GDOの調査によると
コロナ禍でも
GWにゴルフに行く、
と回答した人が
半数を超えた、
と喜んだのも
束の間……
石田ショックで
ゴルフコースの
予約に
キャンセルが
殺到したそうです。
僕の知人も
話していましたが、
あのニュースで、
ゴルフに行って
何かあったら
どうするの?
誰が責任を取るの?
家族は?
という感じで
家人たちが
急に敏感になった、
というのです。
ゴルフの素晴らしさは、
何の得にもならないのに
夢中になれること。
それは、まさに
不要不急の極みです。
「コロナで
例年の半分の予約が、
更に半分になった」
あるコースの
オーナーが
悔しそうに
言っていました。
今は我慢で、
Stay Home ですよ!
わかります。
その通りです。
霧深いコース。
辛うじて旗竿と
グリーンが見えます。
晴れない霧は
ありません。
待っていれば、
霧は晴れるのです。
昔の人たちは
霧を恐れました。
それは、霧には
特別な力があることを
先祖から聞かされて、
または、経験して、
知っていたからです。
霧が晴れたときに、
あるはずのものが、
それも、
大切だったものが、
きれいさっぱり
なくなっている、
ということが
何度も起きたのです。
霧は晴れます。
でも、そのときに、
僕らのコースは
そこに
あるのでしょうか?
移り気なあなたを
健気に待って
いるのでしょうか?
馬鹿な話を、と
笑うのは簡単です。
でも、2020年に
疫病で
世界中がパニックに
なるという予言を
昨年末に『ムー』で
読んだときに、
僕も馬鹿馬鹿しい、と
飛ばし読みした一人です。
起きるはずがない、
と馬鹿にした世界に
今、僕らはいるのです。
近所でお気に入りの
居酒屋が消えても、
常連の熱い想いで
霧が晴れてから
復活することも
ありうる話です。
でも、ゴルフコースは
想いだけで、
復活することが
不可能なのは、
歴史が証明しています。
霧深い中、
多少の危険は承知で
「良かった、
まだ、あったよ」
時々、チェックして、
守らなければ
消えてしまう
気がして
ならないのです。
頭の中に、
ジャズの名曲
『Misty』が流れます。
ボーカルは
ハスキーな女性です。
霧が晴れたときに
コースは残ったけど、
代わりに僕が
消えてしまったとしても、
宿命だと
みんなが納得すると
思うし、
僕自身も
ハッピーエンドだと
思い残すことなく
済みそうな気が
するのです。
今日で4月が
終わりです。
奇妙な4月でした。
週末には、夏が来る!
という予想も……
先が見えない時間は
まだ続きそうです。
定点観察のパー3。
この季節を
楽しむために
1年間カメラを向けて
いるのだと、
しみじみ思います。
あまりにも出来過ぎで
パノラマみたいな
偽物のシーンにも
見えてきます。
本来であれば
この季節ほど、
ゴルフコースが
目の保養になる時期は
ないのです。
上りのパー3。
グリーン面が見えない
パー3を
嫌いだという人は
少なくありません。
いつもお世話に
なっているコースは
2ホールを除く
他のパー3は
上りでグリーン面が
見えません。
見えないグリーンに
打つために
必要なのは、心眼です。
心の目で見て、
打つのです。
快音を残して、
見えなくなった
ボールは、
ピンまで3ヤード。
左に1.5カップ
曲がるライン。
カップを外す勇気が
試されるパットです。
少し前の僕なら
10回に1回しか
入れられないパット。
イップス気味の
ゴルファーにとって、
勇気を試すパットほど
打つ前から
外れているものです。
入るだろう、と
自信満々に打ちました。
狙い通りに打てて
カップの真ん中から
ボールは沈みました。
誤解していたことと、
気が付かずに
緩んでいたことを
修正した僕は、
パットが
上手いゴルファーに
戻りつつあります。
最後の山桜。
萌える新緑の木々。
芽吹きだした芝生。
全てに祝福されて、
春ゴルフを
満喫するのは
昨年までは、
当たり前でした。
当たり前のことが、
幸せだったと
気が付くと意味で
2020年の春は
意味があるのです。
4/16、発売。
ブリヂストンスポーツの
『ゼロ・スパイク
バイター ワイド』
です。
BSは、以前より
スパイクレスを
主力シューズにして
ゴム底の機能性の高さを
アピールしていました。
ゴムのことは、
ゴム屋にお任せ!
