<詩>
さむい日の午後
(Y・M)
つめたい風がふいている
とり小屋のなかには鶏が
みんないっしょに かたまっている
どのとりも目をとじている
一羽の鳥がうごくと
みんな目をひらく
ぼくがそっとのぞくと
「こけっこう」とないた
さむい日の午後だった
春よ来い
(N・E)
春、春はもう目の前に
来ている様だ
野も、山も、道も、まだ、
雪は積もっているが
私の心も春を呼んでいるのだ
小さい子供は春になると
ふきのとうや、たんぽぽで
おままごと
日のあたるえん側で
おままごと
あぁ、早く雪が解けて
春よ来い
春は私の希望の
めばえ