土曜日のコースで
衝撃を受けたのが
このホールです。
常連さんであれば
一目でわかります。
いつもお世話に
なっているコースの
4番ホール。
ティから見て
ビックリしました。
フェアウェイ中央の
山桜の大木が
なくなっていました。
これは昨年の夏。
春の花の時期に
ほとんど花が咲かずに、
この画像でも
繁っているはずの葉が
芽吹いてもいない枝が
たくさんあります。
つまり、寿命が来て
やばい状態に
なっていたのです。
プレー中に
大木が倒れて
人が下敷きになる事故は
珍しいですが
あり得る事故です。
倒れる可能性があるのに
放置していた、
ということになると
コースの責任になるので
こういうケースでは
早々に切り倒すのが
ゴルフコース管理の
セオリーです。
昨年、コースの社長が
シンボルツリーの
1本だけれど
諦めるしかないかも、
と話していましたが、
実行されたようです。
愛妻は、セカンドで
打ったボールが
かなりの確率で
この木に当たるので、
なくなったことで
平均スコアが良くなる、
と思ったりしました。
僕も加齢で
年々ボールが
低くなっていて、
木を超してグリーンに
届かせるのが
辛いときがあるので、
助かる部分もあります。
コース設計の学問的な
セオリーでは
プレーラインを
完全に塞ぐように
大きな樹木を配置するのは
タブーだとされて’います。
最低限でも
片側の空間を空けるのが
設計上の正しい処置だと
いうことになっています。
日本庭園のようなコースで
世界的な大会を開催するとき、
プレーラインに立っている
大きな盆栽のような
樹木を切るように
指示されるのは
その考え方が
ゴルフコースの設計論の
セオリーになっているからです。
この4番ホールも
そういう知識がある人が
プレーすると
「あのホールはちょっと」
ということに
なっていました。
僕も最初にプレーした
十数年前には同じように
思いましたが、
短い距離のホールであり、
ウェッジで
セカンドを打てれば、
木を超えるので
特例として面白いと
考えるようになっていました。
何よりも
大きな山桜が
満開に咲くシーンは
荘厳で、神々しくて、
大好きだったのです。
たぶん、代わりの木を
植えるのだと思います。
コースは生き物です。
どんどん変わるのです。
2025年からは
新しいホールとして
思い出を更新していくのが
正解なのでしょう。
ビックリしましたが、
まあ、しかたがないこと。
これからの4番に
注目したいと思います。
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早く春に。それも、長い春に、ならないかなぁ、と思います(笑)