徳丸無明のブログ

雑文、マンガ、イラスト、その他

ネスレ日本 ミロボックス

2022-07-22 23:41:44 | 
今日は箱を見ろ!




ミロがチョコレートになりました。みんな子供のころに飲んでいたミロ。そのミロが、ギューッと濃縮されたかんじです。口の中でチョコが溶けていくとき、淡い幼少時の記憶が蘇ることでしょう。
仕事中の眠気について話します。誰しも勤務時間中睡魔に襲われたことがあると思いますが、その体験談です。
何度も何度も話していることですが、僕は以前、イベント運営のバイトをしていました。野球やサッカーやコンサートなどの会場で接客を行う仕事です。
コンサートの仕事では、開演中に場内の配置に付けられることもあります。おもな役目は、お客さんが写真撮影などの問題行動を起こさないか、あるいは具合が悪くなっている人はいないかなどの監視です。
基本的には何も起こらないので、観賞の邪魔にならないよう配置の床に座っています。そんな時、よく眠気に襲われていました。
コンサート会場は、けっこう大きな音に包まれています。音楽のジャンルに関わらず、場内はかなりうるさい。配置によっては、つねに爆音にさらされています。
そんな中、眠くなることなどあるのか?と思われるかもしれませんが、あるんですね、それが。爆音の中、床に体育座りしていると、頭がぼーっとしてきて、意識が遠のくのです。
なぜそんな環境で眠くなるのか。僕の推測では、音の振動のせいだと思われます。
音というのは、空気の振動です。空気を震わせることで伝わるのが音。その振動は、鼓膜以外の人体にも触れる。当然脳にも届くでしょう。
たぶん脳は、特定の周波数の音に一定時間揺さぶられると、眠気を催すのです。だから、到底眠れそうにない環境下であるにもかかわらず、どうしても眠くなってしまう。
「水曜日のダウンタウン」で、そんな実験やってましたね。とにかく明るい安村が、工事現場で眠ってた。
僕は眠気を醒ますため、よく自分の足をつねっていました。それでも眠くなるので、ずーっとつねり続けてないといけませんでした。ボールペンを突き立てたこともあります。眠気は痛みより強い、ということを身をもって学びました。

イベント会場が福岡市外のときは、貸切バスで移動することがありました。行き帰りにバスに乗るわけですが、帰りは当然疲れているので眠くなります。
ある日、帰りのバスの中でずっと眠っていたことがあったんですけど、その間中、隣に座っていた男の子に頭突きを食らわせていたらしいんですね。眠ってたから自分じゃわからないんですけど、目が醒めてからその男の子に教えられまして。
その子は、たまたまその日だけ一緒になった知らない子で、ハタチくらいの、たぶん大学生バイトの子でしたが、僕は帰りのバスの中で、その子に何度も頭突きをかましていたらしいのです。笑顔で「謝ってもらっていいですか?」と詰め寄られました。

それにしても、眠くなることの多い仕事でした。野球の仕事のときは、スタンド内で、姿勢を正して立っていなくてはならなかったのですが、試合が長引くにつれ眠気が強まり、よく立ったまま眠っていたのです。
なんかね、長時間眠気にとらわれていると、色々どうでもよくなってくるというか、眠気と戦う気が失せてくるんですよね。それで「もういいや、寝ちゃえ」って気持ちになっちゃうんです。常連さんに「今日は寝るなよ」ってからかわれたりしましたけどね。
皆さん、睡眠は大事です。長生きするためにもよく眠りましょう。

サンポー食品 焼豚ラーメン

2022-07-15 23:10:00 | 
今日は豚を焼いたカップ麺です。




豚骨ラーメンの「クサいウマさ」が存分に堪能できるインスタントラーメン。最後スープにご飯を入れて、おじやにして食べるのがまた美味いんですね。ロバートの秋山さんもお好きだそうですよ。
このサンポー食品は佐賀の会社で、九州内でしか販売していないのかもしれません。九州外の人は九州のアンテナショップに行くか、ネット通販をご利用ください。

