女人講中という文字が彫られている、今回の古いものは、木葉下の明和2年(1769)の子どもを抱く子安観音です。二十三夜尊や地蔵でも女人講中と刻まれたものがありました。
木葉下(あぼっけ)信号脇(県道52号線 木葉下)
明和6年(1769)と刻まれています。
飯富町(塙(はなわ)不動尊近く)
石造物群の中にあり、享和3 年(1803)と刻まれています。これは子どもを抱かない子安観音です。
牛伏公民館(牛伏町 くれふしの里古墳公園近く)
石造物群の中にあり、文政4年(1821)、牛伏村、女人講中などとあります。
水戸市岩根町(斧沼(よきぬま)の近く)
明治30年(1897)とある、比較的新しいものです。
野木神社(元吉田町2574)
享和2年(1802)の二十三夜尊で、「女人十五人ノ講中」とあります。
鯉淵町(県道40号線の旧道沿い 新津自動車近く)
宝珠を持った地蔵で、文化3年(1806)とあります。