会報より一部分抜き出します。
親の会 報告
☀ 第228回 フレンズ親の会 参加者18名 (初参3名)
2019年10月12日 (土) ウェルパルくまもと 会議セミナー室
超大型の台風19号が心配でしたが、なんとか九州からはそれて親の会を開催することができました。小グループで開口一番「待つのがきつい!」と参加者がこぼされるのを聞き、親の会が中止にならなくて本当に良かったと思いました。
今回は、1人のお子さんのために3人で参加された家族がありました。主にその家族の方々の質問に、他の参加者が自分の親としての経験を語って応えるような会になったと思います。(今回の記録は、後継者育成のため2人でとりました。)
※この記録には、個人を特定できないように事実関係を脚色してある箇所があります。
1 進路選択、接し方、教えて下さい
ⅰ 子どもの思っていることは変わっていく
A父: 今日は父からここを教えてもらって来ました。中3の娘が約1年前から不登校です。心療内科も行ってるけど、あまり変わりません。あまり(登校に関して)言い過ぎるのも逆効果かなと思って、でも、たまに言うんですけど・・。
受験どうしようかなと考え始めていて、皆さんいろんな経験されて、今までどんな選択をし、どんな接し方をされたか教えていただければと思います。
B母: うちの場合は発達障がいがあってフリースクールで過ごしたりしてました。最初反抗的な態度があったけど、私が(本人の特性を)理解するようになったらだんだん変わってきました。
C母: うちの息子は、中2の3学期から強いストレスが溜まって学校へ行けなくなりました。
ベッドの上でうずくまって、のたうち回っているのを見て「この子壊れる」と思って、今学校に行かせるべきじゃないと思い、学校には休むときではなく、行くときに電話してもいいですかとお願いしました。中3の時「高校どうするね,母さんは学校は行かんでも」と言ったけど、子どもの中で学校の存在が大きくて、担任の先生も色々考えて下さって、とりあえず高校生の身分だけはもらえる通信制に行こうかということになりました。肩書きがないのが嫌だったみたいです。
A父: 通信制高校は、登校とか試験は?
C母: うちの子が決めた学校の入試は面接だけでした。前の日から床屋へ行って準備してたのに、当日は起きられませんでした。「行けません」と学校に伝えたら、別の日に替わりました。今度は面接当日まで黙っていて「今日が面接日」とその日に息子に伝え、車で連れて行きました。息子は車の中で暴れまくっていましたけど、面接を受けて合格しました。
D母: うちは最初「高校は行かん」と言っていたけど、11月になって友人たちから「どこ受けるとや?」と聞かれて気持ちが動きました。子どもの思っていることは変わっていくから。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます