ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

人力と自然と冬ゴルフの終わり

2018年02月28日 09時30分50秒 | コース



バンカーを広げて、
深く掘って難易度を上げる工事。
ではないのです。
グリーンの脇のバンカーを
広げて池にする工事です。

昔は人工的でバンカーみたいな
池は邪道で嫌いでしたが、
この池はできるのが楽しみです。
これができることで、
面白いことになるのと、
次のホールの選択肢が
増えるからです。
こういう利用法もあるのだと
改めて勉強になりそうです。

集水槽が近くにあるぐらい
水が溜まりやすい場所なので
氾濫しないように
水位の上限に排水のための
パイプを入れています。
これでパイプの先より上に
水面が来ないのだと思います。
パイプはもっと低い位置で
カットするのか、
穴を開けるのか、
じっくりと観察します。



8時半の9番ホールです。
マイナス6℃から2時間。
日向と日陰のコントラストです。

このシーンを見て
『お日様が強くなってきたぞ』
と思いました。
今日のGolf Planet にも
書いたのですけど、
お日様という自然の力は
偉大です。

夏になれば、暑さの原因だと
憎々しく思うのですけど、
これからしばらくは、
お日様、様々です。
冬ゴルフはいよいよ終わります。
修行が終了したとは
思えませんけど、
ワクワクしてきます。

人力がなければ
ゴルフコースは
成立しませんが、
自然の助けがなければ
それも無駄になります。
春から夏にかけて
芝生が芽吹きますので、
工事をする場合は
今の季節が最高なのです。
滅多に思わないのですけど、
緑の芝生が恋しくなったのでした。 

ゴルフプラネット 第65巻  ~頭を空っぽにしてゴルフを楽しもう~
篠原嗣典
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ゴルフ千物語⑨ Powdery Snow
篠原 嗣典
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ゴルフプラネット 2001年度版 【全4巻セット】
篠原 嗣典
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まつよい
篠原嗣典 第3回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
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春告草について想う

2018年02月27日 09時46分39秒 | コース



春告花。梅の花の別称です。
3月になるんだなぁ、
と実感しました。
先週のコースで撮りました。
北関東にも
春の予感がヒシヒシと
訪れているのですねぇ。



コースには梅の木が
色々な場所にあって、
そのいくつかを
確認しましたが、
蕾が大きい木と
まだ小さい木がありました。

昨年、桜は離れて見て
楽しむもので、
梅は薫りを楽しもうと
近くで見て楽しむものだと
ブログで書きましたが、
結局、梅の薫りを
楽しむことはできませんでした。

数年前から、意識しないと
匂いを感じないことがあって、
ちょっと困ることがあります。
梅の薫りも、
実はスルーしてしまいました。

画像の梅の木は、
カートストップの横なので
最も確認しやすいのです。
花の色は白です。
大きな実を毎年つけます。
今年こそは、と
意気込みながら春を待ちます。

極めて個人的な感覚ですが、
梅の花は、蕾を見て
『春が来るんだ』
と確信することが嬉しくて、
花が咲く頃には
別の春のイントロに
気持ちが奪われていることが
多いような気がします。
中学校時代の初恋に近い
好きという気持ちが
時間差ですれ違う感覚なのです。
咲き乱れる花ではなく、
膨らむ蕾が愛おしい……
と書くと少し変態っぽいですが、
大概のゴルファーは
変態ですので気にしていません。

ちなみに、昔の和歌に
詠まれている花見は
梅の花のことで
桜ではないのです。
花見が桜になっていくのは
安土桃山時代、
秀吉が行った醍醐の花見が
きっかけという説があります。

