皆さん、ゴールデンウィークいかがお過ごしでしたか。僕は最終日、マリンメッセ福岡に行ってまいりました。RIZIN2度目の福岡大会。前回はカードがイマイチだったんで会場には行きませんでしたが、今大会は注目のカードがいくつかあり、また、ひょっとしたら福岡開催は今回で最後になる可能性も無きにしも非ずですので、行っておくことにしたのです。RIZINのみならず、格闘技自体初の生観戦。ガラケーで撮った写真を添えて観戦記をお届けいたします。
「PRIDE」も2度開催されたことのあるマリンメッセ。思い起こせば2002年の12月、当時イベント運営のバイトをしていた僕は、PRIDE.24の現場に従業員として居合わせておりました(その時はMMAのファンではなかったように記憶しています)。会場内にいたのですが、スタッフはリングには背を向け、客席のほうを向いてなければならないと命じられていまして、試合は一切見ておらず、合間にアントニオ猪木が出てきて何やら喋っていたのを唯一覚えています。
雨のマリンメッセ。
入場行列。
出入口正面のロビー。お花。うしろは物販。
今大会限定のグラップラー刃牙とのコラボグッズ。それにしてもこのマンガ、いつまで続くんでしょうかね。だいぶ前に読むのやめたんですけど、オヤジはもう倒したの?
写真撮影用のパネル。
試合前に握手会がありました。オレンジ色が真珠・野沢オークライヤー。
頭2つくらい飛び出てるのがギャビ・ガルシア。
ギャビと、客に半分隠れてる金髪が山本美憂。
やはり山本美憂の半身とKINGレイナ。ちゃんと撮ったつもりだったのに、美憂ちゃんだけこんな写り方。
KINGレイナとテディベア。これだけ鮮明。ちなみにKINGレイナは階級落とすそうです。
最後に4人揃って。
会場内。動画とフラッシュ撮影は禁止だけど、写真は撮っていいとのこと。
リングサイドのスタッフ席。この中に著名人が何人かいるはず。
試合前に会場の隅っこでチームスタッフと話をするジョシュ・バーネットを発見。写真中央。暗がりなのでぼんやり。生で見た選手の中で一番嬉しかったかも。わりと客席の近くにいたのに僕以外誰も気付かず。
試合前のレフェリー紹介。ビジョンに映ってるのは和田良覚。今日はたのんまっせ。
僕の席からリングを望む。・・・と、遠い。肉眼では写真よりも近くに見えてますけど、それでも遠い。このスタンド席Hブロック4列は最後列から二番目。会場内には、天井から吊るされた巨大スクリーンがあって、それだとよく見えるんですけど、僕の席からは画像が反転して見えるんですよね。スクリーンを挟んで反対側の客席だと普通に見えるわけです。肉眼で見るか、反転したスクリーンで見るか・・・。
オープニング。
リング上に高田がいます。「つわものたちよ、出てこいや」とコール。セリフ変わったね。
オープニングの選手顔見せ。ちょうどマネル・ケイプが出てきたところ。見えないよね、うん。
今回はテレビ放送順ではなく、実際の試合順で書かせてもらいます。
〈第1試合〉北井智大 vs ダルビッシュ黒木・・・北井がダウンを一度奪うも、手数で優ったダルビッシュ。判定1‐1でドロー。
実際に観戦してみて、肉眼では見づらいことが判明。反転したスクリーンメインで見ることにする。
ちなみにこちら試合中。天井の照明で真っ白。これがガラケーの実力だ!以下、試合の写真は心の目で見てください。
〈第2試合〉ランチャーナ・グリーン vs 村田夏南子・・・ウェイリー・ジャンのケガで急遽リザーブランチャーナ。村田はにわか面を被っての入場。桜庭イズム?確実にテイクダウンを取り、的確にグラウンドコントロールをおこなう所に安定感。レフェリー、ランチャーナのタップを2度見逃す。いつもらった打撃なのか、左目腫らしてた村田。1Rで極めきれてなかったらドクターストップで負けてたかも。
〈第3試合〉ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs アンドレイ・コヴァレフ・・・ジャルジーニョはキックボクシングベースで、コヴァレフはボブチャンチン以来(?)のウクライナ出身選手。ジャルジーニョが入場の時妙に時間かかってんなって思ったら、体に何か塗ってたそうで、イエローカード1枚からのスタート。コヴァレフはボブチャンチンのファイトスタイル意識してるのかフックを多発。序盤は何発か命中するも、次第に両者手数が少なくなっていき、そのまま判定。KO率の高いジャルジーニョの良いとこ見れず。
コヴァレフ入場。
ジャルジーニョ入場。
