6月に水戸で見た木の花々です。
ニッケイ(クスノキ科)
乾燥させた樹皮は香料や、肉桂皮という漢方薬にもなるそうです。クスノキ、クロモジ、ゲッケイジュなど、クスノキ科の植物には香りのあるものが多いようです。吉田神社(宮内町3193-2)裏手の崖を降りる石階段近くにありました。(撮影6/1)
ボダイジュ(シナノキ科)
お寺によく植えられているようですが、その木の下で釈迦が悟ったというボダイジュはインドボダイジュ(クワ科)だそうです。栄西が間違った木を持ち帰ったという説もあるそうです。これは去年の写真です。信願寺(緑町1-2-1)にありました。(撮影H30/6/8)
マテバシイ(ブナ科)
「待てば椎になる」という語源説よりも、葉がマテガイという貝に似ているという説の方が主流のようです。同じような花を咲かせるスダジイに続いて、今はマテバシイの花盛りのようです。千波湖南岸の千波公園にありました。(撮影6/22)
アカシデ(カバノキ科)
神社で見られるしめ縄などにつける白い紙で作られる紙垂(しで)に花の形が似ているのでつけられた名前のようです。そしてアカは若芽の色からだそうです。イヌシデといっしょに、逆川緑地で咲いていました。(撮影6/23)
アメリカキササゲ(ノウゼンカズラ科)
実の形がササゲ豆に似ているのでついた名前だそうです。明治時代に日本へ入ってきたそうです。逆川緑地の、徳川光圀がつくったという漱石所跡の近くにありました。(撮影6/23)