十九夜(川又観音 川又町)
如意輪観音で、所願成就とあります。上の梵字はサという聖観音をあらわす字のようです。元禄十(元禄10年なら1697年です)まで読めますので、徳川光圀の時代に建てられたようです。
十九夜念仏(長福寺 塩崎町1135)
安永6年(1709)、寺坪講中十七人とあります。これも古い石碑です。
十九夜供養塔(満徳寺 赤尾関)
側面に文政8年(1825)とあり、大変見えにくい正面の上部にある梵字は、キリークという如意輪観音をあらわす字のようです。
十九夜観世音塔(天満天神宮 鯉淵町)
天保8年(1837)に建てられたようで、台石に蔵田坪女人講中と刻まれています。
十九夜供養塚(西福寺旧跡墓地 島田町)
如意輪観音の右側に十九夜供養塚とあります。墓地内にあるイチョウの周囲に並んだ石仏群の中にありました。