平安の古に想いを馳せて、
梅の花見ゴルフをするのも
なかなか乙なものです。
もうすぐ可能です。
楽しみです。 

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グリーンフォーク特別セールです

2018年02月26日 02時08分09秒 | 用具



メルマガ『Golf Planet』の
サポートブログですので……
それらしいことを紹介します。

本日より、オリジナルの
一本足のグリーンフォークの
在庫一掃セールを始めます。
画像のような感じで、
過去15年間で作ったものが
数十本出てきました。

2本1組にして2,500円で
早い者勝ちで売ります。

送料無料(日本国内のみ)。
バージョンを選ぶことは
できませんが、
必ず違うものがセットになります。

なくしてしまった人や、
この機会に、と考えている人は
チャンスを逃さないでください。

欲しい方は、以下の方法で
お申し込みください。

メールか、FBのメッセージで
(メールは shinohara@post.made.ne.jp )
『一掃セール申込み』という件名か、
文頭に書いてください。

ご自身の郵便番号・住所、
氏名・電話番号、
希望セット数を
書いてください。

こちらから口座情報を記載した
振込のお願いを返信しますので、
ご入金をお願いします。


改めて、じっくりと見て
気が付いたのですけど、
この15年間で、
形状とかも変わっています。
ほんの少しなので
並べて確認しないとわかりません。

ちなみに、最新版は、
レーザー彫刻で凸凹がない
直筆ふうなGolf Planetロゴです。
これカッコ良くて、大好きです。
コレ1本でも、
2,000円以上しますので
かなりお得になっております。
よろしくお願いします。

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残雪の記憶はアツく繋がっていく

2018年02月23日 09時38分57秒 | 裏話



貧打爆裂レポートの
『TOUR B JGR ボール』編が
公開されています。
https://www.facebook.com/golfesinfo/videos/1574294792654980/

メチャクチャ褒めていますが、
本当に良いボールだと
感心しました。
飛ぶのは当たり前で、
止まるのです。
お見事でした。

さて、冒頭の画像は
貧爆のワンシーンです。
実はあの大雪の週に
撮影したのです。
その翌週から次々に
春の新製品の試打があって
そうしても、この日に撮らないと
スケジュール的に
アウトだったのです。

よく見ると、ティーの前に
雪が見えます。
他のコースは
クローズしていましたが、
コースのスタッフの
地道な努力のお陰でした。
事情を話してあったので、
無理矢理オープンするように
お願いしたような形になって、
申し訳なかったのですが、
ワガママを聞いてもらって
本当に感謝で一杯です。

とはいえ、とにかく雪だらけで、
試打したTOUR B JGRを
ロストしまくりました。
危なく、用意したボールが
全てなくなって
撮影不可能となるところでした。
参りました。

さて、昨夜は北関東で
雪が降りました。
大雪にはならない、
ということでしたが……
週末のゴルフがどうなるのか、
心配しながら過ごす金曜日は
静かに過ぎています。 


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ザビエルカラーというスラング

2018年02月22日 09時33分00秒 | コース



P1のときに撮った一枚。
グリーンの後方です。
上のほうには、
チョロッと使っていたパターが
写り込んでいます。

雲海みたいなシーンを
撮りたくてカメラを
向けたのです。
帰宅して画像を見て、
「ザビエルカラーだ」
と思ったのです。

そんな用語はありません。
勝手に使っているスラングです。
昔、歴史の教科書で
キリスト教を日本に布教した
フランシスコ・ザビエルは、
首回りにぐるっと
ひだがついた布を付けていて
異彩を放っていました。

シャンプーハットを
首まで降ろして、
「ザビエル!」という一発芸は
クラスで1人はやる定番でした。

いつもお世話になっている
コースのグリーンの周辺は
メジャー仕様な感じで
広く刈り込まれています。
グリーンを擬人化して
周囲をカラーと呼びます。
それが広いので、
ザビエルという連想です。

グリーンを出たボールは
コロコロと転がって
下まで落ちていきます。
寄せる際に、
グリーンの際までラフだと
空中戦しかなくて単調ですが、
刈り込まれていれば
傾斜を使うこともできますし、
運不運ではなく実力を
発揮する選択肢は増えます。

グリーンの周辺を
刈り込まないのが一般的なのは
進行をスムーズにする目的と、
グリーン周辺を刈り込む作業は
けっこう面倒臭いので
管理上の理由で敬遠するのです。

面白さという意味では、
ザビエルカラーのほうが
絶対に楽しめます。

画像はグリーン後方で
奥は打つことが不可能な谷です。
オーバーしたボールは
キックによっては
谷底に一直線です。
それを知っていると
グリーンが小さくしか使えず、
ショットバリューが上がります。
(より高い精度を求められます)

プレーした後に、
こういう話をしても、
全く気が付かなかった、
と返答されて苦笑いすることが
多々あります。
苦労して仕上げている意味がない、
とコース管理に同情しますけど、
わかる人にはわかるので
絶賛する人も少しですがいます。

