北の旅人

旅行や、ちょっといい話などを。そして、時には言いたいことを、ひとこと。

1956-「14歳の心象風景」<45>

2010-02-16 19:40:21 | Weblog

<詩> 


 静寂な夜

(O・T)

夜もふけてあたり一帯が

しずまりかえっている

時計の音だけが大きくきこえる

僕は机に向かって勉強しているのだ

どこかで犬の遠吠えがする

もう11時頃だなあと思いながら

僕は勉強している



 試験

  (H・T)

試験の答案がくばられた

机の上にあがっている答案を見ると

胸が「ドキドキ」する

先生が「始め」と云った時

あわててやり始めた

答えを書こうとしても

なかなか思いださない

時間は一刻一刻過ぎて行く

やっと思い出した時

もう皆は出来ているようだ

私もあわててした