吾輩は油人間である。名前は無明。
何時如何なる時も皮膚の上に油が浮いてゐる、其れが油人間である。油は己の体内からの分泌物である。所謂脂性といふやつである。首から上が常にぬらぬらしてゐる。
人の手癖で頬杖をついたり、顔を撫でさすったりする仕草が在るが、吾輩は其れをしない。手が油塗れになってしまふからだ。
気軽に顔を触れる者を羨ましく思ふ。吾輩が自身の顔に触れるのは洗顔の時くらひである。
就寝中無意識裡に頭部を掻き毟ってゐることがあり、目覚めると爪がベタベタしてゐる。起床後真っ先に手を洗わねばならぬ。
分泌は第二次性徴とともに始まった。最初のうちは、何が起きたか理解できぬ。顔の表面に油が溜まる夕刻頃になると、瞼の油が少しずつ眼球に流れ込み、ジワジワ痛くなってくる。何故痛むのか不可解に思ひながら堪ゑて居ると、次第に涙が滲んでくる。
其の儘涙がぽろりと零れてしまふと、もういけない。涙が目の周辺の油を溶かして、一気呵成に眼球へと雪崩れ込んでくるのだ。たゞ只管痛くて痛くて仕様がない。涙はどんどん溢れるが、油はそう簡単に洗ひ流せない。泣きながら痛みを訴へるのだから、自分も周囲も何が起きたかと訝しむばかりであった。
幼少の頃、『ぴょこたんのてじなあそび』といふ愛読書が在った。このみひかる氏による児童書「ぴょこたんシリーズ」の一冊である。
其の名の通り、手品の手管を学べる読み物なのだが、作中にぴょこたんの「鼻の油をちょいとつけて」といふ科白が在った。恰も魔法を掛けたような気にさせる、「種も仕掛けも御座いません」と同様の、手品の御定まりの掛け声である。
吾輩は此の箇所を読み、「鼻の何処に油など在るだらうか」と、大いに頭を悩ましたものであった。顔はすべすべしてゐるのが相場であると、信じて疑わなかったからである。

其れが今やどうだらう。油田の如く弐拾四時間体制でオイルを産出してゐるのだ。石油王の称号を恣にせんばかりである。吾輩の生涯製油生産量は何バレルに達するであらうか。
産出の勢ひは暇といふものを知らぬ。風呂から上がって参拾分後にはもうベトベトしてゐる。最早顔の上に油が浮いてゐるのではなく、油の上に顔が浮いてゐるのではないかと思へる程だ。
夏場は特に分泌が酷い。鼻の毛穴の一つ一つに油溜まりが出来る。偶に小さな虫が飛び込んで溺死してゐる。いとうあさこが、「殿方の気を引こうとグロスをたっぷり塗ってたら虫が死んでると指摘された」といふネタをやってゐたが、正に其れと同じである。湾岸戦争の折の、ペルシャ湾石油流出の悲劇の如くである。虫も油を飲んで死ぬ為に生まれてきた訳ではあるまい。慙愧に堪ゑぬ事頻りである。
油の弊害は其れだけに留まらぬ。吾輩は白Tシャツの着用を控ゑてゐる。首回りが直ぐ黄ばんでしまふからである。イヤホンやヘッドホンの使用も、入浴直後の短時間に限られる。さうせねば、精密機械が汚染されてしまふのである。警備の職に勤めてゐた頃、自身のヘルメットは常にヌルヌルしてゐた。
中学の時分は油取り紙を多用してゐたが、程無くして止めた。一度に壱〇枚近く消費してしまふ故、購入が追いつかぬからである。ティッシュで一気に拭き取る様にしてゐる。
此れ程の大量分泌は何故であらうか。一両日風呂に入らぬと皮膚が息苦しさを覚へる。油が表皮を覆い尽くす為である。乾燥肌の御仁に御裾分けして差し上げたいと、幾度夢想したことであらうか。

嗚呼、今日もまた一段と油漏れが酷い。焼豚ラーメンを食べて給油しなくては・・・。


ここで新型コロナウイルス関連身辺ニュース。
本日早朝、3年ぶりに開催された博多祇園山笠が、無事フィナーレを迎えました。山笠は福岡三大祭りのひとつで、コロナの影響で2年連続中止になっていたのです。
祭りにはかかわったこともないし、興味もないんですけど、地域の営みが平常通り行われるって、なんかうれしいですね。
僕にも人間らしい心が残っていたのです。