ちなみに、ザビエルの首回りの
大きな襟のことを
ラッフルと呼ぶそうです。
英語の『ruff』が語源です。
えっ? ラフ?
まさか、これがラフの語源?
と音だけで考えそうですが、
ゴルフのラフは『rough』なので
残念ながら違います。

秘かにスラングを使って
わかり合えるゴルファーとだけ
盛り上がるのも……
ゴルフの意地悪な楽しみなのです。


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答えは風に吹かれて

2018年02月21日 10時36分14秒 | コース



強風の中のゴルフは
博打みたいでつまらない、
と思うときがあります。
特に冬の風は寒さ倍増で
心が折れてしまうのも
やむを得ないものです。

『どのくらい道を歩めば、
人は人として認められるのか?』
頭の中で、
ディランが唄っていました。
30代までは
ゴルファーは風と戯れて
一人前という知識を
理性で実践しようと
努力をしていたような気がします。
40代で肩の力が抜けて、
やっとこの数年、
風の中のゴルフを
楽しむという意味が
わかってきた気がします。

ある作家の小説で、
ディランの『風に吹かれて』を
初めて聞いて感動している人に
「誰が唄っているんですか?」
と聞かれた男が
「神様の声だよ」
と答えるシーンがありました。
(うろ覚えですが、そんな感じの)
コレには色々な伏線があって、
主人公が中学校の時に、
大好きだった女の子が
ディランが好きだという噂を耳にして、
ギターの弾き語りを
必死に練習して歌えるようになって、
その女の子の前で
披露して告白するのですが、
その楽曲も
『風に吹かれて』なのです。
「誰の歌?」
彼女はディランを知らず、
告白は失敗する、
というオチなのですが、
神様を知るきっかけは
ある意味で常に神聖だという
横糸的なエピソードなのです。

『答えは風に吹かれている』
ありとあらゆる情報を収集し、
小っこいボールを
棒切れみたいなクラブで
全身全霊をかけて
僕らは
どうして打ち続けているのか……

ドラマチックや
ロマンチックなんて
夢幻と馬鹿にして、
現実主義者を気取っているのに、
一喜一憂だけでは済まないほど
僕らは
感情を露わにしているのか……

ゴルフの神様は
風に宿るのかもしれないと
気付かされるのも
ゴルフの面白さで、
冬ゴルフという修行で得る
真理だと信じることにします。

ディランは21歳で
この楽曲を書き、
「答えはここにある、とか、
間違いない答えはこれだ、とか
断言できるヤツを信じないし、
本や雑誌、ましてやテレビの中にも
答えなんてありはしない」
とコメントしました。
「風の中に答えはあり、
かつ、紙切れみたいに
舞っている。
それは落ちてくることもあるけど、
誰も拾わないし、
読みもしないから、
また、風に吹かれて
飛んで行ってしまうのさ」
と、楽曲の意味を
説明したのです。

ちなみに、ディランの
『風に吹かれて』は
1963年リリースの楽曲です。
僕が生まれる前には
世界に神様の声は
届いていたわけです。
半世紀以上経っても
未だに人々の心を打つのは
素晴らしいことですが、
同時に人類が進化していない
証明のような気がして
たなびく白旗な気分にも
なったのでした。 

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問題は外側ではなく中身

2018年02月20日 09時17分54秒 | 用具



オリジナルで作ろうとして
失敗してしまった
パターのヘッドカバーを
もったいないから
使っていました。
これが落ちるんです。
(だから失敗作なのです)

既にラウンド中に
3回落としていて……
もう1回落としたら
改造するか、
新しいものにしようと
決めていたのですけど。
先週の土曜に、落としました。

翌日、安いのに
なかなか良いものが
あったので、
それにすることにしました。

カメラを向けながら
大事なことに
気が付きました。
『問題は、中身なんだよね』

L字のほうが構えやすいからと
手元にあったパターを
実戦投入しましたが……
借り物とは言わないですが、
『(仮)』みたいな感じなのです。
(韻を踏んでいるわけではない)

パター選びする余裕がない、
のが
第一の理由ですけれど、
逆に、しっかり選んで
結果が出なかった場合に、
老いとか、色々考えて
落ち込むだろうなぁ、とか、
せっかく指の関節が
良くなってきたので、
もう少し様子を見てから
パター選びをしたほうが
得策かもしれないとか、
後回しにしているだけです。

