ティーの横にシロガネヨシが群生していました。
シロガネヨシは、オブジェという感じの飾り、
もしくは、ホール間のアクセントで楽しみたいです
昔は、このコースでも、プレーエリアに
ラフとかにも障害物としてシロガネヨシが生えていました
このコースだけでなく、関東にはそういうケースが
けっこうあったのです。
しかし、このシロガネヨシは葉がノコギリのように
鋭い部分があって、素手だと血が出るぐらいに深い傷を
負ってしまうことがあったそうです
ボールを取ろうとして手を突っ込んだら怪我……
ということを防ぐ意味もあったのでしょう。
徐々にプレーエリアのシロガネヨシはなくなりました。
詳しくは知りませんが、株分けすれば
どんどん増やせるそうです。
飾りとして、増やすのに大賛成です
残念ながら関東が限界で、
以北になると冬を越せないで枯れてしまうことが
多いので関東以南でしか
見ることができないという情報もいただきました
この季節のシロガネヨシは
本当に趣があって良いですね
ホールを攻略することもゴルフの楽しみです
平面図であるレイアウトを現実の立体として認知して
自分の持ち札を切って、少ない枚数でゴールするのは
ゴルフというゲームの本質でもあります
物語でいえば、ボール打つゲームは
メインになる根幹で、
もちろん、それだけで十分に満足できるものですが……
私はコースに行くと、メインの物語を堪能するのは
当たり前だとたっぷりとさせてもらいますが、
色々な演出や様々な背景なんかも
気になって、気になってしかたがないのです
私は特に背景が好きです。
『なんの話?』と混乱するかもしれません。
この画像で説明しましょう。
池越えのホールです。バンカーも配置されて
なかなか渋い仕掛けもあります。
それが、レイアウトを見てわかる本筋です
現実には、左側は谷のようになっていく地形で
後方には小山があります。
小山は右側に向かって連なっていきます。
風が抜けやすいホールですし、
右から左への大きな傾斜の中にあるホールです。
私がいう背景というのは、それなのです
レイアウト図には出てこないのですけど、
確実に物語に影響する背景があるのです。
私はそういう背景までも読み解くように
ゴルフをするのが大好きなのです
「ススキというより、葦だね」
と一緒にプレーした先輩は呟きました。
コースでは所々でパンパスグラスが穂をなびかせていました。
葦という文字は「あし」とも「よし」とも読みますが、
先輩はゴルフコースでは「よし」だろうと言いました。
悪しに繋がる発音を嫌って、良しと発音し出した歴史は
現代でも、性善説が前提のゴルフシーンには
ピッタリと合うのかもしれないと思ったのでした
パンパスグラスは外来種ですが、
シロガネヨシという和名もあります。
インランドリンクスと分類されるゴルフコースには
本当にしっくりとする植物です。
この季節、彼らは凛と立ち、風を見せてくれます
深まる秋は始まる冬でもあります
外来種であっても、日本人の情緒を刺激するのは
ゴルフがそうであるように季節という自然の様を
意識されるからではないかと思うのです。
雪の降る地方ではコースがクローズする季節がきました。
できないことを考えれば、プレーできるだけで
十分に幸せであり、それ以外に望むのは贅沢だと
謙虚に思えるこの季節です
このコース、グリーンだけでなく、
フェアウェイとティーインググランドが洋芝です
ラフは色々な芝生が混じっていますが、
野芝や高麗芝の部分もあります。
それがいきなり黄色くなりっていました
いやぁ~、いきなり冬シーズン仕様になりますね。
春の芝生が緑になるのも
一気になる感じがしますけれど
冬はよりドラマチックな感じがします
あぁ、間に合わなかった、みたいな……
曇天の下、枯れていく芝生という1枚は、
まさに今の季節を切り取った感じです。
そういえば、鉛で封印したドライバーは
まあまあイイ感じでした。
凄く飛んだホールもあり、
新たな課題と安心が交錯した1日でした
次のラウンドは来週の予定ですけど、
そのときは、完璧に近い結果を出せるでしょう。
プレーに関係のない場所でしたが……
大きな檻型の罠がありました。
罠だとは思わず、なんだろうか、と思ってみていたら
長野の山奥で数年暮らした経験がある弟が
「罠だよ。クマ用のを見たことがあるけど、
構造が同じだから」と言うのです
ゴルフ場は野生動物の被害をたくさん受けていて
猪を防ぐための防護柵なんかはよく見かけます。
それでも、駆除するのには複雑な申請があったりして
大変だというような話をよく聞きますので、
罠ってこたぁないだろうと、考えました。
確認したところ。
猪用の罠でした
あとで調べてみたら、このエリアは猪を猟銃で撃っても
罠で捕らえても大丈夫(厳密にはちゃんと申請すれば)だと
いうことを知りました。
米国ではバンカーのことをサンドトラップといったりします。
ゴルフ場には罠がいっぱいあるという意識はありましたけど、
現実に罠を見ると…… ちょっと複雑な気分になりました
昨日はラウンドでした。
曇天で時折小雨
この画像はハーフターンの時ですが、
道路には水溜まりがあります
昨日はメール対応が全くできませんでした。
メールをいただいた方には、このブログアップ後に
返信をしますのでよろしくお願いします
というのは、自分でも信じられないぐらいに疲れてしまって
バタンキュー(古~い表現)だったのです
気温が20℃を切り、かつ、午後からは強い風が吹きました。
半袖でプレーは辛うじてできましたが、
何度かウィンドブレーカーを着ました。
気温が低く、風があるプレーは疲れます。
特に、シーズン最初のラウンドはズシンときます。
まさに昨日がそれでした……
さあ、昨日の分まで今日は頑張りましょう!
