千葉のコースに行く機会が
色々な事情で思いっきり減って
今年は見ることがなさそうだと
諦めていました
『ぼっち積み』です
落花生を収穫した後、
地面で乾燥させてから、
更に、このように積み上げて
乾燥させるのです
ぼっち積み、または、
野積みと言います。
千葉県の風物詩です
縁あって今年も見ることが
できたのは、ゴルフのお陰です。
特別に落花生が好き、
というわけではなく、
色々なことを連想して
思いだしてしまうのです
最初にぼっち積みを見たとき、
なんだかわかりませんでした。
落花生だとは夢にも思わずに、
お祭りの準備だと考えたのです。
キャンプファイアーみたいに
燃やすためのものだと……
正解を教えてくれたのは、
キャディーさんでした
僕はまだ二十歳ぐらいでした。
お婆ちゃんのキャディーさんが
「ぼっち積みも知らないのに、
お坊ちゃまなんてね」
とシャレたのですが、
シーンとしました
連想して思いだすのは
伸び盛りのゴルファーだった
僕のゴルファーとしての
青春の記憶です
ぼっち積みと
抜けるような青空を見て
少しだけツンとした
酸っぱい想いを噛みしめました。
そういうこともゴルフだと
思えることは
特別な幸せです
前代未聞の規模で
ギュウギュウに詰め込んだ週末に
突入していくのです
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