パターを替えるときには
自分の場合は、
ストーリーが不可欠です。
ゴルフの神様のシナリオに
期待しながら
春を待っています。
新しいパターカバーは、
ストーリーの序章になると
信じるだけで愉しくなります。 

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その王冠は未来を見せる鏡

2018年02月19日 10時05分19秒 | 用具



ピカピカのヘッドが好きです。
こだわるほどではないので、
マッドなツヤ消しのヘッドも
選択しますけど……
同じヘッドで選べるのであれば
ピカピカ仕様にします。

空は快晴。
木に囲まれた場所。
一面に休眠した芝。
ヘッドに映り込んでいるシーンで
わかる情報です。

パッと見で、
映り込んでいる芝生が
クラウンの淵の模様というか、
そういうデザインに見えました。
このヘッドは、
ひたすらブラックで
ピカピカなのです。



ミズノのGXをコースで打ちました。
ビックリしました。
飛ぶのです。
トップクラスの上の上です。
曲がりにくいことも特徴です。
そして、吹き上がりません。
最新機能過ぎて
GXはボールを選びます。
練習場のボールでは、
このクラブの機能を
堪能することは不可能です。

ヘッドの機能だけではなく、
シャフトの機能で倍数の成果を
生んでいるのだと思います。
新しい世代のクラブです。

ミズノが世界中のクラブの
25%を作っていると
豪語していた頃……

『これがスタンダードだ』
とか、
『本当のプロ仕様ですけど、
打てるのですか?』
というような挑戦的な
クラブを時々市場に出して
僕らを熱狂させました。
妥協がないシビアさに
鼻を折られて、
面子丸潰れになった人たちが
たくさんいたのです。

その頃を思いだしました。
自分が思っていたのと
全く違う結果になることが
試打をしていると
ごく稀にあります。
今回は、まさにそれでした。

ヘッドのクラウンに
映り込んだ世界は、
ゴルファーに
色々なものを見せます。
曲面なので
その世界は歪んでいますし、
場所によっては
なんだかわからないことも
多々あります。

素材用に撮った画像を
確認しながら、
最新のクラブの
隠された本当の機能が
『魔法』だったらと想像しました。

そのヘッドのクラウンには
一年先のシーンが
写るのです。
魔法の鏡のような機能です。

僕らはそのクラブをどこに
持って行って、
何を確認しようとするのでしょう。
ゴルフはディープに
ゴルファーを試そうとします。
昨日まであり得なかったクラブが
今日からは
実際に買えるというような事件を
過去にもゴルファーは
経験しています。
ゴルファーの見る夢には
終わりがないのです。

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雲海の底にある楽しみ

2018年02月16日 10時08分12秒 | コース



定点観測しているパー3。
(最近はあまりしていませんが)
打ち下ろしています。
先日は霧が
グラデーションなシーンを
見せてくれました。

実はこのパー3は
改造中なのです。
うっすらと見えるのですけど
秘密のパー3みたいで
なかなか面白かったです。

話は変わりますが、
木曜に貧打爆裂レポート
M3、M4のフェアウェイウッド編が
公開されました。
ドライバーのインプレは
あちこちでやっていますが、
フェアウェイウッドは
なかなかないので
面白いと思います。
https://www.facebook.com/golfesinfo/videos/1566193186798474/

GOLFESさんでは
詳細な記事のほうも
アップされていますので、
こちらもどうぞ。
ハッキリ書かなかったことを
強いて思いっ切り書きました。
https://golfes.jp/st-20180213-1/?t=post

話を戻しましょう。
パー3はグリーンサイドに
池を作っています。
少し前まで
バンカーのような池は
邪道だと考えていました。
しかし、打ち下ろしの
短いパー3ならありだと
思うようになりました。

