徳丸無明のブログ

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コメダ マルーン

2022-02-11 22:43:15 | 
今日は丸いからマルーンです。




名古屋発祥の喫茶・コメダ珈琲店で販売してるお菓子。僕ね、マフィンとかシフォンケーキなんかがけっこう苦手なんですね。あのパサパサしてて、口の水分なくなっちゃうのがね。でもこのマルーンは、メープルシロップがたっぷりしみ込んでるしっとり生地で、パサパサとは無縁。中にホワイトチョコが入ってるのも素晴らしい。名物のシロノワールもいいですけど、マルーンもぜひ一度ご賞味ください。

またまたバイト時代の思い出話をします。今回は怖い話。
イベント運営のバイトで、福岡ドームで仕事をした時のこと。ホークスの試合が開催された日のことです。たしか、ペナントレースが始まって間もない時期だったと記憶しています。
その日ドームに、ヤクザの一団が訪れました。それ自体はそんなに珍しいことじゃないです。福岡はヤクザ多いし、毎日4万人くらいお客さん来てますから、その中の一部にヤクザがいたとしてもおかしくないというか、普通にあり得ることです。
それに、ほとんどの場合はほかのお客さんと同じように、普通に観戦して帰っていきますから、特に気に留めることはありません。しかし、その日のヤクザ御一行様は、「グラウンドが見えにくいから席を換えろ」とおっしゃってきたのです。
それがどのような口調だったのか、因縁、もしくはクレームをつける口ぶりだったのか、その辺はよくわかりません。ですがともかく、チーフのひとりが対応することになりました。チーフというのは、バイトのリーダー格のことで、各配置ごとのバイトのとりまとめ役を担当している人です。それなりの権限と責任があるとはいえ、しょせんはバイトなのです。
そのバイト代表が、ヤクザの対応をすることになったのです。その心境、いかばかりであったか。
基本的に、元々チケットで取っていた席と違う席に座りたいのであれば、別料金で買いなおしてもらうしかありません。元々のチケット代にプラスいくらか足してほかのチケット(座席)と交換する、ということはできないのです。
なので、通常であればそのように案内をするだけです。ほかの席に移りたければチケットを買いなおしてください、まだ空きが残っているかはわかりませんが、とだけ伝えて、あとはお客さん自身にチケット窓口に行ってもらう。それ以上の対応はこちらでは行いません。
しかしその日は、相手が相手であったためか、チーフが最後まで対応することになりました。細かいことは聞いてないのですが、ヤクザの一団を引き連れて、いろんなところに掛け合ったのだそうです。
最終的に、ヤクザは納得のいく席に座ることができたそうで、対応したチーフに「よくやってくれたからこれやる」と言って、ミスタードーナツの詰め合わせをプレゼントしたそうです。ヤクザとミスドって、ベタなギャグマンガみたいな組み合わせですよね。本当にあった怖い話です。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース、ではなく雑感。
前々回、コロナ終息のビジョンの見えなさについて話しましたが、その感覚がより強まっています。AI予測なんかじゃ2月いっぱいまで高い感染率が続いたのちピークアウトするそうですが、じゃあ3月になれば終息と見做せるのか?
感染者が増え続けたぶんだけ免疫を獲得した人がいるわけだし、3回目のワクチン接種もある程度順調に進んでいます。このままのペースでピークアウトを迎えたら終息ということになるのか。もしくは、治療薬が発売されて、それが誰でも手軽に入手できるようになれば終息なのか。
それとも、そうなってもなお、責任ある立場の人は、終息を宣言することはないのか。終息宣言がなかったら、いよいよ終わりがわからなくなります。
イスラエルみたいに4回目の接種が必要、と言い出すのか。さらなる変異種が出てくるかもしれないから、まだ気を引き締めていないといけない、と言うのか。あるいは、実際に新たな変異種が現れて、それに過剰反応を示すのか。
ワクチン接種も、何回やればOKって誰も言ってないから、キリがなくなりそうですね。変異種だってほっときゃどんどん出てくるでしょうけど、どのくらい脅威なのか、ではなく、新しいってだけで騒いでる面があります。
ホントに、どうなれば終わりになるのでしょうか。有識者さん、誰でもいいからビジョンを提示してくださいよ。

みんなコロナのためにいろいろガマンしてて、しんどい時期がずーっと続いていますけど、このしんどさっていうのは、ガマンしてることそれ自体のしんどさのみならず、「いつまでガマンを続けなきゃいけないのかわからない」という、「終わりの見えなさ」からくるしんどさもあるんですよね。それはみんな実感してると思います。
だから、「ここまで来ればゴールです」っていうビジョンを提示してもらえれば、今現在はしんどいけど、なんとかそこまで頑張ろう、って気になれるはずなんです。でも、終わりがまったく見えていないから「いつまでガマンすりゃいいんだ」っていうしんどさが生まれる。この「終わりの見えないしんどさ」は、「ガマンしなくちゃいけないしんどさ」よりも精神的にキツかったりする。
だからゴールを示すことってすごく大事なんですよね。「予測のつかなさ」のせいでゴールを示せないというなら、せめて「これこれこういう理由でゴールを示せません」という説明くらいはすべきでしょう。
前に話したように、万が一の場合に責任取りたくないって人しかいないから、誰もゴールを示さないんでしょうか。小池都知事や吉村大阪府知事くらい牽引力のある人が政府か分科会にいてくれれば・・・と悔やまずにはいられません。


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