というわけです。
4Eのワイドも
2代目になります。
(たぶん)
色々なタイプの
スパイクレスの
ラインアップがあって、
自分の足や
目的に合わせて
選べるのです。
最も注目すべきは
ソールの
ゴムの機能です。
急傾斜の人工芝に
他メーカーの
スパイクレスと
一列に並べます。
他メーカーは
斜面で滑って
ずり落ちてしまうのに、
BSのほうは
動かないという
実験を見たことが
あります。
20世紀の終わりに
僕は数年間、
BSのスパイクレスを
愛用していました。
当時は
現在のように
科学力を駆使した
凸凹の
パターンデザインは
なくて、
素材で勝負でした。
耐久性の良さが
一つ目の
セールスポイントで、
二つ目は、
硬い床を歩くときに
ゴム底シューズは
キュッ、キュッ、と
音が出るのが
当たり前だったのですが、
BSのスパイクレスは
音が出なかったのです。
タイヤで蓄積された
ゴム素材の技術を
シューズにも活かす、
という説明は、
世界一の
タイヤメーカーの
系列だからこそ
説得力がありました。
今回のモデルチェンジで
前モデルよりも
ソールの機能は
更にアップして
期待させます。
スイング中の利点は
想像できますが、
それが、
歩き心地とかに
マイナスにならないかを
テストしたいと思います。
今年は、
スパイクレス元年に
なるのだと
少し前に書きました。
コロナ禍で、
少し予定が
変わりそうなのですが、
このシューズは、
まさに大本命です。
価格が安いところも
プラスポイントです。
プレーを我慢して
浮いたゴルフ予算を
シューズに当てて、
新しいシューズでの
ゴルフ復活の日を
待つゴルファーのために
できるだけ早く、
テストの結果を
報告します!
1965年の今日。
僕は生まれました。
生まれて初めて
ホームでの
オリンピックを
体験できることに
興奮できるはずの
2020年。
SF小説顔負けの
未曾有のウィルス騒動に
翻弄されながらも、
お誕生日は
訪れたのです。
たぶんですが、
来年の誕生日も、
人類 vs ウィルスの
戦いは続いていて、
1年前の今日を
思いだしたり
しているのだと
想像しています。
籠城して戦う理由は、
味方の損失を
抑えるためです。
籠城戦での勝利条件には
二つのセオリーが
古から存在します。
一つは、援軍が
約束されていること。
もう一つは、
攻め手に戦える期限が
あることです。
ウィルスを駆逐する
特効薬的なものが
完成するという
援軍を
待っているのと、
城の防御に疲弊して
敵が包囲を解くことを
待っているのが、
現状なのだと
思われます。
期待していた
援軍が到着せず、
敵が無期限に
攻められるという
勝利条件が
消えた場合の
籠城戦は地獄です。
戦いで死なずとも、
城内で、
死んでしまいます。
この戦いは、
臨機応変に
作戦の変更が
必要になるような
気がするのです。
戦い方を変えない、と
負けてしまうという
予感というより、
絶望的な不安です。
例えば、春が過ぎ、
夏が過ぎ、
秋のハイシーズンに
なっても、
自粛という籠城戦が
続いていたとします。
多くの人にとって
ゴルフは
不要不急です。
ハイシーズンを
2回も我慢できたら、
ゴルフなんてなくとも
どうにかなると
考えてしまうのが
人なのでは、
と思うのです。
多くの統計で、
1年に1回以上
ゴルフコースで
プレーしていれば、
ゴルフをしている人、
とカウントされます。
そういう意味では、
来年の今頃、
ゴルファーは
ほぼ全滅します。
ゴルファーが
いなくれば、
コースも消えます。
ゴルフのない国、
または、惑星で、
生きていることに
意味は
あるのでしょうか?