〈第4試合〉アンテ・デリア vs リカルド・プラセル・・・元ゴールキーパーという肩書きから噛ませ犬臭がしたリカルドですが、UFCからもオファーが来ていたそうです。アンテはクロアチア出身で、ミルコとも一緒にトレーニングしているそうで、ポストミルコという扱いになるのでしょうか。サブミッションを得意とするリカルドが徹底してグラウンドでの攻防に引きずり込むもいい形に持っていけず。リカルドが下、アンテが上のオープンガードの体勢から、こつこつパンチを当て続けたアンテが判定勝ち。運営側はアンテのほうを推してるんでしょうけど、ヘビー級のグラップラーって貴重だから、個人的にはリカルドにレギュラーになってほしい。
リカルド入場。
アンテ入場。
〈第5試合〉浜崎朱加 vs アリーシャ・ガルシア・・・浜崎が主導権を握り自分の試合展開を作るもあと一歩攻めきれず。アリーシャに良いとこ出させなかっただけでも良しとすべきか。次に期待。
〈第6試合〉マネル・ケイプ vs 朝倉海・・・単純にワクワクするカード。過剰な化学反応を起こす選手同士の、「混ぜるな危険」対決。でも内容的にはやや肩透かし。ケイプが調子悪そうに見えた。手数が少なく、積極性に欠け、何よりギラギラした感じがなかった。朝倉は今後こういう相手をキッチリ仕留めにいけるかどうかが評価の分かれ目になるでしょうね。
朝倉のワル仲間が駆けつけていたのか、会場内にいかつい声援が飛び交っていました。彼らが高谷軍団みたいな迷惑行為に走らないことを祈ります。ところで朝倉兄は出てこないの?
朝倉入場。
ケイプ入場。
休憩時間のイベント。RIZINガールの卒業&新加入式。たけし軍団のお松の宮がMC。
〈第7試合〉石井一成 vs 栄井大進・・・5割の集中力で観てましたけど、二人ともアグレッシブでいい試合だったと思います。
反転してるスクリーン。
〈第8試合〉ダロン・クルックシャンク vs 松本光史・・・静かな立ち上がりから、互いを探りながらの打ち合いが続いていたところに、クルックシャンクの左ハイ。場内に強烈な炸裂音が響き渡りました。修斗発のスター誕生に期待してたんですけどね。2連敗中のクルックシャンクは今回がラストチャンスだったはずで、これで残留決定ですね。でも松本にももう一回チャンスを!
松本入場。
クルックシャンク入場。
〈第9試合〉ディエゴ・ヌネス vs 矢地祐介・・・ディエゴはポストシウバですか。大振りパンチが多くて「荒いなあ」って思いました。それもシウバっぽさ?矢地のグラウンド状態からの蹴り上げもらうのは不用意。矢地は五味戦の反省からか慎重な印象。
矢地入場。イメージカラーの黄色。
ディエゴ入場。ブラジルカラー。
〈第10試合〉浅倉カンナ vs メリッサ・カラジャニス・・・カンナちゃんはタックルの入りが抜群にうまい。文句なしに一番の武器。2Rに相手の腕を伸ばすも極めきれず。自称“猫手”の長南亮を思い出しました。
メリッサ入場。
カンナちゃん入場。
〈第11試合〉那須川天心 vs 中村優作・・・DEEPチャンピオンの中村。なんか、マイナー団体の選手が天心のために都合よく使われているような・・・。天心本人には何も思うところはないけど、天心の周囲の大人たちが天心のために他の選手を利用している感じがなんかイヤ。中村にアップセットを起こしてほしかった。
天心と堀口のキックルールでの試合、だいぶ現実味帯びてきましたね。どうせならケイプとやったほうが面白そうですけど。ただ、何度も言ってるけどキックの試合はK‐1でやってくださいホントにもう頼みますよマジで。
天心入場。
中村入場。
〈第12試合〉堀口恭司 vs イアン・マッコール・・・なんかもう笑っちゃったんですけど。あまりにも見事な秒殺カウンターKO。トーナメントを制したばかりの堀口に、間髪おかずマッコールはキツイんじゃないかと、相手の戦績考えたら堀口といえど危ないんじゃないかと思ってましたが・・・。並の選手であれば狙ってもできないことを、さも当たり前のように狙いすましてやってのける。そこが堀口の強者たるゆえんなのでしょうね。でもマッコールの戦いぶりもうちょっと見せてよって思いました。
試合後に堀口が直接天心に対戦要求、そしてキックトーナメントへの参戦表明。うーん、このままRIZINにキック部門が定着してしまうのか。まあ堀口なら観たいけど。
マッコール入場。
堀口入場。
試合後、実況席にて。写真中央に高田延彦。眼鏡をかけた白髪交じりの高田がちょっと石坂浩二に見えたんだけど皆はどお?
