだと、長財布は入らない。
そのため女性は、財布をバッグに入れて持ち歩くのです。「身につける」ことはほぼない。お昼休みのOLさんなんかは、財布を手に持って歩いてたりしますよね。いずれも、ポケットがないから(もしくは、あっても財布が入るほど大きくないから)そうしているのです。
今まではそのことを特に不便だと考えてはいなかったけど、1月2日の事故を受けて、やっぱり女性服にも、ある程度の大きさのモノが入るポケットがあったほうがいいんじゃないか、という声が起こっているのだそうです。
今まで見た目を重視してきたけど、それよりも機能性が欲しい。もしくは、見た目のよさと機能性を兼ね備えた服が欲しい、という要望が上がっているとのことでした。
僕もちゃんと考えたことなかったんですけど、これって些細なようで、けっこう大きな問題なんじゃないでしょうか。
なぜなら、ひったくりの問題とも絡んでくるからです。
ひったくりの被害者は、ほぼ女性です。男性は、まずひったくりに遭わない。
僕はその理由を、女性のほうが力が弱いからだと思い込んでいました。男性と女性では、基本的に女性のほうが力が弱い。だからひったくり犯(ほぼ男性)は女性を狙うのだと。
もちろんそれも理由のひとつではあります。でも、それよりも根本的な理由があったのです。
ほとんどの女性は、ポケットに財布を入れない(ポケットがない)。バッグに入れて持ち歩く。つまり、高い確率でバッグの中に財布が入っているわけです。
だからひったくりに狙われる。
女性のほうが力が弱いというのもその通りなのですが、そもそもなぜ「ひったくる」という行為が成立するのか、ということです。
ひったくりは、バッグ(などの荷物)を対象としています。ポケットに入っているモノは、ひったくることができない。
だからひったくり犯はバッグを狙うわけですが、バッグに財布が入っていると予測できなければ、ひったくるはずがない。
つまり、女性服にポケットがないからバッグに財布を入れざるを得ず、バッグに財布が入っているからひったくりという犯罪が起きるということなのです。なんということでしょう。
番組ではひったくりにはいっさい触れられていませんでしたが、むしろそちらのほうが深刻に検討すべき点なのかもしれません。航空事故など、そうそう遭遇するものではありませんからね。ひったくりのほうが身近で現実的です。
仮に、女性服に(長財布が入る深さの)ポケットが付いているのが当たり前になったらどうでしょう。ひったくりは激減、あるいは消滅するかもしれない。
まあ、機能性より見た目を重視する女性もいるでしょうから、そーゆー人は今後もバッグに財布を入れるでしょう。女性のコーディネートはバッグを含めて行うのが基本らしいですからね。だからたぶん、ゼロにはならない。
それでも、女性服にポケットを付けることで、ひったくりの激減が期待できるのです。ポケットを付けるという、すごく単純なことが、犯罪抑止に劇的な効果をもたらすかもしれない。これってけっこうすごいことなんじゃないでしょうか。
ひったくりができなくなれば、ひったくり犯は、ナイフを突きつけて財布を脅し盗る「路上強盗」に鞍替えする可能性もなくはないですが、それはかなりリスクが高い。今現在でさえ、路上強盗はほとんどいませんからね。やはりひったくりができなくなれば、あきらめるのが自然でしょう。
今までは、バッグは車道と反対側の腕にかけろとか、自転車カゴにネットを付けろとか、様々なひったくり対策が語られてきましたが、そーゆー対処療法ではなく、もっと根本的な解決策があったのです。女性服にポケットを付ける。バッグじゃなくて、ポケットに財布を入れる。
いずれ女性服にポケットが付いているのが当たり前になり、ひったくりという犯罪は過去のものとなるのでしょうか。
ただ、それがなくても電子マネーの普及によってひったくりは減っていくのかもしれませんが。
それでもポケットのある女性服が作られるにこしたことはないんでしょうけどね。選択肢は多いほうがいいですからね。
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