生まれた瞬間から
ゴルフがあった幸運。
ゴルフを
することになって、
今までも
消えるどころか、
確実に充実した環境が
続いている幸運。
当たり前ではない、と
思い知っているのも
まさに、今現在です。
不安が不安を呼ぶ
誕生日です。
諸外国が行っている
籠城戦は、
この国の籠城戦とは
レベルが違います。
それでも、
勝利条件を満たすのは
難しいのではないか、
という結果が
出つつあります。
色を失った世界に、
山桜の花吹雪が舞い、
でも、そこに
ゴルフがあれば、
僕の世界は
彩りが蘇ります。
見上げれば
満開の山桜で
それが見えない……
自然の前で
人が無力なことは、
ゴルフに徹底的に
教わってきました。
無力だからこそ、
逆らうのではなく、
創意工夫と我慢で
最低限の成果を
出し続けることが
ゴルファーの
勝利条件なのです。
妄想ゴルフには
限界があります。
ゴルフで得たものは
ゴルフに返せ!
金言が染みる
バースデーです。
ブリヂストンスポーツが
明日(4/24)に
限定スペック発売する
『TOUR B JGR
SPLASH』ボールです。
揮発コーティング……
泥が付いたり、
水に濡れると、
ボールは曲がったり、
飛ばなくなったり、
困ったことになります。
それらの心配が
なくなるとしたら
このコーティングは
凄いことです。
限定スペック、
というのは
数量限定発売で、
在庫がなくなり次第、
販売終了ということ。
梅雨のシーズンに
売り切るという作戦が
見え隠れしますが……
コロナ禍で
焦らなくとも
手に入るかも
しれません。
これは、サインペンの
インクすら
弾いてしまう性能の
実験結果です。
https://t.co/bz6NB3EFMG?amp=1
点状に見えるのは
小さな球になった
インクです。
拭けば、
きれいさっぱり
なくなります。
スプラッシュには
水や泥を弾く以外に
スラング的な
別の意味もあります。
ゴルフでは
池ポチャのことを
「スプラッシュ!」
と言いますが、
グリーンを
大オーバーしたときに
「Splash hit !」
というときがあります。
後者は野球用語の
転用で、
特大ホームランという
意味のようです。
そんな名前のボールは
縁起が悪いと
毛嫌いするゴルファーも
いるでしょうが、
この性能に
僕は未来を感じます。
ボールに泥が
付かないという利点は、
汚れに強い耐久性の
想像させます。
コースで試さないと
わからないですが、
改めて、
報告します。
ブリヂストンスポーツの
技術力の高さは、
こういう遊び心の中で
発揮されてこそ
楽しめるのです。
タイトリスト
『T400』は
善かったです。
高弾道、やさしい。
当然、飛ぶ。
ショートアイアンの
バックスピン性能が
なかなかでした。
打つ前に、『T400』は
ぶっ飛び系アイアンの
歴史を変えるほど
良い出来だと、
ある人が言っていて、
期待しながら
打ちましたが、
素晴らしかったです。
トップを競います。
フェースが長い
アイアンが好きなら
1番手かもしれません。
本日、Golf Planet が
4000号になりました。
3000号のときは、
記念イベントで
リレーゴルフなどを
開催して、
大いに盛り上がりました。
今回は、今のところ、
何も予定していません。
特に理由はないのですが、
まあ、騒がずに、
静かに祝えば十分、
ということです。
個人で発行している
メルマガで、
4000号に
到達しているのは、
Golf Planet だけです。
日本一のメルマガは、
まだまだ続きます。
(たぶん)
明後日、24日が
僕の誕生日なので、
発行を、そこに
合わせるという
という技も
考えましたが、
やり過ぎかなぁ、
と考えて、
未調整で
本日になりました。
率直な感想として、
誕生日プレゼント、
みたいな感じです。
4000号は、
贈り物のようで、
達成感というより、
じんわりした
充実感がある、
という感じです。
あっ!!
誕生日と
4000号達成記念の
プレゼントとして、
お祝いの品や
現金、商品券、等々を
贈りたいという方々。
大歓迎です!
