カートをどこに止めるか?
ということでも、ゴルファーは色々と評価を受ける。
ホール内のフリーな場所であれば
個々の工夫は概ね歓迎されるものであるが、
カートストップの表示があるところで
自分の事情だけで最短距離や止めやすい場所に
止めるケースを工夫とは呼ばない。
危険があったり、なんらかの問題があるから
カート停止位置は指定されているのである。
ごくまれに、カート停止位置よりも
安全的にも進行的にも、別の場所がベターなときがある。
そういう場所に止める際、私は周囲を見渡してしまう。
違反は違反であり、悪法でも従ってこそゴルファーだと
亡き祖父の声が聞こえる気がするからだ。
結局、よほど知っているコースで、
周囲の組が知り合いの場合以外は、カート停止位置に
カートを止めることになる。
私の行為を見習って、カート停止位置違反をして、
挙げ句に自分の都合で繰り返すようなきっかけになることを
恐れるからだ。
そんなことまで…… と呆れる人もいるが、
そういうところこそ、ゴルフの神様は見ているものだと
私は過去の体験で痛いほど知っているのである。