同じく、ケンドーコバヤシ。このあと夜の中洲に消えていった。
試合後のRIZINガール撮影会。
あと、帰りしなに関係者通用口から出てきたユリオカ超特Qを目撃(GYAO!の仕事?)。僕以外誰も気付かず。写真はないよ。
一般的に「テレビで観るより会場で生観戦するほうが迫力あるし感動する」って言われてますけど、僕は必ずしもそうではないと思ってまして、リングから遠く離れた客席よりも、試合の流れに応じて何台ものカメラをスイッチングして実況解説字幕付きで観られるテレビのほうがずっといいかもしれないって考えてました。実際はトータルで考えて行ってよかったって思いましたけど。
個人的ベストバウトは村田・ランチャーナ戦、MVPは堀口。
客入りは7,8割くらい。小さな子供連れも多くて驚きました。格闘技イベントがかつて放っていたいかがわしさ(僕はそれを直接味わっているわけではなく、話に聞いたことがあるだけですが)はほぼ脱臭されたようです。女性客が多いイベントというのは会場の男子トイレのいくつかが女子トイレに差し替えられるんですね。これを業界用語で「性転換」と言います。格闘技だから男性客が多いのかと思いきや性転換が行われていて、そこからも格闘技のマイルド化、一般化を感じました。
今まで何度も長い長いと文句を言ってきた大会名がナンバー表示になってスッキリ。個人的には、大晦日くらいはまあいいとして、基本キックの試合はK‐1でやるべきだと思うし、ジョシカクもできれば別枠で(「RIZIN 女子道」みたいな形で)やってほしい。そのほうが男女ともにたくさんカード組めますからね。
以上っス!
購入したパンフレット。
「PRIDE」も2度開催されたことのあるマリンメッセ。思い起こせば2002年の12月、当時イベント運営のバイトをしていた僕は、PRIDE.24の現場に従業員として居合わせておりました(その時はMMAのファンではなかったように記憶しています)。会場内にいたのですが、スタッフはリングには背を向け、客席のほうを向いてなければならないと命じられていまして、試合は一切見ておらず、合間にアントニオ猪木が出てきて何やら喋っていたのを唯一覚えています。
雨のマリンメッセ。
入場行列。
出入口正面のロビー。お花。うしろは物販。
今大会限定のグラップラー刃牙とのコラボグッズ。それにしてもこのマンガ、いつまで続くんでしょうかね。だいぶ前に読むのやめたんですけど、オヤジはもう倒したの?