謹んで承ります。
ご連絡をください。
(ちなみに、
某メーカー様からは
既に届いています)
全てに感謝して、
あーざす<(_ _)>
スコッティ・キャメロン
『SPECIAL SELECT
パター デルマー』は
すこぶる良かったです。
ずいぶん前ですが、
デルマーを
使っていた時期も
ありましたから、
懐かしさも
感じます。
スコスコ入りました。
生粋のL字使いの
自らを呪うほどに
結果が出るという
皮肉に……
構えやすいし、
ミスヒットにも
強いし、
お見事でした。
パットを終えて、
グリーンから振り返って
山桜と萌える木々。
春ゴルフだからこそ、
というシーンです。
前の週は絶好調だった
ドライバーと
スプーンの当たりが
パタッと止まりました。
そういうことは
よくあることです。
短いストレートの
パー4。
第1打目はスプーンで
フェアウェイ右に
良い球を打って、
残り80ヤードを
ウェッジで打ちました。
受けグリーンの
傾斜が強いところに
ピンが立っていました。
手前に止めたいと
意識しすぎて、
グリーンエッジに
ボールは止まりました。
ストレートで上りの
11ヤードのパットは
良い感じで転がって
ジャストインでした。
入ったパットの
この日の最長距離が
この3打目でした。
パットの調子が
上がってくると、
一番気になるのが、
その日入った
最長距離です。
11ヤードは上出来で、
満足しつつ、
ティーのほうを
振り返ったら、
淡いシーンが……
妄想は止まりません。
パターは、
練習マットと
本番のグリーンでは
全く違う結果に
なることが
多々あります。
練習でどんなに良くとも
本番でダメなものは
合わないパターです。
数ラウンドしても
同じようにダメなら、
諦めるのも
一つの方法です。
デルマーは
L字型ではなく、
ヒールシャフト型と
呼ぶそうです。
L字型パターが
用語として
通じなくなる
可能性を考えながら、
あと数日で
誕生日が来ることを
思いだしたのでした。
「情けない話だが、
決断したのだ……」
男は静かに、
でも、
確実に興奮しながら
独白を始めました。
彼はテレワークに
なりつつも、
給与面では
コロナ禍での
マイナスは
一切ないそうです。
10万円の給付金で
親子3人分だと
30万円になります。
妻と娘が
何を買おうか、
どう使おうか、と
盛り上がっていたので
「我が家は
損害を受けていない。
よって、
申請はしません」
と宣言したそうです。
決断がそれだけなら
問題はありません。
個々の判断は
尊重されるべきです。
彼は、密かに
決断したのです。
家族には言ったが、
実際には
手続きをして
30万円をもらうと……
「クラブを
買い換えたいのだけど、
何がオススメ?」
という話でした。
クラブの
オススメだけを
聞けば良いのに、
独白になったのは、
彼の中に
親しい者を騙すという
罪悪感が
あるからでしょうか?
電話だったので、
相手がどんな顔をして
話しているのかは
わかりません。
声を聞くだけだと、
とてもワクワクして、
楽しそうでした……
予定していた
春ゴルフを
我慢した分、
浮いたお金で、
ドライバーを買う、
とか、
パターを買う、
とか、
そういう話は
いくつも聞きましたが
これからは、
こんな独白も
聞くように
なるのでしょうか。
なんとも、
複雑な気分です。
希望を
いくつか聞いて、
ドライバーは
この3本の中で、
とか、
アイアンなら、
ミズノの…… か、
タイトリストの…… か、
なんて話して、
最後にパターの
話になりました。
赤いHCの渋いヤツ、
です。
SCのSPECIAL SELECT
パターの
スクウェアバック2を
オススメしました。
彼は、こういう形状を
使い続けていて、
プラス要素が
スコアアップに
貢献する推測も
話しました。
よく転がります。
ボールを
もう一押しするような
ふんわりした
強さがあります。
クランネックが
苦手な僕でも
全く気にしないで
打てるという
完成度も強烈です。
さて、彼の独白は
今はまだ未遂です。
妄想に過ぎません。
結局、家族を
騙すことはできず、
クラブは
変わらずという
オチが理想的だと
思いました。
