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東証大引け、大幅反発 海外株高で高値接近も商いは低水準

2009年08月24日 | 川柳

東証大引け、大幅反発 海外株高で高値接近も商いは低水準

 24日の東京株式市場で日経平均株価は大幅反発。終値は前週末比342円85銭(3.35%)高の1万581円05銭で、取引時間中には1万591円まで上昇し、14日の年初来高値(1万597円)に急接近した。前週末の米株式相場の上昇をきっかけに幅広い銘柄に買いが入った。その後も上海総合指数などアジアの主要な株式相場の上昇が後押し、円相場の下落も好感され大幅高となった。

 米株が上昇した要因は住宅市況の回復期待。コマツや日立建機などのほか、電機や自動車など輸出関連銘柄が買われたほか、株高を背景とした資源価格上昇を受け鉱業や非鉄金属、商社なども高い。株価指数先物が大口買いで上昇幅を拡大したのを受け、ハイテクの値がさ株など指数影響度の大きい銘柄が上昇した。年初来高値を更新した銘柄は150を超え、約1カ月ぶり7月27日以来の多さとなった。

 30日の衆院選まで一週間を切り、市場では各紙世論調査を受け民主党圧勝ムードが浸透している。ただ、国内証券の情報担当者からは「(政権交代により)これまでの閉塞(へいそく)感を打破する期待はあるものの、予算成立に手間取るのではないかといった不安も大きい」として材料になりにくいとの声が出ていた。東証株価指数(TOPIX)も大幅反発。

 相場水準が上昇したものの、売買高や代金は盛り上がりに欠けた。東証1部の売買代金は概算で1兆3049億円で、7月28日の1兆2583億円以来の低水準。売買高は17億5898万株で、7月17日の16億4389万株以来約1カ月ぶりの低水準。値上がり銘柄数は1526、値下がりは109、変わらずは56銘柄だった。

 業種別TOPIX(全33業種)は、「鉱業」「非鉄金属」「電気機器」など33業種すべてが上昇した。

 個別銘柄ではトヨタやホンダ、ソニーが上昇、ファナックや京セラ、アドテストが買われ指数を押し上げた。資源高を背景に国際石開帝石や住友鉱、三井物、三菱商が上昇した。三菱UFJやみずほFGなども高い。TDKやいすゞ、丸紅などが年初来高値を付けた。半面、クレセゾンや住友不、JR西日本が下落。ニコンも安かった。

 東証2部株価指数は続伸。前週末に引き続き年初来高値を更新した。個別銘柄では大幸薬品やナラサキ、ラオックス、アインファマが上昇。半面、大研医器、岡野バ、セキドが下落した。〔NQN〕

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鳩山氏が非核三原則で「オバマ氏を説得」

2009年08月24日 | 川柳
 

【09衆院選】鳩山氏が非核三原則で「オバマ氏を説得」

2009.8.23 21:41
このニュースのトピックス:衆院選
フジテレビの「新報道2001」に出演した鳩山由紀夫・民主党代表=23日午前、東京・千代田区のグランドプリンスホテル赤坂(早坂洋祐撮影)フジテレビの「新報道2001」に出演した鳩山由紀夫・民主党代表=23日午前、東京・千代田区のグランドプリンスホテル赤坂(早坂洋祐撮影)

 民主党の鳩山由紀夫代表は23日、フジテレビの「新報道2001」やNHK、テレビ朝日の番組に出演し、非核三原則について、政権獲得後にオバマ米大統領と会談し、核を日本国内に持ち込ませないよう説得する考えを表明した。

 鳩山氏は、米軍核搭載艦船の日本通過・寄港を容認していた密約問題について、米国で調査したうえで密約の事実を国民に公表する考えを表明した。米軍普天間飛行場の移設問題については「基本的には県外、できれば国外と思っている」とした上で、大統領との会談で決着を図りたいとの意向を示した。

 「宙に浮いた」年金記録の解明については「100%(の解明)はできない」としたうえで、「証拠がなければダメというのでは、らちがあかない。ある程度の条件が満たされたら、一括的な補償で解決するしかない」と述べた。

 鳩山氏はまた、国債発行について「(今年度よりも)増やさない。増やしたら国家が持たない」と述べた。4年間は引き上げしないとした消費税については、消費税を年金の財源に充てることを踏まえ、早期に議論を始めたい考えを示した。

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金大中日記公開

2009年08月24日 | 川柳
政治
「不十分な点はあるが、人生に悔いはない」 金大中元大統領の日記公開
AUGUST 22, 2009 08:49
金大中(キム・デジュン)元大統領の最後の日記が、21日に公開された。タイトルは、今年1月7日付の日記から取った「人生は美しく、歴史は発展する」。日記の内容は、追悼公式ホームページ(condolence.kdjlibrary.org)に掲載され、小冊子でも全国の焼香所に配布された。1月1日から病状が悪化する約1ヵ月前の6月初めまで綴られた日記の一部を抜粹したものだ。

日記を貫くキーワードは「感謝」だった。85才の誕生日を迎えた1月6日、金元大統領は、「民主主義のために命をかけ、経済回復と南北和解の道を開くことに渾身の努力を傾けた一生だった。人生に不十分な点はあったが、悔いはない」と記した。5月2日付では、「生活に特に苦しみがないことが、青年時代の貧窮時代に比べれば、幸せなことだ。不幸を数えるときりがなく、幸せを数えてもきりがない。どちらを選ぶかが人生の成功と失敗を左右するだろう」と綴られている。5月20日付でも、「家の中でも車いすに乗る時があるが、良き妻がそばにいる。感謝し、甲斐のある生涯」と記された。

平素の南北関係への高い関心を反映するかのように、北朝鮮問題に関する言及も多かった。

2月20日には、「訪韓したヒラリー・クリントン米国務長官から、出国する専用機の中から電話があった…太陽政策に対する支持表明で、韓国政府と北朝鮮当局に対するメッセージの意味が込められていた。ともかく、クリントン夫妻の配慮と友情にはただ感謝するだけだ」と書かれている。

北朝鮮が核実験をした5月25日には、「実に嘆かわしい。絶対に容認してはならない」としながらも、「イラン、シリアには改善の意志を示し、北朝鮮だけ除外するバラク・オバマ米政府の未熟さが、北朝鮮の核実験の強行につながったようだ」と分析した。

慮武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の死去(5月23日)については、「身柄を拘束するとかしないとか心理的な圧迫を続けた。自殺は強要されたも同然だ」とし、検察の捜査態度を批判した。追悼の熱気の中で行なわれた告別式(5月29日)については、「現実への失望、悲しみが重なったためだろう。政府が強圧一辺倒ではいけない」と指摘した。

金元大統領側の崔敬煥(チェ・ギョンファン)秘書官は21日、定例会見で、「目がよく見えず、眼鏡も合わなくて、日記は6月4日で終わった」と伝えた。

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