写真撮影用のパネル。
試合前に握手会がありました。オレンジ色が真珠・野沢オークライヤー。
頭2つくらい飛び出てるのがギャビ・ガルシア。
ギャビと、客に半分隠れてる金髪が山本美憂。
やはり山本美憂の半身とKINGレイナ。ちゃんと撮ったつもりだったのに、美憂ちゃんだけこんな写り方。
KINGレイナとテディベア。これだけ鮮明。ちなみにKINGレイナは階級落とすそうです。
最後に4人揃って。
会場内。動画とフラッシュ撮影は禁止だけど、写真は撮っていいとのこと。
リングサイドのスタッフ席。この中に著名人が何人かいるはず。
試合前に会場の隅っこでチームスタッフと話をするジョシュ・バーネットを発見。写真中央。暗がりなのでぼんやり。生で見た選手の中で一番嬉しかったかも。わりと客席の近くにいたのに僕以外誰も気付かず。
試合前のレフェリー紹介。ビジョンに映ってるのは和田良覚。今日はたのんまっせ。
僕の席からリングを望む。・・・と、遠い。肉眼では写真よりも近くに見えてますけど、それでも遠い。このスタンド席Hブロック4列は最後列から二番目。会場内には、天井から吊るされた巨大スクリーンがあって、それだとよく見えるんですけど、僕の席からは画像が反転して見えるんですよね。スクリーンを挟んで反対側の客席だと普通に見えるわけです。肉眼で見るか、反転したスクリーンで見るか・・・。
オープニング。
リング上に高田がいます。「つわものたちよ、出てこいや」とコール。セリフ変わったね。
オープニングの選手顔見せ。ちょうどマネル・ケイプが出てきたところ。見えないよね、うん。
今回はテレビ放送順ではなく、実際の試合順で書かせてもらいます。
〈第1試合〉北井智大 vs ダルビッシュ黒木・・・北井がダウンを一度奪うも、手数で優ったダルビッシュ。判定1‐1でドロー。
実際に観戦してみて、肉眼では見づらいことが判明。反転したスクリーンメインで見ることにする。
ちなみにこちら試合中。天井の照明で真っ白。これがガラケーの実力だ!以下、試合の写真は心の目で見てください。
〈第2試合〉ランチャーナ・グリーン vs 村田夏南子・・・ウェイリー・ジャンのケガで急遽リザーブランチャーナ。村田はにわか面を被っての入場。桜庭イズム?確実にテイクダウンを取り、的確にグラウンドコントロールをおこなう所に安定感。レフェリー、ランチャーナのタップを2度見逃す。いつもらった打撃なのか、左目腫らしてた村田。1Rで極めきれてなかったらドクターストップで負けてたかも。
〈第3試合〉ジャルジーニョ・ホーゼンストライク vs アンドレイ・コヴァレフ・・・ジャルジーニョはキックボクシングベースで、コヴァレフはボブチャンチン以来(?)のウクライナ出身選手。ジャルジーニョが入場の時妙に時間かかってんなって思ったら、体に何か塗ってたそうで、イエローカード1枚からのスタート。コヴァレフはボブチャンチンのファイトスタイル意識してるのかフックを多発。序盤は何発か命中するも、次第に両者手数が少なくなっていき、そのまま判定。KO率の高いジャルジーニョの良いとこ見れず。
コヴァレフ入場。
ジャルジーニョ入場。
〈第4試合〉アンテ・デリア vs リカルド・プラセル・・・元ゴールキーパーという肩書きから噛ませ犬臭がしたリカルドですが、UFCからもオファーが来ていたそうです。アンテはクロアチア出身で、ミルコとも一緒にトレーニングしているそうで、ポストミルコという扱いになるのでしょうか。サブミッションを得意とするリカルドが徹底してグラウンドでの攻防に引きずり込むもいい形に持っていけず。リカルドが下、アンテが上のオープンガードの体勢から、こつこつパンチを当て続けたアンテが判定勝ち。運営側はアンテのほうを推してるんでしょうけど、ヘビー級のグラップラーって貴重だから、個人的にはリカルドにレギュラーになってほしい。
リカルド入場。
アンテ入場。
〈第5試合〉浜崎朱加 vs アリーシャ・ガルシア・・・浜崎が主導権を握り自分の試合展開を作るもあと一歩攻めきれず。アリーシャに良いとこ出させなかっただけでも良しとすべきか。次に期待。
〈第6試合〉マネル・ケイプ vs 朝倉海・・・単純にワクワクするカード。過剰な化学反応を起こす選手同士の、「混ぜるな危険」対決。でも内容的にはやや肩透かし。ケイプが調子悪そうに見えた。手数が少なく、積極性に欠け、何よりギラギラした感じがなかった。朝倉は今後こういう相手をキッチリ仕留めにいけるかどうかが評価の分かれ目になるでしょうね。
朝倉のワル仲間が駆けつけていたのか、会場内にいかつい声援が飛び交っていました。彼らが高谷軍団みたいな迷惑行為に走らないことを祈ります。ところで朝倉兄は出てこないの?
朝倉入場。
ケイプ入場。
休憩時間のイベント。RIZINガールの卒業&新加入式。たけし軍団のお松の宮がMC。
〈第7試合〉石井一成 vs 栄井大進・・・5割の集中力で観てましたけど、二人ともアグレッシブでいい試合だったと思います。
反転してるスクリーン。
〈第8試合〉ダロン・クルックシャンク vs 松本光史・・・静かな立ち上がりから、互いを探りながらの打ち合いが続いていたところに、クルックシャンクの左ハイ。場内に強烈な炸裂音が響き渡りました。修斗発のスター誕生に期待してたんですけどね。2連敗中のクルックシャンクは今回がラストチャンスだったはずで、これで残留決定ですね。でも松本にももう一回チャンスを!