クラブ選びは
妄想している段階が
最も幸せな時間で、
新調してからも
その時間が延びたり、
何倍も
充実したりするのは
レアケースです。
多くのクラブ選びは
冷静に採点すると、
合格点を超える例は
半分程度です。
(贔屓目に見て)
スコアアップしない
クラブチェンジは、
失敗なのです。
(原則として)
最後に、
僕の場合は、
実際にコロナ禍で
マイナスが発生し、
既にその額は
10万円を超えています。
被害があるケースの
多くは、
10万円では
足りないのが現実です。
2020年春は
ゆっくりと
過ぎて行きます。
インコースから出れば
9番ホールが
最終ホールです。
「やっと終わる」
と思うときもあれば、
「もう終わりか」
と思うときも
あるわけです。
この日は、
後者でした。
エースドライバーの
ミズノ『GX』が
2020年の新しい
ドライバーの試打で
更新していた
最長距離を
“わたしを忘れないで”
と言わんばかりに
再更新したのです。
ドライバーを打つのが
楽しくて、楽しくて、
というラウンドでした。
前の組がいて
待ち時間がありました。
感謝を込めながら
ヘッドをタオルで
磨きました。
普段より輝いて
見えたヘッドに
空と雲が見えました。
快晴の空に
雲一つ……
思わずカメラを
向けたシーンです。
ヘッドの
向こう側を見ると
芝生の色づきに
初夏の空気すら
感じるシーンに
なりました……
この山桜は
電子書籍の
『ゴルフプラネット』の
表紙にも登場した
山桜です。
グリーンからティーを
振り返って、
見上げると見えます。
ゴルフをしない友人に
コンペのカメラマンを
お願いしたときに、
このアングルを
とらえていました。
パラダイムシフトでした。
振り返らなければ
見られない風景を
ゴルファーは
見逃しがちです。
それ以降、
振り返ったり、
遠くを確認したり、
色々なアングルを
意識するように
なったのです。
ゴルフコースの
美しさを
再確認しました。
「見て、見て。
ほら、ここから
撮ってよ」
愛妻が言ったのです。
山桜は肉眼で見て
愛でるもので、
画像になると
みすぼらしくて
残念だと言われます。
満開を過ぎて
花の雨を降らせる
大きな山桜は、
僕には残念ではなく、
誇らしげに見えます。
ホームホールの
(18番ホールの別称)
ティーの横に
この木はあります。
昨年、周辺の大木を
切ってしまったので
孤高な感じが
強調されました。
9番ホール。
パー5。
鏡のようなヘッドの
エースドライバーは
なかなかの当たりで
残り210ヤード、
打ち上げの2打目を
打てるところまで
飛ばしてくれました。
ピンは左手前の
バンカーに
かぶるような位置で
左端の超手前です。
スプーンで
右の花道を狙って
打ちました。
目が覚めるような
スーパーショットで
きれいなハイドロー。
ボールは
ピンに向かって
曲がっていきました。
乗るかも、と
期待しましたが、
バンカーの土手に
当たって、
出かけたのですが、
ボールは
バンカー内に
転がり戻りました。
バンカーショットは
得意なものの
一つです。
見たことがない
ピンの位置でした。
強烈な傾斜面に
ピンがあったので
強いて、
手前に止めて、
上りの
ストレートラインを
打つのだと決めて
ショットしました。
ピンまで1ヤード
というところまで
ボールは行きましたが、
傾斜で戻って
残り3ヤード。
自信満々に打ったのに
カップをかすって
40センチ
オーバーしました。
外れた、と
ガックリした瞬間……
急傾斜で、ボールが
カップに向かって、
トロトロと
ゆっくり転がり
始めたのです。
「キター!!」
と声が出ました。
ホールに真っ直ぐ
転がっていくので、
入るのを確信しました。
完璧な裏口入学です。
なのに、なのに、なのに、
信じられないのですが、
ホールの手前、
1インチで、
ボールが斜め45度に
コテッという感じで
曲がって、
カップの横5ミリに
止まったのです。
たぶん、バンカーから
出た小石があって
それに当たったのだと
思うのですけど、
大笑いしたパーでした。
強すぎ過ぎる斜面に
カップを切ると
ボールが止まらずに
こんなのは
ゴルフではない!