再びミケルソンのパターです。
(今回の画像は、某ショップのHPから拝借しました )
疑問に思っている人が多いようですが……
このパターを私が使うか? ということです。
ハッキリと断言しましょう。
余程のことがない限り使わないと思います
このパター、思いっきり良い点はヘッド重量です。
325gあるそうです。
(ネックが太いのは重量アップの手段かもしれません)
L字のフランジが小さいパターは
その構造上、ヘッド重量が軽いものが多いのです。
325gは立派です。
タングステンが入っているようなので
重心がフェース寄りになると予想されます。
芯が小さくなる分、前掛かりで難しくなりますが、
上手に使えばそれは武器になります。
芯を食ったときの転がりは相当イイ感じだと期待できます
形状はクラシック。
フランジ(後方の膨らみ)の丸さが
どの程度作り込まれてくるか?
この手のパターでは、気になるところです。
いずれにしても、形状は文句なしです。
問題はサイトラインです
通常このようなフランジのパターのサイトラインは
フェースの上のトップエッジだけで、後方にはつけません。
これは、段差があるので、構え方によっては
線が2重になってしまうからです。
上から見れば一直線でも、
斜めから見れば上下は平行線になります。
私は、サイトラインは短い方が好きです。
現在使用しているパターも途中までしかサイトラインがありません。
コレは個人の趣味で、機能としては線が重なるようにすれば
同じ位置関係になるから良いという利点です
使わなくとも、じっくりと手にとって観察したい1本です
本日のGolf Planet で取り上げたパターの画像です。
(米国キャロウェイのHPから拝借 )
米国の情報では、34inと35inと書かれていますが、
業者は33inの予約も受けています。
この辺りは米国はアバウトですので、
たぶん長さは3つあるのでしょう
値段も色々です。
高いところは4万円台、安いところは2万円台……
あり得ないことが起きるのが、
こういうパターの面白さでもあります
Golf Planet にも書きましたが、
限定2500本というのは限定とはいえないほど大量です。
ミケルソンの人気が差ほど高くない日本で
どのくらい売れるのかは疑問ですけど、
私の知り合いはオークションで儲けられると
結構な本数を確保しているそうです。
捕らぬタヌキのなんとやら、とならないことを祈ります
ヘッドだけでなく、グリップの下にも鉛を巻きました。
これは重量は増えますが、カウンターバランスで
ヘッドを軽く感じさせる効果があります。
私の場合は、半ば本気でドクロの呪いを封印しようと
祈りを込めて鉛を巻きました
このグリップの下の鉛巻きは
私はよくやっているので、見慣れている人は
またやっている、という感じでスルーです
たぶんですけど……
次のラウンドからドライバーは普通に打てるようになります。
その結果、R9に負けると判断したらR9に戻そうと思います
よって、ここ数ラウンドは、
このドライバーにとって勝負になるわけです
期待通りに働いてくれることを祈っております
鉛をヘッドに張った様子です
自慢できるものではありませんが、
質問が来るので公開です。
私は鉛をどこに張ると、
球筋にどのように影響するということについて
おまじないのようなものだと考えています。
それよりも、シャフトに与える影響のほうが
何倍も大きいと経験的に知っているからです
ドクロのシャフトの呪いを解く意味で
鉛の効果は絶大でした
予想通り敏感なシャフトのようで
ちょっと効きすぎていると思えるような現象が出ます。
徐々に減らしていきながら適当なところを探ろうと
考えております。
(すでに、最初の段階より2gは減らしました)
某有名企業のゴルフショッピングのネット上の宣伝の一部
以前、同じ企業のオークションの宣伝で
パーシモンヘッドの画像が並んでいるのを紹介して、
ゴルフをしない人が作ると、こういう馬鹿げたものが
制作されると避難しました
作る人間だけでなく、チェックする役割の人間もいるはずで
この企業が、ゴルフを単なる食い物にしようと
考えているのだという証拠になるとウンザリしました
(ブログで紹介して、すぐに出なくなったのは偶然か?)