このパー3の場合は、
別の要因の理由も
存在しているのです。
ゴルファー心理を利用して
打球事故を防ぐ意図があります。

もうすぐ出来上がると聞きました。
今週末に行ったときに
どのように見えるのか
楽しみなのです。 

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ミズノのGXとシルエット

2018年02月15日 10時31分45秒 | 用具



先週のP1選手権のシーンです。
肉眼とは全く違う世界です。
霧のコースに昇る朝日。
シルエットは見えない深層を
語り出すのです。



ミズノが3/16に発売する
GXです。

ドライバーからフェアウェイウッド、
ユーティリティー、アイアン、
ウェッジとフルラインアップです。




最先端のテクノロジー満載の
GXを本格的に打つのは
週末なのですけど……

冒頭のP1選手権の後に、
アトラクションとして、
GXを使って、
ドラコンやニアピンをしました。
初めて使うクラブで
勝負することなんて
普通はあり得ませんが、
『成分未調整』という感じで
だからこそわかることが
色々とあるのです。

参加者が打っているのを
見つめながら、
大いに参考になりました。

GXは、良いクラブです。
過去に同じようなことを
したことがあるのですけど、
それと比較しても
歴代1位の成績でした。

強いて参加者には
予告なしで実行しました。
戸惑いながらも、
熱心なゴルファーの
集まりですから
すぐに興味津々になって、
楽しんで打っていました。

「すげぇ、打感だなぁ」
「曲がらない」
「このスペックで
ここまで飛ぶのかぁ」
反応も様々でした。

メーカーさんに協力してもらって、
試打に特化した
コースでなければできない
イベントを想像しました。
実際には大変ですけど……

冒頭の画像の出來の良さに
自己満足しながら、
見えないシーンも
想像で撮れることを考えれば
経験を活かせば、
できないことはない、
とニヤニヤするのも
ゴルフの内なのです。 

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バレンタインの今昔

2018年02月14日 10時00分41秒 | 裏話



バレンタインデーの
チョコの売り上げが
昔より悪くなっていると聞きました。
子供が少なくなったことと、
義理チョコという習慣が
なくなってきたのが
理由らしいのですけれど……

バレンタインデーには
たくさんの思い出があります。
大好きな女子から
チョコレートをもらいたくて
ヤキモキしたことや、
実は子供の頃は
チョコレートが嫌いで
もらっても食べられないので、
机の引き出しの2段目に
ギッシリチョコが詰まっていた、
というモテキな話。
(半年ぐらいして、
友人たちが見つけて、
全て食べたのですけど、
その内の一つが、
友人の1人が付き合い始めた
女子がくれたものだと、
発覚して微妙な空気に……
青春な時間でした)

ゴルフコースでも、
メンバーコースの女子スタッフに
チョコをもらって、
全てのメンバーに
サービスしているのだと思って、
「こういうサービスは良いよね」
と他のメンバーに話をしたら、
他にはもらった人がいなくて、
支配人を呼び出すような
大問題になって、
結局、女子スタッフを
泣かしてしまったビターな思い出。

チョコレートが好きになったのは
40歳になってからでした。

バレンタインデーが
盛り上がらないのは
少し寂しい気がしますが……
今日は病院の日なので
大人しく検査を受けたり、
検査結果を聞いたりして、
甘くない現実を
噛みしめたいと思います。 

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ゴルフは真剣に遊んでこそ道になる

2018年02月13日 09時29分31秒 | コース



2/11、第9回P1が無事終わりました。
前夜に雨が降って
芝生が濡れているコンディション。
最高気温も10℃を超えました。
快晴微風はゴルフ日和ですけど、
パターだけでプレーする
P1には転がりが悪いという
ちょっと重たい環境でした。

スタート時はコースに
霧が立ちこめていました。
水墨画の中に入っていくような
幻想的雰囲気でした。

2ホール目のグリーンで
撮ったのが冒頭の画像です。
肉眼とレンズ越しで
大きな違いがありますが、
何度も経験していたので、
頭上の青空から
グラデーションの背景、
霧と裸木の模様……
『こういうシーンが撮れる!』
と思ったシーンが撮れて、
ナイスショットでした。
この後、霧は晴れました。




前回に続き、優勝してしまいました。
優勝スコアは45で、
同スコアの水原さんと
カウントバックでの順位決定。
一緒に回っていたので
お互いにわかっていて、
なかなか白熱して面白かったです。



最下位まで7打差という大混戦。
トップになれたのは
ラッキーもありますたけど、
場数が多いアドバンテージでした。

初参加のゴルファーが
半数でした。
みんなが楽しんでくれた様子に
ホッとしながら……
ゴルフのイベントは参加者が
作っていくものだと
教えられた大会になりました。



