2014年9月11日(20分で作詞)・・10年前だけど‥いい詩だね!!
北原ミレイの石狩挽歌のもっとルーツ編があればいいと思い、
急に作りたくなって20分くらいで作詞した。
時間をかければ・・・心情は吐露できない。
石 狩 風 歌
一、
佐渡を離れて石狩へ
明治に吹かれ、開拓へ
藩主の子孫と言ったって、食えないものの
流れびと
じいさんばあさん妻こども 明日も知れない
からっ風 身体に沁みる ひまもない
二、
明治十年 砂あらし
小樽となりの 高島へ
サムライ捨てたその日から、宮の大工に
職を変え
じいさんばあさん妻こども 明日を信じて
砂をかむ 身体ひとつに 土埃
三、
本家分家も 離散して
時代の風は 容赦なく
栄華を語る 今はない 凍れる冬も
身を寄せて
じいさんばあさん妻こども 十人分の
夢がある 身体辛いが 国のため
四、
佐渡に手を振り 高島も
祝津の村も 人が住み
平民同士の 盆踊り 越後の衆も
輪になって
じいさんばあさん妻こども 明日を叶えて
風に立つ 身体太鼓の 武者震い
五、
昭和になって 子や孫も
北海道の 風に慣れ
七夕祭りの どんど焼き 山は燃えたか
血はたぎる
じいさんばあさん 今はなく 明日に託して
祈る朝 続け日本の 歌の風