さて、今回の素材も動く素材で、
ゴルファーが打ったボールが高く空に舞い上がり、
商品の紹介になるのですが……
もっと、マシなスイング素材はなかったのだろうか、と
誰も思いそうな酷いスイングなのです。
1シーンを切り取るとその辺な感じは
わかりにくいかもしれませんけど、
足の部分のグニャリ感が動くと全編に出ているのです
まあ、変な宣伝で気を惹こうとする狙いなのか、と
深読みをしないでもないですが、
ゴルファーをバカにしていると思えなくもない宣伝素材だと
ちょっとムッとしたりしました
テーラーメイドのドライバーは麻薬だと
私の仲間内では合言葉になっております
理由は簡単です。
飛ぶと言うことにかんして群を抜いた性能を持っているからで
一度使ったら、手放せなくなる可能性が高いからです。
数日前の記事で、R9が一番飛ぶ、と書いたところ、
たくさんのメールをもらいました
正直に書くと理由とかはよくわかりませんが、
現実にそうであるのは間違いありません。
ポジションはRです。
一番右に飛ぶポジションは、フェース角がオープンになり、
ロフトも立ちます。
米国市場のものとは思えないほど
R9にかんしてはシャフトが軟らかいので
通常ではつかまらないようなスペックでも
シャフトが仕事をしてくれます
結果として、この辺りの味付けも
できるだけ多くのタイプのゴルファーに
満足してもらえることを前提としているテーラーメイドの
心意気を感じたりします
そこがラフであろうと、バンカーであろうと、
見えないところに打ったボールが見つかると
本当に嬉しくなります
『待っていてくれて。ありがと~』
と言う具合です。
そういうボールは健気で、愛おしい気持ちにさせます。
残念ながら、そういうボールに限って
長く使ってやろうと思っているのに
サヨナラするシーンが唐突に来るのは
ゴルフの神様が嫉妬をするからなのでしょうか……
主催コンペの時は、朝イチの先頭スタートで
コースにはボールがたくさん落ちていました。
一緒の組の方は、喜んで拾っていましたが、
同じくらいの数のボールが池や林の奥に消えて
人生の平等について深く考えさせられたのでした
落ち葉の季節が来ていますが、
ボールが見つかる幸運を最も感じることができる季節です。
感謝しまくりましょう
自分のスイングを動画に撮って分析をしていました
元々は、スイングのタイミングを確認するためのものでしたが、
動画を撮っていることで少し緊張して、
コースと同じくらいのテンションで打てたことで
かなり詳細な分析をする絶好のチャンスとなりました
とはいえ、2週間ぐらい前のものです。
1コマずつ見られるソフトで見ていると
客観視がしやすくなります。
レンズの能力や特性で、歪みがあるので
裸眼で見るのと違うケースもあることさえ理解していれば
自分自身をコーチすることが可能です。
この上のコマで、あらら、と発見しました
ここ最近の不調の原因を見つけてしまいました。
当たり前になっている基礎は
時々点検しないと緩んだり、ずれたりすることがあります。
まさに、ドンピシャ、です
自分だからこそ、このコマでわかるのですが、
他人だとトップの映像で結果としてわかるものだと思います。
(私の場合、このコマの時点で入っていないので
トップで不足する結果になるということです)
次の練習が楽しみになってきました
もちろん、来週に予定しているラウンドも楽しみです
セピアな画像で紹介してみました。
黒いヘッドのドライバーが3つ並んで……
団子三兄弟です
左から、R9、ツアーバーナー、9064SLです。
この3つを打ち比べてみると、
一番飛ぶのはR9のようです
結局、ポジションはRで落ち着いた矢先だったんですけどね。
(最もオープンなポジションは、ロフトも立つのでGoodでした)
テーラーメイドのヘッドは、こうしてみると三角形ですね。
先日、知ったかぶっている人がR9を見て、
「洋梨型は攻撃的で良いですね」
と同意を求めてきて、閉口しました
洋梨も色々ですが、昔は馬面と呼んだ形状で
パーシモンの頃は方向性重視で非力な人が使用するものでした。
(米国では、大量生産に対応するためにこの形が主流になった)
もちろん、R9は洋梨型ではありません。
9064SLは、形状としても先祖返りで丸形です。
形だけで選ぶのなら、100%コレで決まりなんですけどね
まあ、3本ともドライバーとしては素晴らしいクラブです。
普通に見れば差がないような団子状態でしょう……
でも、全然違うともいえるところが、ゴルフの奥深さです