終了後、アプローチ合戦的な
スクランブルのチーム戦をしました。
ピッチ&パット方式を採用して、
各ホールのグリーンで
腕の見せ所だと思える
難易度が高いティー位置を
選択しました。
スタートホールは距離がある
バンカー内にティーを
設定しました。



これはグリーンの奥のラフから
下りのグリーンに
打っていく設定でした。
前回も盛り上がりましたが、
今回も楽しめました。

3チームが一緒に移動して
成績の良いチームがオナーに
なっていく形でやりました。
許可をしてくれたコースと
協力をしてくれたスタッフに
ただただ感謝です。

また、今回も協賛していただいた
ダンロップスポーツ様、
ミズノ様、
ブリヂストンスポーツ様にも
本当にありがとうございました。

大会が終了した夜に
フェースブックに画像を
アップした瞬間から、
参加したゴルファーが
拡散したり、コメントしてくれて、
早朝から夜中まで一日中、
盛り上がったのです。
『やってみないとわからない
面白さがあるから
次は一緒にやろう!』
が合言葉のように交わされて、
本当に嬉しかったのです。

実は、次回の10回大会で
一区切りついたと納得して
P1をやめようかと
考えていました。
個人的には大好きで、
面白いのですけど、
イベントとして広めようとする
モチベーションが
希薄になってしまったからです。
自分が優勝してしまうのも、
参加者の向上心に
結びついていないからだと
不満がありました。

でも、もっと続けないと
期待に応えられない、
と考え直しました。
プレーしていて
「ちゃんと練習しないと
全く歯が立たなくなってしまう」
という危機感を持ったからです。
大いに矛盾しますが、
自分自身に期待したのです。
もっとできるはずだ。
30台を出せるように
全く努力していないじゃないか。

P1は、ゴルフを真剣に遊ぶ
大人のゴルファーの特別なものです。
毎回のように、
ゴルフの新しい側面を
教えられています。
ゴルフの神様に感謝です。 

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小さなマーカーを変更する作戦

2018年02月09日 10時28分10秒 | 用具



プレーするときに
ポケットの中に2個の
マーカーを入れています。
一つは大きめのもので、
もう一つはカップ周りで
他の人の迷惑にならないように
小さなマーカーです。

長年使用してきた
小さなマーカーを紛失して、
いわゆる、ダイムと呼ばれる
米国の小さなコインを
使っていました。
予備としてバッグに
入れていたものです。

古銭の昭和25年の
一円玉をよく磨いて
使うことにしました。
昭和23年から25年の
3年間だけ作られて
戦後の硬貨では、
現在は唯一の廃止貨幣です。
(同じ価格と交換ができない)

黄銅硬貨なので、
磨くときれいです。

話の途中ですが、
金曜日の宣伝です。
https://www.facebook.com/golfesinfo/videos/1558608977556895/
貧打爆裂レポートの
キャロウェイのローグ編が
アップされました。
是非、ご覧ください。



1円玉=1パット。
数字の力を借りて
楽しもうと思います。

小さなマーカーは
良いものがあったらと
探しています。
こういうものは
縁起物みたいなものです。

日曜のP1選手権で
デビューできれば
ベストなのですけど……
お天気が少し心配です。
水溜まりがあると
パター1本で行うゴルフは
運の要因が増大して、
苦労するからです。
ゴルフの神様に祈りながら
粛々と準備を進めています。 

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G700は中空だけど、目一杯詰め込まれている

2018年02月08日 10時50分12秒 | 用具



ピンゴルフの新しいアイアンの
G700も2ラウンド使いました。
『良く出来ているアイアンだなぁ』
としみじみ思いました。

ターゲットが
シニアアスリートという層で、
真剣にゴルフをしているけど
飛距離が落ちてきた
中高年ゴルファーなのだそうです。
正直に書くと、
それには疑問があります。
もっと広い範囲のゴルファーが
十分に使えると思ったからです。

飛ぶだけのアイアンは
巷に溢れていますが、
G700の最大の特徴は
番手なりの高さが
無理なく出ることです。
この当たり前が、
なかなかできないのです。

ロフトが立っている場合、
7番アイアンが
以前の5番アイアンと同じ
ということがよくあるわけです。
多くのアイアンは、
7番で5番アイアンの弾道が
打てるのですけど、
それは使いづらいのです。
飛ぶだけでスコアを出せない、
というアイアンに過ぎません。