松本入場。
クルックシャンク入場。
〈第9試合〉ディエゴ・ヌネス vs 矢地祐介・・・ディエゴはポストシウバですか。大振りパンチが多くて「荒いなあ」って思いました。それもシウバっぽさ?矢地のグラウンド状態からの蹴り上げもらうのは不用意。矢地は五味戦の反省からか慎重な印象。
矢地入場。イメージカラーの黄色。
ディエゴ入場。ブラジルカラー。
〈第10試合〉浅倉カンナ vs メリッサ・カラジャニス・・・カンナちゃんはタックルの入りが抜群にうまい。文句なしに一番の武器。2Rに相手の腕を伸ばすも極めきれず。自称“猫手”の長南亮を思い出しました。
メリッサ入場。
カンナちゃん入場。
〈第11試合〉那須川天心 vs 中村優作・・・DEEPチャンピオンの中村。なんか、マイナー団体の選手が天心のために都合よく使われているような・・・。天心本人には何も思うところはないけど、天心の周囲の大人たちが天心のために他の選手を利用している感じがなんかイヤ。中村にアップセットを起こしてほしかった。
天心と堀口のキックルールでの試合、だいぶ現実味帯びてきましたね。どうせならケイプとやったほうが面白そうですけど。ただ、何度も言ってるけどキックの試合はK‐1でやってくださいホントにもう頼みますよマジで。
天心入場。
中村入場。
〈第12試合〉堀口恭司 vs イアン・マッコール・・・なんかもう笑っちゃったんですけど。あまりにも見事な秒殺カウンターKO。トーナメントを制したばかりの堀口に、間髪おかずマッコールはキツイんじゃないかと、相手の戦績考えたら堀口といえど危ないんじゃないかと思ってましたが・・・。並の選手であれば狙ってもできないことを、さも当たり前のように狙いすましてやってのける。そこが堀口の強者たるゆえんなのでしょうね。でもマッコールの戦いぶりもうちょっと見せてよって思いました。
試合後に堀口が直接天心に対戦要求、そしてキックトーナメントへの参戦表明。うーん、このままRIZINにキック部門が定着してしまうのか。まあ堀口なら観たいけど。
マッコール入場。
堀口入場。
試合後、実況席にて。写真中央に高田延彦。眼鏡をかけた白髪交じりの高田がちょっと石坂浩二に見えたんだけど皆はどお?
同じく、ケンドーコバヤシ。このあと夜の中洲に消えていった。
試合後のRIZINガール撮影会。
あと、帰りしなに関係者通用口から出てきたユリオカ超特Qを目撃(GYAO!の仕事?)。僕以外誰も気付かず。写真はないよ。
一般的に「テレビで観るより会場で生観戦するほうが迫力あるし感動する」って言われてますけど、僕は必ずしもそうではないと思ってまして、リングから遠く離れた客席よりも、試合の流れに応じて何台ものカメラをスイッチングして実況解説字幕付きで観られるテレビのほうがずっといいかもしれないって考えてました。実際はトータルで考えて行ってよかったって思いましたけど。
個人的ベストバウトは村田・ランチャーナ戦、MVPは堀口。
客入りは7,8割くらい。小さな子供連れも多くて驚きました。格闘技イベントがかつて放っていたいかがわしさ(僕はそれを直接味わっているわけではなく、話に聞いたことがあるだけですが)はほぼ脱臭されたようです。女性客が多いイベントというのは会場の男子トイレのいくつかが女子トイレに差し替えられるんですね。これを業界用語で「性転換」と言います。格闘技だから男性客が多いのかと思いきや性転換が行われていて、そこからも格闘技のマイルド化、一般化を感じました。
今まで何度も長い長いと文句を言ってきた大会名がナンバー表示になってスッキリ。個人的には、大晦日くらいはまあいいとして、基本キックの試合はK‐1でやるべきだと思うし、ジョシカクもできれば別枠で(「RIZIN 女子道」みたいな形で)やってほしい。そのほうが男女ともにたくさんカード組めますからね。
以上っス!
購入したパンフレット。