<詩>
祝賀式
(R・K)
さんさんと
マド辺にふりそそぐ
朝の太陽―
「君が代は千代に八千代に…」
歌声は
高くなり又低くなり
講堂いっぱいにひびき渡る
苦しかったことや
楽しかったことが
歌声とともに
胸になつかしく思い出され
また消えてゆく
゛今年もしっかりやるぞ゛
愛の手
(G・S)
愛の手は私の母の右左の手
愛の手は一家の光の右左の手
なんぎもする手
だいじな手
それなのに母だけが がさがさな手
ちょっと母と私の手を比べれば
母の苦労が しわとなって現れる
母の手 母の手 愛の手だ