と怒り出す人も
出現する
大事件になります。
邪道ですが、
この日は夫婦で
涙が出るぐらい
大笑いしました。
春のある日。
夫婦でゴルフができる
幸せを噛みしめつつ、
大笑いしながら
ホールアウトする
ゴルフがあっても、
良いじゃない、と
思うのもロマンです。
4/17発売の
スコッティ・キャメロン
『SPECIAL SELECT
パター』の
もう一本です。
8種類が
発売されます。
デルマーと、
この
スクエアバック2
です。
四角いミッドマレット。
この形も、
けっこう好きです。
画像になると
横幅が目立ちませんが、
肉眼で見ると、
もっと太いのです。
スコッティ・キャメロンの
パターは、
美しいです。
目の保養になります。
それぞれの直線の
バランス。
面取の丁寧さ。
高さのコントラスト。
使用目的ではなく、
観賞用に集める
コレクターが
いるのも、
少しだけわかる気がします。
僕はクランクネックが
好きになれませんが、
このパターは
構えたときに
入りそうに感じました。
パターマットでも
まだボールを
打っていません。
楽しみは、
できるだけ後から……
好物は
最後に食べるタイプです。
デブに多いそうです。
貧打なパットに
悩んでいるからこそ、
2020年春は
スペシャルに
楽しみたいです。
L字のパターを
封印してから
早くも2年……
市場では
ほとんど
見かけなくなった
L字パターが……
あぁ、デルマーです。
4/17発売です。
スコッティ・キャメロン
『SPECIAL SELECT
パター』は、
ツアー選手に
供給しているパターから
改めて得た
インスピレーションで
デザインされた
新しいシリーズです。
シンプルです。
タイムレスデザインと
いう説明に
「やるなぁ」と
感心しました。
古いとか、
新しいとか、
関係ないのです。
良いモノは、
良いのです。
たぶん……
打つのが怖いです。
もし、ポコポコと
パットが入ったら、
どうしたら良いか?
わからなくなることは
恐怖です。
色々とテストして、
報告したいと思います。
本音で書くと、
構えただけで
ピッタとしました。
生来のL字使いの
血が騒ぐのです。
久しぶりの感覚は、
元カノと再会したときと
似ているようです。
都合の良い想像をして
ドキドキするのは
男子だけで、
元カノは
案外とさっぱりして、
温度差に
結露が出ることも
しばしばあるとか……
余計なことを
考えずに、
頑張ります。
タイトリスト
『T400』アイアンです。
4/10に
既に発売されています。
やっと現物を見ました。
タイトリスト初の
7番アイアンの
ロフト26度……
ぶっ飛びアイアンです。
中空構造、
極薄フェース、
最先端です。
ぱっと見で
面白かったのは
ソールです。
段差があります。
ハイブリッド風……
という感じです。
ネックからフェースが
少し離れています。
打ってみないと
わかりませんが、
フェース中央に
芯があるのか?
ネック寄りに
芯があるのか?
その辺りが
このアイアンの
評価の分かれ目に
なるのかも、
と推測しています。
タイトリストが
商品化すれば、
それは
スタンダードに
なるというのが、
グローバルな
セオリーです。
ぶっ飛びアイアンは
ある意味で、
今年が元年ということに
なるのかもしれません。
2019年までのものは、
エピソードゼロみたいな
感じだと考えると、
物語のバランスが
整います。
さて、コースに
持ち込むにしても、
忖度するのがお利口な
風潮の中で、
非国民と後ろ指を
挿されるのは、
メーカーさんも
望まないことです。
クローズしている
コースも
メンテナンスは
欠かせないのです。
そこにお邪魔して
一人で……
贅沢な試打を
妄想したりします。
タイトリストは
4/17に
新しく
『スコッティ・キャメロン
SPECIAL SELECT パター』
を発売します。
それも明日以降、
紹介します。
いつもお世話に
なっているコースは
山桜の名所だと
勝手に思っています。
シンボルツリー的な
山桜が複数あります。
その1つが、
元々は林の奥に
ひっそりと存在した
大きな山桜です。
画像の右で
見切れています。
ホール改造で、
グリーンを
その木の横に
作ることになって
目立つようになりました。
当初は、
その山桜も切って
グリーンにする予定が、
グリーンを小さくして
山桜を残したのです。
グリーンから見ると
こんな感じです。
今年は今までの中で
最も美しく、
盛大に咲きました。
冒頭の画像は、
花吹雪が舞う
誰もいないグリーンを
撮ったときに、
偶然写り込んだ
『初燕』です。
画面中央に
羽を広げて飛んで
いるのです。
今日から、
世の中の無意識に
忖度させられる
嫌な空気から
一瞬でも
逃れられるように
祈りを込めて、
『妄想ゴルフ日記』を
始めることにしました。
最初は、早咲きの
大好きな山桜の
花吹雪を見ながら、
今年は素晴らしかった、
とカメラを向けたら
燕が写っていて
ラッキーだった、
という夢のような
妄想ゴルフなお話です。
グリーンの小さな
難攻不落のパー5。
ドライバーは
過去最高の位置まで
飛んで、
2オン待ちして
後ろの組を
イライラさせた後
(多くのゴルファーが
来場していたので)、
スプーンの
フルショットでは
少し大きめなので
短めにグリップして
スーパーショットを
放ちました。
ストレート高弾道。
ピンに向かって
飛んでいきましたが、
グリーンの手前の
土手の斜面に着弾して、
そのまま止まりました。
グリーンの外2ヤード。
エッジからは12ヤード。
迷わずパターで、
イーグルショット!
