野生アジサイ探索記(下2f)2石垣島・西表島【ヤエヤマコンテリギ】2011年5月2日~5月5日
以下、石垣島(オモト岳)のヤエヤマコンテリギ。標高200m辺りから山頂にかけて見られます。
最後に、石垣島(オモト岳)と西表島(カンピレーの滝/テドゥ山)のヤエヤマコンテリギを紹介しておきます。伊平屋島のトカラアジサイに比べて、葉が極めて厚く革質、まるで照葉樹の葉を思わせます。オモト岳山頂付近では、葉が著しく小さな株も。台湾産や中国大陸産カラコンテリギにも似ていますが、葉はより革質で、全体として三島列島黒島産のトカラアジサイと類似します(渓流沿いの株は葉が比較的大きく、山上尾根筋では小さくなることなども共通)。
以下、西表島(浦内川カンピレー滝)のヤエヤマコンテリギ。
浦内川河口
林内の渓流沿い
以下、西表島(テドゥ山)のヤエヤマコンテリギ。
下流の川岸にも僅かに生えていた。右下にコンロンカ。
山頂近くの湿地帯にて。