青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

2009.5.4 湖北恩施 白いレンゲソウ 8

2011-02-23 16:27:57 | 湖北 恩施 長江ほか



(第8回)


↓森を抜けると畑に出ました。西側の峪と林をぐるっと迂回して、最初の断崖の下に向かいます。





↓しばらくの間、広々とした畑の中の道が続きます。ちなみに、菜の花はとっくに終わっています。





↓茶の新葉を取り入れしているお婆さん。カメラを向けると、摘み取ったばかりの新茶を小皿に入れて、ポーズを取ってくれました。





↓こちらは間違いなくヒメウラナミジャノメ。ただし、通常日本産とは別種のYpthima zodiaとされます。日本産とは違って、春型(冬型?)の裏面が、濃い茶色部分と白い部分の“雲状”を呈します(ただし生殖器の構造は日本産と寸分も変わりません)。





↓畑の脇のゲンゲ群落は、やはり白花ばかり。





↓と思っていたら、赤花の群落(と言うには少し貧弱ですが)も見つけました。





↓いかにも頼りなさそうに咲いています。





↓白花との違いは、ガク筒の遊離鋸歯が短いこと。







↓こちらは白花。鋸歯は著しく長くガク筒の本体の長さとほぼ同長です。個々の小花も、やや頑健なイメージがあります(特にこの個体では、花弁の背が外側に巻いているので、著しく角ばって感じる)。





↓赤花の若い果実は細長く、無毛。





↓果実の形状は赤花と同じですが、白花の若い果実には、白い軟毛を密生しています。





コメント
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