カップをかすって
1ヤードオーバー。
それを難なく決めて
「4」で上がりました。
難攻不落なパー5での
バーディ率は
過去3年で年間6%。
ラッキーでした。
素晴らしいシーンと
良いストロークが
続いたことに
感謝したのです。
ちなみに、
最大の理由は
新しい『TOUR B X』の
飛距離性能を
引き出す方法を
理解しつつあること。
そういう道具を
出逢えたことにも
感謝です。
テーラーメイドの
“TOUR RESPONSE”
ボールです。
昨日のボールの
姉妹ボール的な
上位機種に
なるようです。
3月発売なので、
もう売っています。
“SOFT RESPONSE”より
少し高くなって、
ダースで
4千円前後です。
コースで打ってきました。
これも良いショットで、
気持ちが良かったです。
■飛距離・・・ Aー
飛びます。
飛距離だけだと
“SOFT RESPONSE”
のほうが飛びます。
(ミドルアイアンで
2ヤードぐらい)
ツアーボールとして
十分な飛距離です。
■スピン・・・ A
ウレタンカバーの
スピンを味わえます。
ミドルアイアンで
硬めのグリーンでも
その場に止まります。
ショートゲームでも
効きます。
■打音打感・・・ Aー
小気味の良い単音で
高音です。
柔らかいですが、
カッチとした感触も
含んでいる打感です。
個人的には
パットのときの
高音の音質が
快感でした。
(好き嫌いの範疇)
■その他・・・ A
白の発色も良いです。
ツアーボールでは
安価です。
でも、高性能です。
僕のヘッドスピードでも
(40m/秒)
高機能を発揮します。
いわゆる第3の
ツアーボールが
ライバルかと
思う人が多いと
思います。
それどころではなく、
普通のツアーボールと
戦えます。
繊細なゴルフを
ツアーボールで
やりたいという
ゴルファーに
オススメです。
月並みですが、
良いボールです。
本格的な
ツアーボールとして
試してみて欲しいです。
テーラーメイドの
“SOFT RESPONSE”
ボールです。
先月発売なので、
もう売っています。
なんと、ダースで
3千円前後です。
コースで打ってきました。
■飛距離・・・ A
飛びます。
トップレベルです。
真面目に驚きました。
■スピン・・・ B+
十分にききます。
ミドルアイアンで
硬めのグリーンでも
1ピンぐらいで
止まります。
■打音打感・・・ Aー
小気味の良い単音で
高音ですが、
柔らかい打感です。
個人的には
パットのときに
柔らかさが
勝つ気がしました。
(好き嫌いの範疇)
■その他・・・ Aー
耐久性も良いです。
白の発色も良いです。
コストを考えたら
素晴らしいボールです。
この2倍の値段なのに
勝てないボールが
市場にいくつもあります。
台湾製なのですが、
台湾企業の技術力というか、
底力を感じました。
安価で一般向け、
という分野のボールで
ブリヂストンスポーツの
“スパー ストレート”が
一番だと
評価してきましたが、
それと競い合えます。
項目によっては
“SOFT RESPONSE”が
勝っていると思います。
期待を
していませんでしたが、
良い意味で
裏切られました。
安いので、
気軽に
試してみて欲しいです。
(明日のブログを
見てから)