G700は、7番アイアンの
弾道なのに、5番アイアンの
飛距離が出るのです。
これが楽々できる性能が
新しいテクノロジーの
アイアンとして相応しいのです。

それでいて、
中空構造で見た目は
すっきりしているのですから、
狡いというのか、
未知のものというのか、
流石、ピンだねぇ、と
感服しました。



ピンのテクノロジーは
後の世になって、
スタンダードになるものが
多いのですけど……
どうしても、いわゆる顔が
好きになれないのが
本当に残念です。

構えたときの様子なんて
機能と関係ないという人も
少なからずいますし、
科学的には
迷信のようなものだと
断言する見識者もいます。
僕もそう思いますけど、
やはり、最も練習をして
バリバリにコースにも行って
自分の土台を作ったときの
感覚は大事で
消えないものなのです。

構えたときに
「ピンのアイアンだ」
と一目でわかる様子が、
どうしても合いません。
素晴らしい女性だけど、
恋愛の対象にならない感じと
同じ感覚です。

2ラウンド使っていて
良い球を打ってましたし、
結果も良好でしたけど、
「ちょっとずつ違う」
と感じながらのプレーでした。
構えたときに違和感がある
クラブの場合、
普通は、ラウンド通して使うのが
苦痛になり、途中で自分のクラブに
戻してしまうのですけど、
G700は丸々2ラウンドを
テストさせてもらいました。
優れたアイアンだという
証拠なのです。

良いクラブだと実感できる
クラブに出逢うたびに、
僕のゴルフはアートなんだなぁ、
と気付かされます。
つまり、数式で証明される以上の
プラスアルファを求めていて、
その部分のシンパシーが
響き合わないとダメなんです。
バカだなぁ、と思いますが、
それもまた道なのです。 

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G400の最終型がMAXなのね

2018年02月07日 10時43分19秒 | 用具



ピンのG400MAXを
たっぷり打ちました。
なんやかんやで
3ラウンド使いました。
長い間、貸し出してくれた
ピンゴルフさんに感謝ですが、
ある意味で、
自信があるからこその
余裕の貸出期間だったのだと
考えると納得できます。

昨年発売になった3つの
G400も良かったのですけど、
我慢できる範囲で
いくつか不満がありました。
最も気になったのは
ボールが少しだけ左に
行きやすいところでした。
もし、この部分がなければ
買っていたかもしれません。



純正シャフトの一つが
この40gでフレックスはない
不思議なシャフトです。
すっと触った感じは、
硬めのRか、SRか、
という印象でしたが……
軽くて硬いシャフトの使い方を
マスターしてから打ったので、
G400MAXには
アドバンテージがありました。

お気楽極楽でした。
ナチュラルに打つと軽いドロー。
コントロールしたフェードも
難なく打てます。
自由自在でした。

やや高めの弾道ですが、
棒球なのでスーッと前に行きます。
そして、飛びます。
『ここまで飛ぶんだ』と
自らで感心したこともありました。
一緒にプレーしたゴルフ仲間が
「これ買うのやめてよね。
飛ばないから面白いのに
軽く打って、こんなに飛ばされたら
一緒に回るのがイヤになる」
と哀願していました。
答えずに、ニヤニヤしていました。
ゴルフ仲間を失っても
自分の武器にする価値が
あるドライバーでした。

フェード打ちの人には
今までのG400で
良いのかもしれません。
しかし、ドロー打ちには
G400MAXのほうが
良いと思います。

G400は3つ共に
445ccのヘッドで、
460ccをメインにしていた
ピンのドライバーに
異変が起きた、と
話題になっていました。
しかし、3/8に発売される
460ccのMAXを打って、
本命はこちらだったのかもしれない、
と強く思いました。

新しい時代を彩るドライバーは、
あまりにも早く世に出してしまうと
異端になって受け入れられないから
少しだけ時間をおいて、
最高のタイミングを待った、
という物語が浮かびました。

少なくとも僕にかんしては
新しいクラブへの対応が
整ったのは今年に入ってからなので
ジャストミートしたのです。

GOLFESさんで動画や記事を
公開しますので、
少しだけお待ちください。 

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